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ただ単純な日記

娘が本日一歳を迎えました。

今のところ特に健康上問題なくすくすく育ってくれており、夫婦ともども安心しています。

娘はコロナベビーで、去年の緊急事態宣言下での出産となりました。

逆子で、昨年4月半ばより入院に。
1日たった30分、面会は決められた1人以外不可という状況。

退院が読めず、私も仕事上夜閉院間際しかお見舞いに行くことが出来ず、不安だったかと思います。

当初の予定では2wほどで退院できるとのことでしたが、お腹の張りが予想以上に改善しないこと、相変わらず逆子で戻らなかったことから入院生活はどんどん延長に。

そんなある日、急に妻から
「今日帝王切開になった」とLINE。
仕事でなかなか携帯を見る余裕がない時間帯であった為、LINE以降にも数回TELがあったが気づかず。

気づいたのが手術1h前。
職場に断りを入れ、急いで病院に向かった。

通されたのは手術室。
ギリギリ術前30分ほど前に間に合いました。

術前不安はあったと思いますが術前気丈に振る舞う妻に思ったほど私も変に心配にならなかったのは一年たった今でも覚えています。

ただし、帝王切開の手術は付き添い不可の為、手術室から出された後は変にソワソワしていました。
母子ともに無事なことをただ祈るだけ。
後々考えると出産にしてはたった1h。
でも一生にも感じる長い1hだったことは言うまでもない。

手術室奥から泣き声が聞こえ、看護師さんより妻の無事を聞いた時、力が抜けました。

妻が手術室から出てきてから30分ほどは病室でゆっくり話す機会を病院に許していただきました。病院の決まり事で出産日も1日30分しか病院内に滞在することが許されていなかったのです。
麻酔でふわふわしながらも、しっかり母親になった実感を語る妻。

なんとなく自分も父親になった事を実感しました。

娘も一時的には保育器に入りましたが、大きな病気もなく、1wで退院できました。

それからすくすく育ち、気づけば1年。

早かった。

いつの間にか1年。こんな感じでいつの間にか一緒に過ごせなくなるんだろうな、後何回こうやってすごせるのかなって思うとまだ一歳の娘にすでに寂しさを抱くのでした

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