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「学生参画」を推し進めるべきだ

久々に心が動かされたというか、そんな感覚になったので書いていきます。

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山口大学共育ワークショップ2021「今、改めて『学生参画』について考えてみよう!」に参加しました。
「学生参画」を何十年と推進してこられて今年で退職される橋本先生(富山大学)のお話しは、すごく重みがあったように感じました。
「どんな形でもいい。学生が教育に意見を言う機会と、それが実現される環境が整っていればそれでいい。」
「スピード感を持って動くことが大事。」
また、パネリストの学生からは、学生参画の事例を紹介して頂きました。特に獣医学部での国際認証取得とそれに伴ってカリキュラム作成の場に学生が参画したという事例からは、獣医学教育の先進性を知ることができました。

自分はというと…

さて、自分は、歯学部教育にも「学生参画」の視点を取り入れるべきだと入学早々からずっと思っていました。しかし、未だ実行に移せていないのが現状です。実現するにはまず、学生参画に賛同する学生や教員の方が他にもいなければならないと思います。これまで色々な人と関わってきましたが、興味を持ってくれる学生はおらず、教員とはあまり深く関わる機会がない。まぁ、言い訳で努力が足りてないだけかもしれないですけど、とにかく思うようにいってないのは事実です。
そして最近やっている活動といえば、大学教育に頼らず学生同士で学ぶ場をつくったり、外堀を埋めていくようなことばかりしている気がします。
こんなことしてたら学生生活あっという間に終わっちゃいますよね。

「したい」より「すべき」

モチベーションが下がりつつある原因には、「学生参画が取り入れられたところで自分が受ける恩恵は少ない」と考えてしまってるところもあると思います。確かに学生の声が取り入れられたとしても、改善された教育を受けるのは後輩の方で、自分は常に意見を届ける側になるのかもしれないです。そうすると、「学生参画を推し進めたい」という気持ちが弱くなっていくのも無理はない。
ですが、今日のイベントでいろんなお話しを聞いて、自分が「正しい」と確信を持っていることなら、直接的な利益がそこまでなくても行動すべきだと思いました。「学生参画を推し進めたい」というより「学生参画を推し進めるべき」という“使命感”のようなものが沸々と湧きがってきました。

他学科の同級生が卒業していく中、自分はまだまだ学生なので、悔いが残らないよう頑張っていきます。
では。

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