よいこのいんてぐらるりろん

子供にインテグラル理論を教えるためのメモ

クオドラント

どんなものでも４つのみかたでかんがえることができるよ
がっこうのべんきょうにたとえてみると…

こくご
わたしのきもち
ひとによってちがうことをおもっていたり、かんがえていたりするよ

しゃかい
みんなのきもちのあつまり
みんなでまもっているきまりとか、あたりまえのこと
いっしょにいるとにているけど、べつのところだとちがうかもしれないよ

りか
もののうごきかた
じっさいにどううごいているか。だれがみてもいっしょだよ

さんすう
もののしくみ
うごきにもきまりがあるよ
どこにいても、どんなものでも、おなじきまりがないかをさがしているんだ

たとえば
「いきている」ということは

こくご
うれしいたのしいだいすき

しゃかい
いやでもやらなきゃいけないこともある

りか
いきをすってはく、しんぞうがうごいている

さんすう
つながって、おおきくなる

いろいろなものを４つのみかたでかんがえてみよう

レベル

みんながあかちゃんからおおきくなってきたように
なんでもじゅんばんにおおきくなっていくよ

あかちゃんれべる
「うごきかた」や「ことば」をおぼえる

ようちえんれべる
「かちまけ」や「きまりごと」をおぼえる

しょうがくせいれべる
「ひとのきもち」や「もののしくみ」をおぼえる

おにいちゃんおねえちゃんれべる
おぼえたことをためしてみる

おとなれべる
おぼえたことをいろいろなことにつかう
むずかしいことをしてみたり
だれかをたすけたり
あたらしいものをかんがえたり

「じてんしゃ」でたとえると

あかちゃんれべる
じてんしゃがなにかわかる

ようちえんれべる
だれかにたすけてもらって、じてんしゃにのれる

しょうがくせいれべる
やくをくをまもって、ひとりでじてんしゃにのれる

おにいちゃんおねえちゃんれべる
じてんしゃにのってとおくまでいける
こわれたじてんしゃをなおせる

おとなれべる
じてんしゃでやまみちをはしったり
ジャンプしたり
じてんしゃをつくったり

なんでもすぐにできるようにはならないよ
すこしずつおおきくなっていくから、いまできることをがんばろう
すると、いつのまにかできるようになっているよ

ライン

みんながおなじようにおおきくなるのではなくて
とくいなものとにがてなものもあるよ

たとえば
「よむ」のはとくいでおにいちゃんおねえちゃんれべる
「かく」のはふつうでしょうがくせいれべる
「けいさん」はにがてでようちえんれべる
みたいなこともあるよ

とくいとにがて、できるとできないは、ひとによってかわるんだよ

ステート

ひるはおきていて、よるはねる。
ゆめをおぼえていることもあれば、ゆめをみないこともあるよね。

おきているとき
しっかりとかんがえたり、うごいたりすることができるよ

ねているとき
ゆめをみるよ
からだはねていても、あたまはおきているんだ

ぐっすりねているとき
あたまもねているから、ゆめはみないよ

おきているときとねているときのあいだでは
ぼーっとして、いろいろなことがおもいうかぶかも

じぶんがいまどんなときか、かんがえてみよう

かんがえているうちに
ぐっすりねているときのことをおぼえることができたり
おきているときよりもめがさめるときがくるかも？

タイプ

おなじできごとがあっても、みんなちがった「きもち」や「かんがえ」になるよ

みんなでしゃべりたいひともいれば、ひとりでゆっくりしたいひともいる
きもちをしってほしいひともいれば、かんがえをしってほしいひともいる
かんそうをいいたいひともいれば、いけんをいいたいひともいる

みんなおなじではなくて、ひとりひとりちがいがあるんだよ

むしゃくしゃしてやった、今は反省している。