心理学検定キーワード第4章【社会・感情・性格】4.23(パーソナリティ理論)★★★
パーソナリティ障害のチェック
どうやら私は
自己愛性と演技性のパーソナリティが強めに出ているようですw
勿論、障害というよりはその気があるというチェックですので
それによって社会生活が困難になっているという事ではありません。
ただ、その気があるということは
所々で何かしらの言動や行動がみられるはずなので注意しないといかんなと思っています。
ぜひ一度皆さんもやってみてください。
さて、本日はパーソナリティ理論についてです。
10の理論に対して名前と特徴、学者名を合致させて抑える必要があります。
必ず出るレベルの超重要ポイントですのでしっかり抑えましょう。
それでは、本日もまとめの方はじめていくぅー
→パーソナリティとは
パーソナリティというのは
クラーエ(Krahe,B.)が多くの研究の共通部分として
①個人のユニークさを反映したもの
②持続的で安定した特徴
③個人の内にある傾向性
によって決定されるものと指摘しています。
言葉の意味としては
性格や人格とほぼ同義の用語とされています。
また、気質という言葉もパーソナリティと同義に用いられることがあります。
後は個性という言葉
これについては個人の特徴的な側面を相対的に表すものです。
→超重要パーソナリティ理論の10体系
ここからは本当に重要な70年代以前の概念的枠組みが整備された、一般的なパーソナリティ理論を10個紹介します。
早速行きましょう。
①類型論:人間の特質の分類・カテゴリ化を基盤とする個人差の把握のしかたを意味して、カテゴリの典型を類型として重視するものです。
クレッチマー(Kretschmer,E.)、シェルドン(Scheldon,W.H.)による身体的類型論があります。
身体的類型論はクレッチマーが細長型、肥満型、闘士型の3類型を区別して
シェルドンは頭脳緊張、内臓緊張、身体緊張の3類型とみなす体質心理学を展開しています。
②特性論:オールポート(Allport,G.W.)によるものです。
ここで特性というのが、種々の状況を通じてある程度一貫して現われる一定の行動傾向を指します(コトバンクより)
③精神分析論:フロイト(Freud,S.)によるものです。
自我の構造に関する精神構造論(イド、自我、超自我の3領域)と
自我の発達に関する精神力動論を展開しました。
④新フロイト派:劣等感を重視するアドラー(Adker,A.)の個人心理学や、エリクソン(Erikson,E.H.)の全盛的発達論があります。
⑤欲求・動機論:マレー(Murray,H.A.)によるものです
20の基本的欲求とその表出を拘束する圧力を整理しました。
⑥全体論・場理論:レヴィン(Lewin,K.)
⑦人間性・実存主義心理学:ロジャース(Rogers,C.R)とマズロー(Maslow,A.H.)が有名
⑧認知論:ケリー(Kelly.G.A.)のパーソナルコンストラクト理論の展開
⑨学習理論:繰り返し強化された刺激‐反応の関係性をパーソナリティとみなすものです。
ミラー(Miller,N.E.)やダラード(Dollard,J.)が有名
⑩社会的学習理論:観察や模範による社会的学習の重要性を指摘したものです。
個人を特徴づける一連の変数としてバンデューラは5つの能力の個人差を重視しました。
以上、本日はパーソナリティ理論についてでした。
明日はパーソナリティの測定についてです。結局は心理検査などがでてきますので
いままで出てきたものが繰り返されるだけですが、+アルファの知識も加えていきます。
それではまた次回。
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