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C102洲崎西お渡し会/南九州きんぱつ火力

1.はじめに

第102回コミックマーケットにおける、企業ブース「シーサイド」の企画である。
対象商品のCD含む5000円以上の購入で洲崎西のおふたりとのお渡し会に参加できる。
これは、行くしかない!
私は、コミケ初心者のくせに、覚悟を決めて午前入場を敢行した。

2.無事購入!しかし…

朝7:30ごろ午前入場の待機列に並び、11:30ごろ入場した。
会場への入場待機中に売り切れたらどうしよう、と不安に思っていたが、無事にお渡し会に必要な整理券を入手できた。

お渡し会参加券

ここまではよかった。

その後、東エリアできんモザ島を回った。
これが失策となりかけた。
西エリアに戻ろうと移動した際、西エリアの1階からブースのある4階へ向かうエスカレーターは大渋滞。
抜け道を探そうにも迷ってしまい、気づけば集合時間の10分前となった。

しかし、私は諦めなかった。
何とか、エスカレーターを使わずに、一旦東エリア方面に向かい、途中の分岐で西エリアの4階に向かうルートを見つけた。
最後の坂道は、あっちゃーん!と叫びながら全力で走った。田舎の1両編成の汽車(気動車が正しいがみんなそう呼ぶ)のようにうなりを上げながら。
背負っていたリュックサックには念には念を!と大量のスポーツドリンクが入っており、そして左肩には戦利品を収容したトートバッグを持っていた。この状態で全力疾走は、まるで陸上自衛隊の武装走のようである。実際、私の髪型もそんな感じだった。

魂の武装走の甲斐もあり、集合時刻の1250(自衛隊の時刻表記です)に間に合った。

まだ終わりではない。
お渡し会ではマスクが必須であった。
しかし、あろうことか、付けようとした新品のマスクが見つからない。もともと付けていたが、屋外の待機列のあまりの暑さに、マスクを外してゴミ袋に入れていた。
しょうがないので、ゴミ袋からマスクを取り出して、再利用した。
さらに、暑さと全力疾走のせいで、全身汗だくとなっていた。そこで、前日に国際展示場駅前のローソンで大量に売られていた汗拭きシートで顔を拭いた。すると、猛烈なミントの刺激に襲われた。
目がぁ!と叫びたくなった。
よくよく汗拭きシートのパッケージを確認すると、そこには「身体用」と書かれていた。
そりゃそうなるわ。

3.そしてご対面

このような危機(実際には私のやらかしに過ぎない)を乗り越え、いよいよ時が来た。

番号順に案内され、公式の待機列が形成された。
並んでいる間に、おふたりを目前にした際に声が出なくなったらどうしよう!?と発声練習をした。
あー、あー!と待機列で発生していたヤバいオタクは私である。
また、新品のマスクも見つかり、使いまわしていたマスクと交換した。

ついに、私の番が来た。
以下、イ:きららインター(私)、洲:洲崎さん、西:西ちゃんとする。
また、記憶を整理して書いたので、Twitter(現:X)のものとは若干表現が異なるのはご承知おき願いたい。

イ:(デケェ声で、以下同じ)きららインターです!
洲・西:きららインターさん!(復唱)
(CDを受け取り、若干間が空いて)
イ:今日は九州から来たっちゃん!
洲・西:九州から!?すごい!
イ:方言が恥ずかしいというメールを送りました!
(去年の7月に採用)
西:(何回か聞き返して)あーあったね!
(ここで引き剥がし)
イ:制服着たばーい!
好きばーい!
(カバンが仕切りポールに激突し、ドミノ倒しとなる、スタッフの皆さん本当すみません…)

4.ここまで

今回、生で声優さんとお話ししたい!という夢を、コミケ参加という夢と共に叶えることができた。
また、到着がギリギリとなったことから、時間に余裕を持ったほうがよいと改めて感じた。武装走をしないためにも。
さらに、以前西ちゃんとはオンラインお話しでお話ししたが、その際は、しののように丁寧に話せた。
しかし、実際に生でお会いしたら、素がでたのか、地元の方言が出まくった。それはそれでキャラとなったのでよかったかもしれない。

本当に夢のような時間だった。
また機会がありますように。

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