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シャドバEOP期のゲーム性革命
前期(OOS)、カード刷ってる人はちゃんと考えてるのか?みたいなツイートしてしまったけれど、
今期(EOP)で完全にその疑念は払拭された。
多様性のある環境になっていることがまず素晴らしく、皆気づいているけれど、実はそれだけじゃない。
シャドバのゲーム性を根本的に改善しようとする意志が感じられる革命的なカードが気づいただけでも2枚存在する。
まず①天使の恩寵
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76316213/picture_pc_9b674dc7b7f8ed195ae5bd8a684a2ece.jpg?width=800)
後攻は元々ハンドが多いからドロソは後攻打ちにくくていいよね。
みたいなカード制作における暗黙の了解みたいなのが今まで存在した(と勝手に思ってる)。
天使の恩寵はその暗黙の了解を破壊した。
後攻の方が打ちやすい。
なぜこんなカードを刷ったのだと思いますか?
後攻は先攻に抗うために強い動きが要求され、それにはハンド要求、ハンド消費が伴う。
なので後攻も打ちやすいドロソがなければ、中々先攻ゲーは改善されない。
それに気づいた運営は、今までの当たり前だと思っていた前提を破壊し、ゲーム性の改善に成功したのである。
先攻が頑張って攻めれば天使の恩寵を打ちにくくできるという設計も完璧すぎて天才的なカードとしか言えない。
次に②辺境の騎士見習い
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76316651/picture_pc_67566c7e0c13786d7825cc760da94315.jpg?width=800)
このカードを見たとき、ついに来たかと思いました。
ハンドが減らない1コス。(しかも終盤も腐らない効果付き。)
このカードがどのようなゲーム性の革命をもたらしたか分かりますでしょうか。
ロイヤルのゲームシステムの強化です。
ロイヤルはフォロワーを並べていく原始的戦術をクラスの売りとしていますが、近年他のクラスのシステムが発展しすぎてついていけなくなっていました。
そこでロイヤルにだけ、ハンドがなくなるリスクなしに、1ターン目からフォロワーを出せるようにしようというクラス強化の意志が表れたカードなのです。
ロイヤルは並べることが売りなはずなのに、1コスフォロワーの採用しやすさが他のクラスと変わらないのはおかしいということに、やっと運営が目をつけたのですね。
リソースの心配なしに1コスフォロワーをデッキに多投できる、キープできる。これがロイヤルの幸せなのです。
まだ、私が気づいてないカードはあるでしょうが、とりあえず今期(EOP)はゲーム性を改善しようとする素晴らしいカードが存在します。近年エルフやネクロがクラスシステム的に強すぎる傾向にあるので、これからのシャドバに期待したいと思います。お付き合いありがとうございました。(完)
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