【スロット 革命機ヴァルヴレイヴ(ヴヴヴ)】デキレ|解析|ミミズ|データ
閲覧いただきありがとうございます。ゆら(@yryr_nnn)です。
本機はもう旬が過ぎており、ある程度noteで仕組みについて詳しくご存知の方も多いと思います。
私としては旬が過ぎる前にある程度期待値稼働に繋がる要素が見つかればとは思っていましたが、有料記事にできる程の内容が見つからないまま半年近く経過してしまい、このまま寝かせるならと思い文字に起こしてみました。
ヴヴヴという機械を語る上でまず必要になってくるのが、型式試験と有利区間の仕組みについてです。
なぜ必要かというと、本機はこの厳しい制約を通過した上で4号機に匹敵するような出玉性能を兼ね備えており、言葉通り普通ではあり得ないような荒さを持つ機械が世に出回っているからです。
まずは前提知識となりますが、本機は6号機です。(当たり前)
更に言うとスマスロです。(そりゃそう)
上記2点は今後のスマスロでどんなに荒い台が出てもこの型にははまっていて、2400枚規制は無くなってませんし6号機型式試験の肝である短期、(短)中期試験も同じく合格したものが世に出ています。
メーカーとしては試験通過において試行錯誤されていることは間違いないですが、本来逆立ちしても適合不可能なスペックを通過させる為にユーザが通常遊戯する上で気付かない程度の出玉補正が絡んできます。
5号機はシミュ試験が厳しく、型式試験が結果的に緩い状態となっていたので、ある程度のデータを集めたところで歪な偏りが非常に少なかったです。(当時はゼロボという概念がなかったのでシミュ試験突破が肝でした)
一方で、6号機規制は主にAT機を対象とした非常に厳しい制約が課されている為、どうしても射幸性を上げるには適合が困難になることから、出玉性能自体が歪な形になっています。
6号機では、その型式試験対策で生じた歪さを逆読みした期待値計算が主流になりつつあり、単純な天井狙い自体が無くなりつつあるのが現状かと思います。
本記事ではそこに触れつつ、ヴヴヴの出玉設計と歪さについて筆者が考察レベルで書いた記事となります。
◆型式試験について
サラッと書いた型式試験とは、言い回しはそれぞれあったりしますが、キーワードは400/1600/6000/17500gです。
もちろん詳細は公表されていませんが、最高出玉率と最低出玉率3万g程度の施行回数と言われています。
また、シミュレーション試験/実射試験(上限/下限)の3種類存在するといわれていますが、AT機に限ってはシミュレーション試験はほぼスルーパスになります。
◇シミュレーション試験
チェンさんのブログを引用させていただきましたが、AT機は本来の形でシュミ試験を行った場合はベルを全て押し順正解する為、純増通り増えていくはずですが、ゼロボーナス(増えないボーナス)を使用して微増または現状維持程度に収まるようになっています。その為、上記のようにこちらの試験はスルーパスする形になります。(このあたりの説明は既に様々な詳しい記事があるので省略します。)
個人的にチェンさんの解説以上にわかりやすい記事は未だにないと思っているので6号機スロット機の仕組みを掘り下げたい方は是非読んでみてください。
◇実射試験
続いてAT機の肝であり、結果的にノーマル機の首を絞めている試験です。
まずは5号機との比較です。純増の制限はなくなりましたが、それ以上に出玉率規制が厳しくなっています。
5号機の頃との違いはこれもまたおおまかに言うと短期試験で出玉の瞬発力を抑制し、短中期試験で出玉自体を緩やかにしています。中期、長期試験に関してはある程度運ゲーも絡みますが、手前2つがクリアできるのであれば大体の機械が適合できるものと考えてください。
5号機時代は4号機自体に暴れまわったストック機に対して主に規制が敷かれており、当初は上限下限についてそこまで規制がなかったのですが、シミュレーション試験に散々振り回された結果5号機初期の状況は酷かったようです。その後AT機(ゼロボ)のほぼ抜け道により射幸性の高い機械が次々と生まれました。その結果歴史を繰り返すかの如く6号機はAT機に対しての規制が盛り込まれています。
その対策として、5.5号機から続く下限試験の厳格化や厳しい上限試験によって出玉規制が上下に敷かれた惨状が現在です。では何故4号機並みの台が生まれてきているのかを掘り下げていきます。
◆スマスロにおける型式試験と有利区間
話は戻りまして、スマスロの高純増機は「有利区間が切断される=型式試験不適合」という極端ですが、この認識を持って読み進めていただければ荒い台が生まれる仕組みについて納得いく部分が増えるかと思います。
まあ有利区間が切れたとてしょぼ枚数で終わる事もありますし、最近流行りワードの冷遇区間なんてものもあったりするので大体のスマスロは重くても1/5000くらいで有利区間が切れるような設計になっています。逆に言うと出玉契機がほぼそこに集約しているので有利区間が切れない場合を想定すると現在の出率から10%以上出玉率が下がるくらいの気持ちで考えてください。
逆を言うと有利区間が切れると好き勝手する台(超革命やらアルティメットループやらバキバキなんちゃらやら)しかありません。
それ以外流行らないしスマスロである意味がありません。(鏡や銭形のようなスペックはスマスロである意味がないですが、有利区間を切らないようにすることで誤爆を防ぎ、出玉の波をある程度制御することで出玉率を上げることができます)
スマスロ北斗ですらも、ある程度有利区間内で制御される形に落ち着きますが、無想転生などで20連を達成し、有利区間切りに成功した際に突き抜けることがあります。
◆ヴヴヴについて
ではでは脱線していましたが、ヴヴヴの話に戻っていきます。
本機は純増約7.2枚という高純増にも関わらず実射試験を突破しています。
突破の仕組みは粗方リゼロ型と同じ方式です。
リゼロ型...?という方に説明です。リゼロについては度々ですが、チェンさんの記事を読むのが手っ取り早く理解につながると思いますので引用させていただきます。(ほんとに一部抜粋なので、詳しく理解したい方は血眼でチェンさんの記事を読んでください)
まあ要は1300~1500枚程度の出玉とハラキリドライブと引き戻し区間、AT後は必ず短縮しない状態からスタートして短縮抽選はあるものの必ずある程度無抽選区間を挟む点などを加味してギリギリで型式試験内に収まるよう意図した設計になっています。
◇短期400g、短中期1600g実例
図ではわかりやすいように革命ボーナス当選から超革命突入するパターンでスタートしています。この程度の出玉であれば前後どちらかに140~150g程度通常時を挟むことで試験突破可能になります。
ある程度リゼロがベースにはなっていますが、超革命ラッシュは基本10~20gに1回通常時を挟む上に純増もやや抑えられているので、リゼロほど露骨な無抽選区間が存在しないのが特徴的です。
ちなみに、この短期試験では引き戻しをしない前提で作っていますが、超革命中2回引き戻し天井を踏ませれば更に伸ばす事も理論上は可能です。
こちらはおおよそ2700g程度を例題として実際の履歴を描画しています。
こちらも、約2700g間で超革命に2回突入していますが、厳しいと言われている短中期試験を突破しています。
あれ、じゃあミミズモードはなんの為に?と疑問を持つ方も多いと思います。
◇ヴヴヴにおけるミミズモードの存在
ここまで前提があったうえでようやく本筋に入ります。
先ほどは通常ヴヴヴでの型式試験に突破する方法をある程度書いてきましたが、これは主に最低出玉率側の話です。
ヴヴヴにおけるミミズモードは最高出玉率を対象にした試験対策モードであり、あわよくば低設定域でもミミズモードに突入すればある一定区間型式試験をパスできるキラーカード的な扱いとなってます。
導入当初に憶測交じりでツイートした際に多くの反響をいただき、その後メーカーから否定があったみたいですが結果的には正解だったと確信しています。(誤字ってるの恥ずかしw)
某YouTuberのsasukeさんがよく発言されている「ヴヴヴは設定」というキーワードがありますが、まさしくその通りで低設定の一撃出玉はたかだか知れてますし、有利区間リセットまでの到達が困難です。
一方で高設定域はハラキリドライブ率が高く有利区間が切れるところまでの到達が現実的な数値な為、ミミズモードを介さない場合は型式試験を不適合になる可能性が高いと予想できます。
そこでミミズモードがあるわけですが、巷で噂れてる通り、高設定のほうが朝1からミミズモード突入率が上がっていきます。
実際に推定全6データと推定低設定のみのホールのサンプルをとってみました。
サンプルが少ないですが、試行を増やせばある程度開きが出るかと思います。
話は実射試験に戻りまして、ヴヴヴはミミズモードで試験突破したといわれていますが、試験の時に全設定ミミズモードに突入するまで試行回数を繰り返したのでしょうか。
もちろん答えは否です。ミミズ移行率を多く見積もって1/4^6と適合率ほぼ0%というとんでもない数字になります。
上記リゼロですら約1%の奇跡といわれている中でミミズ移行率を一定値とした場合、精々2/6くらいがミミズ移行して適合するくらいが現実的だと思いますし、その中でも設定6のみ必ずミミズ移行を前提に適合試験に挑んでいると予想します。(設定6だけいい意味で完全に別物ですがこの話はまた後で...。)
ではミミズに移行しない場合の適合率を仮に50%とした場合の設定6以外の適合率は…
25%+50%/75%=66%
一応設定6でも適合する確率が10%程度追加しておくと約33%
そう仮定すると適合率は…1/3*(2/3)^5≒約4%
これでようやく4%程度の数字です。大雑把なので実際はどうか不明ですが、これでもリゼロより適合率が高く、現実的であることが伺えます。
↑全設定同様に型式試験を行う想定で記載していましたが、現在は最高設定と最低設定の2段階で型式試験を行っているみたいです。(実際のところ確実な情報は表に出ないので私は知りません)
と、なるとミミズ区間が約15000g程度で切れることを加味するともう少し辛い数字でも問題ないので、目指す数値としては設定6が10~15%、設定1を約50%程度の見積もりで4%程度になるので現実的でしょう。
実際のところ何%程度の適合率を目指したかは不明ですが、リゼロより若干純増が低くハラキリチャレンジを挟むので1500枚ジャストで即落ちなんてことはないですが2000枚一撃で出た時点で確実に不適合です。
しかし、実際には設定1でも2000枚出ることはザラに起こりますし、1000~1500枚の塊が短期的に2連続で発生するだけで即落ちする状況で3万gを耐え抜くためには同一有利区間内である程度出玉の波をコントロールしないと無理難題です。
上限の話ばかりしていましたが、下限については1500ハマりで必ずボーナスが出てくるという特性上ギリギリですが下限試験に収まるので、今回は割愛させていただきます。
もちろんこのボーナス間1500gというのは実射試験での下限値対策をギリギリで通過する為のもので、なんとなく1500くらいにしておこうみたいな決め方ではありません。極限までコイン単価を上げるための1500gです。
◇ミミズモードの挙動について
今回のnoteにおいて、ミミズモードについては試験対策である意図が伝わればよかったので特別書く必要はないと思いますが、せっかくここまで読み進めていただいてるので補足しておきます。
もうすでに理解されている方も多いかと思いますが、ミミズモードは内部ゲーム数依存ではなく、「実ゲーム数依存でin500枚に対して、原則±0枚を目指してグラフ推移」します。
ただ、その意図が見抜かれてしまうと、通常ヴヴヴである程度上手く行ったパターンと混在する形にならずゲーム性自体が死んでしまうので、程よく抽選している結果現在の形になっていると思われます。
恐らくこれはサブ基盤の容量が少ない影響もありますが、ミミズモードという完全独立した抽選ではなく、既存の設定に準じた抽選値プラスαという形で抽選を行っている為やや強引な挙動をすることが多いです。
なので、本来CZ当選する本前兆が外れたり400ゾーンでスルーするはずの前兆がCZ当選したりするので、演出がややガバガバになっています。
先ほども書いた通り、ある程度設定に依存しているので、以前設定が頻繁に投入されていた頃に比べるとベタピン設定ではデキレCZには当選するものの決戦ボーナス比率が高く意外と負けやすいと言った状態が生まれたりします。一方で、設定6ミミズは恐らく出率自体は100%を超えていて、革命ボーナス頻度も多いので他の設定に比べてミミズ抜けしているグラフも見かけることがありました。(低設定でも薄い壁を抜けるとミミズ抜け可能です。)
大まかですが、ミミズの概要は下記を参照してください。
あくまで私自身の実践ベースとデータを集めた結果によるものなのでこういった傾向はあると思いますが、確実ではないのでご容赦ください。
◆ヴヴヴのCZについて
長らく前提の話を書いてきましたが、一番書きたかったのは実はここです。
じゃあどこで調整していくの?となるのは至極当然で、私自身長らく模索していた部分でもありました。
ヴヴヴに関しては相当打ち込みまして、一時期は通常時の示唆から前兆g数、CZ中の成立役や成功率、様々な押し順を試してどうなるか検証してみました。
その中で今回重要になってくるのは、もちろんあれです。共通1枚役と通常リプレイです。
ラッシュ中を駆使してある程度の出現率と逆押し及び中押しをした際の挙動について確かめました。
◇共通1枚役について
みなさんご存じの通り、ヴヴヴは純ハズレのような小役は恐らく成立せず(プレミアフラグクラスの出現率かな)上段「ベル・リプ・リプ」「ベル・チェリー・ベル」の2種類があります。前者を1枚役A、後者を1枚役Bとして今後は書きます。
既知の通り、どちらの1枚役も中、逆からV、赤7狙いで押すと中段に停止し、1枚役Aは必ずテンパイハズレ、1枚役BはV揃いするという特徴があります。ロンフリが逆押し赤7揃いなので、1枚役Bの一部がロンフリ契機になっています。また、革命分岐はこの1枚役が内部継続確定時の一部で発生するようになっています。
ちなみに、1枚役Aの停止系は該当の小役でしか出現しませんが、1枚役Bはベルこぼしの一部でも発生するようになっています。
◇リプレイについて
続いてリプレイですが、こちらも1枚役同様リプレイAとリプレイBが存在しています。
とは言うものの中身は1枚役と同じ役割を行っていて、いずれも逆押しすると下段から右下がり停止系になるようテンパイします。
わざわざAとBを分けたのは、リプレイAが逆押しV揃いテンパイハズレ、プレイBは逆押しV揃いするという特徴があります。
◇V揃い出現率について
ここから実践値とある程度の卓上計算になるのであくまでも推測の域を出ない点だけご容赦ください。
ヴヴヴのレア小役は大半がリプレイフラグとなっているので、リプレイA+Bの出現率はおおよそ1/9程度、一方で1枚役A+Bの出現率はおおよそ1/5程度かと思われます。
それくらいかなーと予測しています。そこから導ける実質V揃いフラグ発生率は約1/45程度かと思われます。(リプレイに関してはもっとV揃い比率高いような気もします)
意外と軽い数値ですよね?なので、CZは11gあるので大体4.5回に1回はカットイン揃いで…と言いたかったんです。
◆ヴヴヴのCZには強弱が存在する説
この事実に気づいたのは、毎gサンプルを取る中で発生してしまったんです。CZ残り6gでベルナビが発生なくカットインなしで上段ベチェベが…。
嘘だろ?と思ってた次ゲームにベルナビが発生し、更に次ゲームでなんとまたカットインのない上段ベチェベが...。
これ以降全ての出目を意識するようになり、サンプルを取ってきた結果CZにはいくつかパターンがあることに気が付きました。
この強制解除CZを含めたトータル確率が実際のCZ成功率かと思われます。もしかするとミミズも含んでるかもしれないですが、実際のデータを見る限り含んでないと思われます。
もちろんキューマやマリエCZ中リプレイAを引いた際、真面目に抽選した結果外れた際にガセカットインで消化させるんじゃね説も否定はできないんですが、下記マリエCZがほぼ否定してくれたので一応書いときます。
リプレイを合計4回引いててレア役が引けなかったケースです。恐らく上記番号では2番目に該当すると思いますが、マリエCZは3番目以上の比率が高いので大体ベルかリプレイあたりであっさり当たる事が結果的に多いです。
実際問題として4段階あるかどうかすら不明ですが、少なくとも確定CZと通常CZみたいなのは確実に存在しており、CZスルー回数が増えるほど確定CZが多いように見受けられます。(アキラ、マリエが出現しやすいかな)
◆まとめ
非常に長々と型式試験とヴヴヴの挙動について書いてきました。
無料部分で書きたかったのは確定CZがあるでしょうという裏付けを取るために本機の型式試験適合方法について書いてきました。
最初から読んできた方は上限について触れていても下限については大して触れてないなと思われた方も多いのではないでしょうか。
現状の型式試験では上限に厳しい制約はありますが、下限についてはある程度吐き出せる仕組みさえあればほとんど適合するからです。
(6.1号機のペナルティの緩和や6.2号機の下限試験の方式が変更になったからですが、ここも触れ始めるとバカ長くなるので端折ります)
ヴヴヴには革命ボーナスという非常に都合のいい400枚弱吐き出してくれる仕組みがあるので、1500天井でボーナスさえ吐いとけばいくらでもハマることができます。ついでに先ほど書いた通り確定CZに当選させて革命ボーナスに入れて必要があれば革命ラッシュをある程度やらせとけば下限試験はあってないようなもんなのでその辺の調整は簡易的です。
ただ、ヴヴヴはある程度のテコ入れはしていますが、要所でのレア小役でちゃんと当選するという特徴があり、出玉制御が必要な部分を上手くごまかせているので機械としての粗はありながらスマスロ1機種目にしてほぼ完成形であると思っています。
高純増機に関してはヴヴヴを超える機械はしばらく登場しないかなと言えるくらい私も好きな台ですし、面白い。
革命ラッシュが77%とまた絶妙な継続率ですし、無抽選区間を引き戻し区間として扱って必ず消化させる点なんかも発想が秀逸過ぎますね。
何よりあの雑なブラックアウトがたまらなく好きですw
さてさて、褒めるのは程々にして、有料部分では最近話題になっている冷遇区間の話題やヴヴヴのモード移行について気付いた部分を掘り下げていこうと思います。
自身の実践データやある程度のデータに基づいた挙動推測になるので的外れな事は書かないと思いますが、最初に書いた通り推測の域は超えないので購入される方はそこだけご容赦ください。
これから書く切断条件と冷遇条件については曖昧だからこそ遊技機として面白い部分であって、明確にすべきではないと判断したので有料部分にさせていただきました。この部分について理解できると恐らく現状の狙い目以外で別途noteを書いてる内容についても理解が深まると思います。
◆有利区間切断条件
さてさて、こちらは1月頃我らがのきさんが考察されていたヴヴヴの切断条件です。ツイッター上なんかを結構漁りましたが、これ以上に近い答えは未だに出てないんじゃないかと思います。
勝手にツイートお借りしてます←
■ここからはもうほとんど答え合わせの領域ですが、まず条件A ①の条件は正解です。1500~1700枚、聞き覚えありませんか?
そうです。短期出玉試験の適合範囲に引き戻し等を加味した範囲です。
ヴヴヴもリゼロと同じく型式試験に潔く落ちた場合は有利切断=爆裂する準備を行います。
ただし、後述しますが切断後の初期ストックは非常に大きな設定差があり、ハラキリドライブについてはここが大きく影響していると推測できます。
⇒(1/31更新)初期ストックというより有利区間切断の段階で次回の区間は〇g消化予定みたく決まってる可能性すらありますね。
■条件Bは銭形等しく完走条件に乗った形ですが、切断付近でラッシュが終わった場合は次回以降安易に切断まで到達できないよう調整が働くのであまり気にしなくていいような気がします。こちらも冷遇条件の項目で詳しく書こうと思います。
■条件CはAT込々のゲーム数で15000g程度消化したラッシュ突入時に超革命まで突入するみたいですね。これ狙い目にはなりますが、ミミズがもう動きづらい点やミミズだけリセットするホールも多いので現実味はなさそうです。
◇ハラキリドライブ発生について
「高設定はハラキリドライブが発生しやすい。」それは周知のとおりだと思いますが、ハラキリドライブの出現場所って一撃1000枚以上出てる時のほうが多いですよね。
それもそのはず。ハラキリドライブが一番発生しやすいのは有利区間切断されたタイミングだからです。
先ほどののきさんの条件A内の区間内の差枚数+800~900枚とありますが、有利区間切断時は区間開始時に何g消化予定(セットストック)かが予め決まってて、その際に800~900枚数程度が確約された場合切断も込みで行うかが決まってるというのが答えかなと思ってます。
なので、終了予定時に上手くレア小役でつなげることでまた切断に持っていくことが出来たりすると低設定でもとんでもない継続が発生する場合もあります。
低設定はその際の消化予定g数が少ないものが選ばれやすく、高設定程大きいゲーム数が選ばれるものと思われます。
また、ハラキリ区間らしきものがあって、切断後そこに移行すると丸々っと300gくらいまとめて放出する区間も存在しているみたいです。
⇒(1/31更新)この挙動について、完走区間的なのがあるのかなーってずっと思ってたんですが、どうやら100ドラの後はほぼ有利区間切断してるようですね。(100.100で繋がってるときはあるから200はまた別化も)ただし、設定6だと新有利区間セット時に約40~50%程度、しかも100比率高めのドライブが飛びやすいのでこんな感じのグラフになることがあるみたいです。
といった、やけっぱち区間があったりするので均すと1/5程度と言われています。実際私が5000枚凹ました設定6は終日で超革命をトータル30セット以上やって一撃1200枚が最高…ハラキリは0回でした。
もちろん、出玉が上に行きやすい仕様なので革命ボーナスひきやすい、革命ラッシュ入りやすい、ハラキリしやすいという特徴はあるので、やはり負け辛いですが高設定域は有利切断に至った際の試験なんざしらねーモードが強烈なので万枚製造機に豹変します。
ヴヴヴの判別はハラキリくらいでしか判別できないといわれていますが、ハラキリドライブ頻度が高いある程度吐き出した台を座るのがベターであり、これ以上の最適解はおそらくないですw
(1/31更新)設定狙いについてちょっと補足。
あくまで個人実践の範囲ですが、高設定は超革命転落後一発目のCZが浅いところで当たりやすいなーって印象はあります。逆に2.3スルーしたところでA天行ったりみたいなのはありましたね。(優遇冷遇の箇所でも少し触れてますが)
私自身超革命ラッシュはそこそここなしてますが、設定ベースが低いので未だに5000枚すら出たことありませんし、6も腐らせたことしかないので万枚を今でも夢見てます←
◆冷遇区間について
皆さんご存じのとおり(直前400g程度かな?)差枚数がプラス状態の有利区間滞在時です。
ヴヴヴの場合は短期試験が1番の壁になるはずなので大きいスパンでは見てないと思います。
条件としてはやはり超革命後がほとんどになるので、超革命後はモードがリセットされるから辛いと導入当初から言われていますが、差枚数1500枚付近のラッシュ終了後からバケ連で差枚数マイナス付近や純粋なCZスルー回数狙いについてはやや期待値が下がるはずです。
これは結果的にはモードが下がったからとなりますが、内容としては完走から遠ざける要素かつ試験対策が裏にあるからです。
ただし、1500枚程度出た直後もCZが軽いパターンがあると思いますが、こちらについては直前で有利区間切断が発生したけどラッシュストックが取れなかったパターンかと思われます。(これは恐らく北斗も有利区間切断後に即落ちしたパターンであれば冷遇の影響をあまり受けません。)
上では高設定ほど初期獲得ゲーム数優遇と書いてますが、結果的に有利区間切断時に大量ストックでまた有利区間切断が確定するか、そもそもストック枯れで差枚数0の状態で有利区間が開始するため、冷遇区間の影響を受けづらいんじゃないかと思います。
以前こんなツイートをしましたが、真相はこれです。
超革命後有利区間切断してストックがない場合は顕著な冷遇は無い(朝一同様A最深部に行きづらい程度ですが)、特に1000~(引き戻しが絡んだ)1700枚付近なんかはA最深部に連れていかれることが多いです。
じゃあこれを狙い目としてどう組み込むのかという話ですが、超革命後に早いゲーム数で2連続CZ当選している台や、差枚数がマイナス区間の状態で早めに革命ボーナスを引いてる台はややボーダーを下げるかゲーム数によってはゾーン狙いをやや浅めからできたりと、型式試験のメタ読みのような立ち回りができます。
正直上手く説明もできてない気がしますし、ここまで読んでなんのこっちゃとなった方はすいません...。
ヴヴヴは他の台に比べて有利区間切断タイミングが分かりづらいので今の今までこういった話題が出てきませんでしたが、例に漏れずスマスロである以上試験不適合直前の状態は冷遇されて、ミミズのような挙動や、大きくマイナスの時は通常の抽選(優遇?)されるので、今後稼働の際はこちらも意識してみてもいいかもしれません。
◆おわりに
ここまで非常に長いnoteでしたが、お付き合いいただきありがとうございました。
スマスロがなぜここまで射幸性が高い台が多いのか、それに伴って犠牲になっている部分は何かという部分についてある程度の考察してみたという内容になります。
6.5号機は有利区間を頻繁に切る関係上多少荒い台が作れてもスマスロほどではないので、差枚数による冷遇区間はそこまで顕著じゃないです。(カバネリの美馬後なんかは結果的に顕著でしたがw)
まああくまでもデータと型式試験に基づく個人の見解なのでこんな話もあったなーくらいで読み流していただけると幸いです。
スマスロってこんな感じで適合してるんだなーっと基礎的な知識があるか無いかだけで立ち回りと台の見え方が随分変わると思います。これは高純増(2.8枚以上)にはほぼ一律で何かしらの冷遇区間だったり有利区間切断条件に到達し辛くなっています。
他社でいうと平和さんのスマスロ機はそう言った優遇冷遇という区間を避ける特性上下位は純増が低めに設計されていますね。
一方サミーさんは有利区間切断を強烈なトリガーとしているスマスロしかないので優遇冷遇といった部分が顕著ですね。
各メーカー毎にどういった部分で有利区間を切断しづらくするかという要素には特徴があったりしますが、ヴヴヴはスマスロ第一号機というのもあって型式試験を全て逆算してギリギリに設計している機械なのかなと思ってます。
恐らくリゼロみたく作ってみよう!がスタートでしょうけども...。なので唯一無二のスマスロですし以降のスマスロでミミズモード的なので機械割がマイナスになる台って出てないから何かしら規制されてる可能性は0じゃないですねw
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