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レート19期後半戦勝利レポート

※このnoteは3月上旬に途中まで書いたもののレート杯で使うデッキがバレるのが嫌になったのでやっぱり公開するのをやめようと思って未完成のままお蔵入りしたものです。今期も進化Nc回復Bが強いらしいので少しは価値があるかなと思い公開することにしました。(2022/3/31)



皆様ごきげんよう、Kroneです。

18期後半戦(2021/11/1~11/21)に1位フィニッシュしてから久しからずや、19期後半戦(2022/2/7~2/27)もご覧のように勝つことができました。

RD120
レート最終日前日撮影↑最終17位😱
レート最終日前日撮影↑

抜かされまくって17位になった(通例なら2074もあれば一桁順位)けどレート杯出場権は獲得できました。

今回も使用したデッキとその解説をしていきたいと思います。

先日、シャドバの強さとは何かという相談を受けましたので、その時の回答を折角なので紹介します。



使用構築と戦績

デッキいじりながら全期間
最終的な構築の直近50戦


全期間 (2/25~2/27)

回復ビショップの戦績は素振りなしで使い始めたのでイリスが0枚のときの戦績も含んでいます(笑)

レート1800くらいまで上げるのに貢献してくれた進化Wも一応掲載

進化Wは最近ロイヤルが増えてきて、対面の進化ネクロに負けるようになってきた気がしたので使うのをやめました。

デッキ①の構築について

19期後半戦だけで200戦ほどしましたが、
変動枠は、記憶の軌跡、雷神3枚目、セレマグ3枚目のみです。

記憶の軌跡→ミラー、D、連携Rに有効
雷神3枚目→単純にいらない気がした。AF増えたら3。
セレマグ3枚目→E、回復Bに有効

環境に合わせて微調整してました。

デッキ①デッキ理解

グリームニルナーフ前は純進化Ncが最強だったわけなのですが、ナーフされてからはラスワネクロに進化パーツが出張した現在の形が最強になりました。

というのもデスキャットリーパーと再誕による勝手にダメージ&回復を行うシステムがあまりにも強力だからです。

純進化Ncを使っていた人は、爆速スージー&爆速ネクロマンス20を意識しがちなのですが、進化ラスワNcはその点全く別のデッキと言っても過言ではないため、注意が必要です。

具体的には、シャオから死門を出して進化する動きが頻出ですし、鎖はけっこう走ると思うくらいラスワに寄せたプレイをしますし、霊魂と鎖だけでレイダー使わずに勝つのもけっこうあります。

デッキ①マリガン&各カード解説

1枚ずつ見ていきます。

・記憶の軌跡
マリガン返します。
ミラー、D、Rに重宝します。
再誕からキャット以外がでないようにしますが、100戦に一度くらいの頻度でラスワカウント稼ぎのためにケルヌンシャオあたりにもつける択を検討します。
また、ドラゴンには回復を活用したいので序盤1pp余って打てても温存する択を検討します。大抵はドローしたいから打っちゃいますけどね。

・妖しき薬師・シャオ
マリガン返します。
シャオで蘇生させるフォロワーは7,8割死門です。シャオ死門進化再誕とかよくやります。

・ルナ
マリガン返します。しかし先攻で他のハンド的に事故りそうなときは雑に持ってもいいと思います。ネクロテンプテーションは銃士の誓いや結晶ティアマトマグナに対して強いので今期は価値が高いです。

・霊魂の侵入
マリガン返します。
最強カードです。

・ベルエンジェル
マリガン対Rのみキープ
対Dもワンチャン持つのありですがやったことはないです。
あとはセレマグある時のみ全対面キープ。
2コス1ドロー自体は微妙なのでボードロックや盾としての性能を引き出すプレイをします。

・ケルヌンノス
後手は雑に持ったり持たなかったりしてました。ボーンドミネーターがないためスージー引いたときの手の弱さを強みに変えるのがケルヌンノスしかないので後手雑に持っていい気がしてます。最悪いらないの捨てて2/2として出せるのも悪くないです。

・デスキャットリーパー
後手キープ。先手も対Dで横に死門あれば持っていいような悪いような感じです。先手はリソースが厳しいので怖かったら返しましょう。

・再誕
後手で横にラスワカウント稼げそうな死門、セレマグがあれば持っていいと思います。先手は事故りそうなら返します。

・死門
2枚まで確定キープ。

・鎖状のネクロマンサー
先攻死門ないとき雑に持っていいです。顔詰めるのが強いので。

・スージー
後手ケルヌンノスとセットキープ他返します。

・セレマグ
確定キープ。ミラー後手は弱いときがありますが、強いときのが多いので持ちます。セレマグはベルエンジェルを蘇生できないとハンドなくなるのでセレマグある時ベルエンジェル持ちます。対エルフは返してたこともあるのですが、強い動きをしないとセレマグ本体投げても勝てないことがあるので結局持っていいと思ってます。回復Bにはギルネリーゼのスペルを止めるのに本体使いたいので返します。

・雷神
確定キープ。
長い間3枚でやってたのですが、1t以外は実はけっこう弱いので2積み結論になりました。

・レイダー
確定キープ。
先攻事故回避で返す考え方も分かりはしますが、それでも持つ気がします。

・クランプス
終盤使いたいことが多いので返します。

デッキ①マッチ解説&差をつけるプレイ

◆ミラー
まず大きなポイント、

ボード作っていい時間とそうでない時間を明確に意識する。

対戦してるとボード作っていい時間なのにクランプスを打ってくる人がいてもったいないと感じます。序盤は積極的にボードに残しボードから打点を捻出するプレイをしていきましょう。

中盤以降は再誕や軌跡、クランプス等で相手のリーサルから逃れつつ自分が勝つ準備をします。

セレマグ結晶は後攻の場合、無視されてレイダーのエサにされるパターンがありますが、平均的には勝利に貢献してくれるため、先後問わずキープして強いボードから顔面進化を狙います。

他に差をつけるプレイを2つ挙げるなら、

・相手のレイダーの連鎖反応が起きないように自分の面にけつ1を作らない。

けつ2以上を並べることで、レイダー単体でボードが吹き飛ばないようにします。
ミラーでハンドが細いときはレイダーのみのターンが発生しがちなので特に注意します。

逆に相手のスージーが出る時は、
レイダー投げたらスージーのあたり先がなくなるように、弱く面を作ることも重要になります。

・スージーの後だし

前環境の純進化Ncは爆速スージーを良しとしてきましたが、現在のラスワ進化Ncはリーサルのタイミングで打点として直接召喚することがメインであるため、ミラーにおいては先に自分のスージーが出てしまうと、相手のスージーの殴り先を用意してしまうことになるので、スージーを出すタイミングを調整する必要があります。


◆vsドラゴン

最大のポイントはデスキャットリーパーを何回も出すことです。
これだけを目標に動いていればいつの間にか勝っています。

なので事故らなそうな範囲で再誕を積極的にキープします。

差をつけるプレイを2つ挙げるならば、

・相手が6ppの時にガルミーユを使わせない

ドラゴンが6ppの時、心の中で「ドラゴンが6ppだよ!」と叫んでください。

ドラゴンが6ppの時、
①ガルミーユ炎爪 ②ロイ結晶ティアマト
この2つをケアしましょう。

①は炎爪のあて先をなくすこと、②はそれまでのターンでデスキャットを雑切りしないことで対応できます。

・ベルエンジェルを4/6以上、できたらバリア付きで立てる。

これもガルミーユをうまく使わせないための工夫です。
vsドラゴンのベルエンジェルは進化することを視野に入れておきます。

しかしながらそればかりにとらわれると、
この動画の56:49のシーンのような、烈絶の崇拝者が1tにでてこなくて、原初の炎熱をかわすためにベルエンジェルから置いた方がいい例外的なパターンを見落とすかもしれないので注意です。

◆vs連携ロイヤル

最初に言うと、かなり難しいです。

しかしその分楽しいです。

Ncで対Rの戦績がいい人はかなりうまい人だと思います。

私は後半戦だけで Nc vs R は 14-5 73.68%

自慢したいですw他の人と比べてみてください。

スイスドロー大会でSpiciesプロの連携Rを2回Ncで倒したのでさらに加点してほしい。

脱線はここまでにしておいて、ポイントを整理するならば、

①連携を進めさせたくないvsダメージを受けたくない

②ロイヤルの面を処理したいvs自分のリーサルも見たい

この2つの葛藤があります。

①はやはりベルエンジェルが強いです。
ベルエンジェルをキープしないという人もいますが、私は持つべきだと思います。

①については他にも、ある程度顔で受けてロイヤルの展開を抑制し、再誕や軌跡の回復で疾走リーサルから逃げる方法も狙います。

②はスケルトンレイダーを処理に切ってはいけないということです。

ビクトリーブレイダーもありますし、処理レイダーをしたら負け同然です。

そのために、ルナのネクロテンプテーションやデスキャット本体や再誕を駆使してスケルトンレイダーを使わずに処理できるように頑張ります。

時には全処理をせずに、死なないだけの処理をして、次自分が勝てるようにすることもあるので、とにかくいろんなバランスをとる必要があり難しいです。

今手元に良いリプレイが残ってないので、文字だけでは分からないと言う方は、リプレイを送ってくださればコメントします。

◆vsエルフ

まずセレストマグナの利用について、

初手にセレストマグナを引いたときは、6ppの本体利用は考えずにキープして置いてしまって構いません。

というのも、Ncの動きがぬるすぎると、6ppでセレストマグナを置いても大した効果がないパターンが多いからです。

2t結晶で強い動きをしていきましょう。

なお、後2セレストマグナは先2捕食者のアグロムーブに対して非常に弱いので、捕食者が環境に多い場合は後手は返していいと思います。

vsエルフの差をつけるプレイは、アリアを出されたら、ひたすら自分の面を弱くすることです。

これは徹底してください。

今期実力が出やすかった大きな要因の一つが、
何も考えずに有利トレードをすることが負けに繋がる環境だったから。
だと考えております。

アリアがでてきた瞬間に、頭を切り替える必要があります。

面を使わせずにセッカカウントを稼がせない。
レイダーの破壊対象を残させる。

この二重の意味があるので、やってる人とそうでない人の間には知らぬ間に大きな差がついています。

また、ヒーリングフェアリーが3積みのエルフに対しては、道中に雑な打点の吐き方をすると、Nc側の打点が足りなくなることがあるので、注意が必要です。

◆vs進化W

「進化Wは回復してくるからOTKすればいいんでしょ~」

ってくらいの認識だと甘いです。

進化Wの中盤の面はかなり強いのでそこで押し負けると、W側に余裕を与えてかなり苦しい展開になります。

なので結晶セレマグや、デスキャットの本体効果で中盤面で競り勝つことを意識しましょう。

そうすればあとは自然と勝てる流れになります。

◆vsAFNm

「雷神でギガス割れるから有利」

ってくらいの認識だと甘いです。

私はこのマッチは非常にしんどいと考えております。

というのも、雷神を抱えながら戦うのは基本的に無理だからです。

雷神ギガス云々の前にまずはボードで負けないことを目指します。

ケルヌンスージーやデスキャット本体でギガスを置いたなら大ダメージを喰らう状況に持っていくことを第一に考えて動きます。

そのためそれができなそうならば、引いてしまった雷神はしぶしぶ置きましょう。

置かれてもこちらの面を空にして6種達成させない動きやセレマグで何とかなります。

最近流行りのコイルデバーサーやゴブリンの奇襲が抜けてスパイデバイスやリーシェナが採用されたタイプはなおさらデスキャット本体などで序盤テンポを取らせないプレイが重要です。そこでダメージをもらわなければ基本的に逆転できるので大丈夫です。

◆vs回復B

このマッチのやり方を知らない人は多すぎると思っています。

回復B視点の勝ち方は2通りあって、

①ベレロフォンの効果を利用してボード空のままNcの攻めを捌いてギルネリーゼの干絶の甘露まで逃げ切るパターン

②ベレロフォンのダメージに加え、イリスのアミュレットの継続的なダメージ、レリックゴッデス、ホーリーセイバーの打点で押し切るパターン

①の場合はNc側に時間的な余裕があるため、干絶の甘露をセレストマグナで止めながら、B側の極光の天使が切れたタイミングでOTKすればいいので非常に楽です。

②の時は逆にNc側が急ぐ必要があるのでセレマグは結晶で回復を止めることに使い無理やりにでも削って勝ちましょう。

とにかくセレマグを2tに切るのはよくないです。
ジャッジガベルを喰らっても最終的にはラスワカウント10はいけるので、消滅があるからと言って2tにカウントのためにセレマグを切る必要がないのと、3/5の圧は回復Bに対してはあまりないので、ボード的な意味合いも薄いです。

あと消滅があるからと言ってクランプスを使い切るのもよくないです。

回復B視点で一番消したいのはベルエンジェルで、Nc側のハンドが切れることが狙いです。

消されるとまずいベルエンジェルをクランプスで割るのは良いのですが、でスキャットは3枚あるし、クランプスはOTKのコンボパーツとして使いたいので使い切らないように注意しましょう。


デッキ②をレートで使って爆勝ちした経緯

ここからは回復Bについてです。
きっかけは紅茶さんのツイートでした。

配信を覗くとジャッジガベルを抜いて回復パーツを増量した構築でやってらっしゃいました。

2/19のRAGE 2022 SPRING プレーオフでGemoさんが回復Bという異端な持ち込みをした時に受けた衝撃があったので、自分の中で回復Bは実は強いのではないかという疑念が沸きました。

Gemoさんのリスト

出典:プレーオフ出場者28名 オンライン予選大会  使用デッキ

当時はドラゴンが流行っていたので、「そうか~これでドラゴン狩ればいいのか〜」と思いGemoさんの構築で早速レートに潜ることにしました。

回復Bの最初の一戦↓
2/24の深夜、レートは1834。
後半戦は2/27 23:59までなので時間がありません…。

使い始めてからドラゴンと5戦して、
1勝4敗でした。

「あれ?????」

「ドラゴンに全然勝てないんだけど???」

「相手の上ブレもあるけど全然回復が追いつかない…………………。」

ここで紅茶さんが回復増量で使っている理由を理解します。

紅茶さんはジャッジガベルを抜いていたけれど、ネクロ最多でさすがに逆張りすぎるかなと感じたので、自分は被ると弱いし盤面ロックが負けにつながるイリスを抜きたいと思いました。

最も回復量が強い〈悠久の絶望〉を3枚入れないとドラゴンがキツい気がしたので、相性の悪いイリスを抜いてみました。

イリスの是非については後述しますが、結果的にそのあと構築をいじりながらドラゴンに7-2して最終的に8-6になりました。

ロイヤルに1回シークレットスキルを忘れて勝ちを負けにしてますorz

まあこの戦績を見てもらうと、ドラゴンにというよりはネクロマンサーに勝っていることが分かります。

下手な攻め方をしてくるネクロには回復してるだけで勝てたので、初見狩り込みでこの戦績です。

BO3はBNcにしてから30-8で、レートが1834→2074になりました。

Rは誰一人として通さなかったZE☆

エルフ減ってみんながドラゴンとロイヤル使ってて、さらにNc vs Bを理解している人が全然いない状況だったので、「もらった!」と思いそのタイミングで勝ち切った、というのが種明かしでございます。

余談はこれくらいにして、デッキそのものの話をするとしましょう。


デッキ②の構築について

一般的な構築と違うのは、アブディエル→飛翔、イリスやマスターコックが減らされていることです。

少しでも回復を増やそうというのが大きな狙いです。

ギルネリーゼが最強の回復札であるため、進化権回復も実質体力回復なので、攻められているときに使えない進化権回復には価値がないと思い、アブディエルを飛翔にしました。

マスターコックも進化権ありきな点が気になったので安定した回復を見込めるフラッフィーエンジェルに枠を譲りました。

〈聖痕の発動〉の枠は〈一角獣の祭壇〉などにしたりしていたのですが、回復カードなら何でもいい気がします。

イリスは当初、盤面ロックが利用されてしまうことや、2枚目が腐ること、回復量的にはそんなに強くないカードだと思い、一時的に全てデッキから抜きました。

盤面ロックのストレスがなくなり、回復に枠が割けるし一瞬快適になったのですが、こちら側の圧がなさすぎていつまでも準備されることや、ギルネリーゼをすべて引ききると勝つ手段がなくなり負けることにイライラしたので結局イリスは欲しいということになりました。

イリスとベレロフォンを進化できると相手の顔がかなりの速度で削られていくので、相手の時間を奪ったり、守りの行動をとらせる点が強く、相手がうまいほどイリスの圧は必要になります。しかしながら、イリスのアミュレットにより自分の行動が制限される場合もあるので、諸刃の剣と言えます。

イリスを進化したら盤面ロックで負けないように細心の注意を払います。プレイしないことが正解だったり、前もって沢山並べてわざとアミュレットを溢れさせて面が埋まるのを遅らせるくらいしかできることはないので、先のことをよく考えてプレイします。

デッキ②デッキ理解

まず伝えたいのは

ベレロフォン と イリス は

どっちが主役なの???

ということです。

私はイリスを過小評価していたこともありますが、
今再度、公平に評価しても、やはりベレロフォンの方が主役であると感じます。

1点ずつのダメージなのでその強さを感じにくいかもしれませんが、回復が全て処理札になってくれる影響はとても大きいです。

イリスに関しては役割が安定しません。

vs全デッキ
・面ロックされうる。

vs進化Nc
・レリックゴッデスがスージーの殴り先になってしまう。
・レリックゴッデスがスージーでとられる(スージーを手出しさせること自体に多少の価値はある)。
・終盤自分の面は常に空にしたいので出せない。

vsエルフ、進化W
・レリックゴッデス最速でだしてもそれで削りきって勝つことはほとんどない。

vsドラゴン
・最速でゴッデスだせたら黒龍の呪い受けてくれるからいいけど、遅れたら出せなかったりイリス2枚目回復しないし腐る。

イリスは相手にかける負担を増やして、相手の攻撃力を削ぎ落とすようなサポートカードって印象です。

デッキ②マリガン&各カード解説

ここで手記は途切れている…。



この後、回復Bにオバヒとかビィ試して色々いじってレート杯でたけど2-3で終わりました。(完)

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