時々心配になる
時々、あまりにも現実が不思議すぎて、これは今本当に実在している出来事なのかと、心配になる。
小さい時から、夢を毎日覚えていて、その夢があまりにもリアルすぎて、色も匂いも声も場面もはっきりしているため、夢を見るのが怖くて眠れなかった。夢の中で夢なのじゃないかと思うくらいだ。
今でも、 もしかして、これは夢の中じゃないのかと思うときがある。もしかして、頭の後ろにプラグがあって、マトリックスのように仮想現実を与えられているのではと思うくらいだ。
そもそも、今見ているものの色は、視神経が脳に送った信号だから、赤が赤とは限らない。
見たものが、見た通りとは限らない。
幸せと思うことも辛いと思うことも、脳がそう捉えているだけで、
出来事自体に感情はないのだから。
時々、もしかして、私は脳死とかで、ずっと見たい夢を見ているのかもしれないと、ディープなことを思ってしまう。
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