心理学検定キーワード第2章【学習・認知・知覚】2.17(推論(推理)の区分)★★
四国から帰ってまいりました
八十八か所巡礼から帰ってまいりました。
コロナの緊急事態宣言が解除されて、蔓防も無い状況での他府県の移動
とはいってももちろん対策は万全の状態で。
3日間の弾丸ツアーでしたが
非常に有意義の時間でした。
本日からまた、心理学検定のキーワードまとめ再開していきたいと思います。
それではまとめの方はじめていくぅー
→推論の区分 基本のき
まずは、推論と推理って?
ってところからですが
どちらも
「特定の前提から結論を導き出すこと」と同義で考えてよさそうです。
そして、結論を導き出す前提の違いによってもまた
推論は区別されます。
大きく分けて以下の2つです
①演繹的推論
②帰納的推論
まずは①から見ていきましょう。
→演繹的推論について
①演繹的推論とは
「1つ以上の前提条件から、論理的規則を元に結論を導き出す」
方法です。
一番のポイントは
論理的規則を元に考えるということです。
また、前提条件が1つ以上というのも大切ですのでおさえる。
複数の可能性もあるということです。
例を使って考えてみます(演繹的推論・三段論法)
・A君は人だ (小前提)
・人は皆必ず死ぬ (大前提 ルール、一般論)
・よってA君は必ず死ぬ (結論)
観察事項に対して一般ルールを当てはめることで結論を導き出します。
・ハトは鳥です (小前提)
・鳥は必ず卵を産みます (大前提 ルール、一般論)
・よってハトは卵を産みます (結論)
とかもそうです。
一度自分で考えてみてください。イメージしやすくなるかもです。
演繹的推論はさらに細かく分けることができます。
前提条件の数によって
・直接推論→前提は1つ
・間接推論→前提が複数
に分けることができます。
間接推論の代表が三段論法と呼ばれるものです
上記に上げた例は三段論法の例になります。
結論を導き出すのに
小前提と大前提の二つの前提がありますね。
複数の前提から結論を導いているので、三段論法になります。
また、三段論法は
・定言的三段論法
・仮言的三段論法
・選言的三段論法
に分けることができ、これらの組あわせによってより複雑な推論が可能になります。
とりあえず、言葉だけ知っとくといいと思います。気になる方はしらべてみてねw
→帰納的推論について
帰納的推論は
「多くの共通事例から結論を導き出す推論」です。
例でいうと
・卑弥呼は死んでいます(事例1)
・清少納言は死んでいます(事例2)
・淀君は死んでいます(事例3)
・平塚らいてうは死んでいます(事例4)
あと無数の歴史上の有名な方がなくなった事例
・人は皆いつか死にます(結論)
事実や事例を積み重ねて結論を出すのが帰納的推論の特徴です。
最後に2つの推論のまとめた図を載せておきますので
確認してください。
以上本日のまとめでした。
また次回!
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