見出し画像

BMSGフェス23、SS席でひとりで見た話

あえてカテゴリを付けるなら「ライブレポ」ですかね。BMSGフェス23をSS席という良席(といっても最後列&端っこでしたが)で見ることができ、いい思い出になりました。

しかし記憶というのは思ったよりも早くなくなってしまうもの。忘れないうちに感じたことや印象に残った場面を備忘録的な意味合いで書いておこうと思い、大阪公演1日目から数日経った夜にカタカタとキーボードを打っています。

行けなかった人が少しでも現場の情景を思い浮かべてニヤニヤしてもらえたらな、という意図も。

オフィシャルでセトリも発表され、それを見ながら「あ~ここはこうだったわ」とつらつら書いていってもいいのですが、いったんはリアリティを大事に、自分の記憶のみを頼りに書いてみます。ということで、時系列とかバラバラな可能性もありますがそこはどうかご勘弁を。


マナトのファン殺しファンサ

5時間近い公演これが一番印象に残っていると言っても過言ではありません。

『Don't Wake Me Up』内には名歌詞(?)の「傷ついても君がいい」というフレーズがあります。この少し前の部分から手を額に水平に当てキョロキョロ。で視線の先を一人に定めたと思ったら、指差しで上記のフレーズ。もし指差した先がマナト推しだったら気絶してるんじゃないかと。

筆者はステージ向かって右側(EAST側)にいて、当シーンもEAST側のステージでの出来事だったので、もしかしたら近い席の人しか分からなかったファンサの可能性あり。Xでもあまり触れられていなかったのはそのせいかも。*追記:ちゃんと調べたらXでめっちゃ話題になってました。そりゃそうか。

ファンサの真髄を見た気がしました。人ってああやって沼っていき、推しに貢ぐんだなぁ。

エディ、すげぇ堂々としてんな~

最初のアーティストステージはエディ。トレーニーとの絡みをちょくちょくインスタで見たり、アルバム『15th dream』もよく聞いていたりしたので、「お~、そういえばフェスだしパフォーマンス見れるじゃん」というテンションでしか考えていませんでしたが、もうなんか普通に一人前のアーティストでした。

年齢はあまり関係ないと言いますが、やはり高校生で2万人弱の前で一人でオリジナリティあふれるステージを作り上げられるのは異常。独特の声も聴きごたえがあって素晴らしかった。シュントもそうだけど、一発で「あ、エディだ」ってわかるのは一つの才能。

あと、いったんMCに入ると普通に少年。まわりのお母さま方は口をそろえて「かわい~」と言っていた印象でした。筆者も同意。

みんな大好きYOLO

アイルザのステージが終わったと思えば、「曇り空にwake up」のフレーズ。で、会場爆沸き。当然と言えば当然かもしれないけど、やっぱみんなザスト見てたんだな~と思いました。そりゃみんなうれしいよね。

とにかくルイ・タイキ・シュント・ショウタ・レイちゃんが楽しそうだった。それだけ。

予想してなかったのでまさか聴けるとはという驚きに加え、レイちゃんの「one more day」のフレーズは鳥肌。そりゃSKY-HIオーディションで泣くよねと。

ソロステージでも思ったけど、やっぱりレイちゃんはちょっと別格の歌の上手さ。単純に高音が綺麗とかだけじゃなくて、本当にグルーブを感じます。カバーもしてたけど、久保田利伸っぽさ垣間見えたような。

MAZZELとBE:FIRSTのBE FREE・絡み

まぁもうこれは確定で沸くよねというパフォーマンス。会場もかなり盛り上がってた印象でした。細かく歌割りを分け、ラストは15人でコレオ。もっと近くで見たかった…。マナトは自分の歌割りのところの入りめちゃくちゃ忘れてました。全員からいじられてた。

パフォーマンスが終わって少し2グループのトークもあったけど、BE:FIRSTのアニキ感が強かったです。

MAZZELはカイリュウとセイトとその他メンバーで7:2:1くらいの発言量でしたね。よう喋るわカイリュウ。

2グループのコラボは、ありそうでさすがにフェス以外ではなかなか実現難しそう。どちらもすごく好きなので、お互いのカバー曲もっと聴けたらなと今後も勝手に期待しています。ミーハーだけどジュノンとカイリュウでsoftlyあたり歌ってほしい。

やっぱBE:FIRSTはすげぇや

この流れでビーファにも触れますが、やっぱ圧力がトレーニーやソロアーティストとは格別。もちろん人数の差やそれぞれの長所があるのは前提ですが、それでも7人が合わさったパワーというか、音圧、空気の変わり方が流石といったところでした。

なんかビーファだけでまた1記事書けそうな気がするので、あえてここではショートに。

上記DWMUもそうですが、「BMSGフェスのビーファのステージで何が強く印象に残った?」の問いにやや真面目に答えるなら、"リュウヘイの才能"と答えざるを得ません。

ビーファ末っ子の才能について、そんなん知ってるよと思われるかもしれませんが、本当に末恐ろしい。ビックリする。Xで「どうしてもリュウヘイに目が行ってしまう」というポストしている人を見かけましたが、まさにそれ。

特別リュウヘイを推しているわけではないけど、(平易な言葉で申し訳ないのですが)どう考えてもパフォーマンスで人を引き付けるカリスマ性を持っているという印象。ビトゲでもSalviaでも会場を沸かせていたのは間違いなくリュウヘイのパートだった。

社長の圧倒的ボス感と安心感

フェスで楽しみにしていたのが社長SKY-HIのステージ。BMSGがなければ、間違いなく「あ~AAAのラッパーの人か~」で終わっていましたが、やっぱり流石としか言いようがなかったです。

感じたのは(いい意味での)圧倒的な"場慣れ"。会場の盛り上げ方、どこで力の抜けたことを言うか、どこで張り詰めたパフォーマンスをするか。もう計算をせずとも本能で分かっているんだろうけど、とにかくボス感と安心感を感じました。相反するもののようだけど、それを兼ね備えているという凄み。簡単には言語化できないけど、頭の良さも随所から感じました。

D.U.N.K.のサイファー

「去年はNewChapterで締めたけど、今年どうするん?最初にEASTとWESTの曲やっちゃったしな」と思っていたら、締めにぴったりのD.U.N.Kがありました(*細かいこと言えば言えばラストのラストはEASTとWESTのマッシュアップだったのですが)。

EASTとWEST、両端のそれぞれのステージで2つのサイファーを作っていたので、どこ見ればいいのか分からず、視線があっちこっちしていました。筆者がしっかり見納めたのはシュント・セイトのダンスブレイク、そしてタイキのフリースタイルラップ。ただでさえ移り変わりの早いサイファーだったので、もうある意味カオスでした。最高に楽しかったです。

ブレイキンはサイファーでかなり映えるので、セイトはさすがという感じ。めっちゃ気持ちよさそう。印象深かったのはシュントで、結構がっつり踊ってくれていた。シュントに限らないけど、ビーファはソウタという最強のコーチがいるので、みんなどんどんダンスが上手くなっている。正直シュントがあんなにうまいとは思っていませんでした。シュント沼の人大変そう(いい意味でね)。

銀テくれたJK、ありがとう

上記D.U.N.K.で銀テが放出。毎月ライブに行っているような人間ではないので、「お~これが銀テか~」とのんびり思っていると、結構な数の大人が銀テ目掛けて走り出して驚きました。

確かにこの瞬間しか取れないし、もっと言えばアリーナ席じゃないとゲットできないので、希少価値は高いのか。などと思っていたらあっという間に地面に落ちる銀テはなくなってました。というかそもそもSSと言えど最後列&ほぼ一番端の席だったので銀テに巡り合えず。

「折角なら1枚くらい貰っておくべきだったか~。ま、SS特典もあるしいっか」とか思ってたら、直後に同列のJK2人組が銀テを回してくれました。なんて優しいんだ。

誰推しかとかどっから来たのかとかは全く分かりませんでしたが、心温まりました。BMSGのファン優しい。隣の方も同様に取れていなかったのですが、同じように銀テを回してくれて、ホスピタリティすげー、ファンの鑑だなと勝手に思っていました。


その銀テがこちら

ファン繋がりで言えば、隣の人もソロ参戦でした。コミュ障で話しかけられませんでしたが、一緒に盛り上がれたらよかったなと少し後悔。ああいう場で積極的にコミュニケーション出来たらもっと楽しいだろうに。ただ、没頭したいタイプかもしれないので邪魔もできないかなと、いろいろ考えてしまうのが心配性というもの。もう少しコミュ力上げて来年のフェスに挑みたいと思いました。


書き始めると止まらず、まだまだ思い出すことがあるのですが、いったんこんな感じで締めたいと思います。というか思い出したら随時更新します。

とにかく、最高でした。多分Hulu配信買います。(*追記:買いました)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?