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240. 指紋認証が通らない季節

空気の乾燥が激しいのと、先日集中的に炊事をやっていたために、指先がひどく乾いてしまった。
そうすると指の腹に皺が増えて指紋センサーから見た指紋の形が変わってしまう。

スマートフォンの指紋認証が通らない

会社から貸与されているスマートフォンは左手の指と右手の指どちらも1本ずつ指紋を登録しているが、今朝はいずれも指紋認証を通らなくなってしまった。
しかたなくパスコードを入力するわけだが、画面が小さいのでタップして入力するのは大変である。
従来から無線キーボードとBluetooth接続しているので、ためらいなく接続してパスコードを入力する。

キーボードを使うことすらも面倒くさくなったので、ハンドクリームを手に擦り込むこととした。
水仕事が多いとハンドクリームをする瞬間が訪れないのだが、平日は水仕事をすることもないので塗っておける。

会社の事務所の扉を開錠できないときもあった

以前通っていた事務所の扉は、指紋センサーで開錠する仕組みであった。
これも確か左右1本ずつ指を登録していた。

ある日、ストレスで指の腹の皮がポロポロと剥けてしまった時があった。
これも、指紋センサーから見た指紋の形が変わってしまう。
軽く当てても、強く当てても、開錠されない。
前述のスマートフォンのようにテンキーで開錠できれば良いのに、確か登録していなかったと記憶している。
すなわち、途方に暮れることがままあったということである。

ビルのカードを自分で管理しなくて良いのは非常に都合が良いのだが、このような時に困る。
いや、むしろこのような時しか困らないと言うべきか。

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