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KRYラジオ「大人の音楽堂」:ビートルズ/レット・イット・ビー(2022.7.23OA)

「大人の音楽堂~ういろう、ひねってみました」
山口放送KRYラジオで毎週土曜日よる9時半~10時放送中!パーソナリティ山根由紀夫がリアルタイムで観た、聴いた、演奏してきた体験を生かした、洋楽中心の音楽番組です。
https://kry.co.jp/radio/otona_music/index.html

皆様、暑中お見舞いいたします。眠りが浅い山根です。今回はじめてビートルズ。ピーター・ジャクソン監督の約8時間にも及ぶ作品「GET BACK」リリースに伴い、今回はビートルズのアルバム「LET IT BE」からのセレクト。この映像作品のキャッチ・コピーは「“Get Back(復活)”を掲げて集まった4人が名盤『レット・イット・ビー』に収録された数々の名曲を生み出す歴史的瞬間や、ラスト・ライブとなった42分間の“ルーフトップ・コンサート”が史上初ノーカット完全版として甦る。解散後、半世紀を超えて明かされる衝撃の真実とは?」とあります。まさに驚きです。記録映画は何度も観ましたが、「在るとこには在る…」よくぞカメラを回していたと、熱烈なファンならずとも驚きと喜びを感じるはずです。

ビートルズのアルバムの中でもある意味異色な作品で、当時はマルチレコーディングが導入された時代で、全員揃わなくてもレコーディング出来ることもあり「ホワイトアルバム」「アビーロード」あたりはそんなレコーディングでした。4人が別々に行動することが多く、一堂に会して…というのが少なくなってバンド自体もなんとなくギクシャク…そんな中、久々に4人が集まり「せーの」的な録音がスタート。ある映画撮影スタジオでのライブ感たっぷりの曲作りとリアルな演奏シーンが魅力です。以前観たバージョンではなんとなく悲壮感みたいなものを感じましたが、それはこの演奏後に解散…それを知っていたからかもしれません。今回の作品を観て感じるのはメンバーが非常に楽しく演奏しているところです。使用する楽器もとても魅力的、Fender社のBASSⅥやツインリバーブ、エピフォン、カジノなどなど。そしてあのラストライブとなったアップル社屋上でのライブ、素晴らしいドキュメントです。すでに配信もしているので是非観てください。
 
さてこの「LET IT BE」は私が初めて買ったLPレコード。11歳になる前の小学5年生でした。テレビでこの曲のサビがオンエアされ、なぜか心が動きました。市内のレコード店へ買いに行くと、豪華な写真集が付属し、おまけでA3サイズくらいのポスターを頂きました。よく覚えています。そして毎日毎日聴いていました。それからですね。同じようにロックに興味を持つ同級生を発見?…洋楽熱がスタートしました。特別な作品です。
 
さて次回はキング・オブ・レゲエ。ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズです。お楽しみに。
 
今回オンエア
GET BACK
TWO OF US
ACROSS THE UNIVERSE
I ME MINE
LET IT BE
THE LONG AND WINDING ROAD
DIG A PONNY

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