【本の感想】政治はケンカだ!明石市長の12年/泉房穂

こんにちは〜
最近政治はケンカだ!を読みまして、これが本当に面白かったんですね。今年読んだ本で今のところNo.1です。


泉房穂さんは兵庫県明石市出身で、まだ少年の頃に、明石市市長になって自分が明石市を変えるという志を持ったそうです。
そんな少年いるかね…と感心します。

そして実際に明石市長になるわけですが、この本では明石市長として泉さんが実際にやったことがただ書いてあるわけではなくて、その時の議会の圧力であったり、市役所の態度であったり、日本の政治の裏側についても書いてあります。
既得権についてや、官僚の裏側、市役所の裏側など、少し調べたらわかりそうなことではあるのですが、実際ネットで読んだとしても本当なのか?と疑ってしまうけど、この本では元明石市長の泉さんが名前を出して書いている訳なので、全然説得力が違います。
まじか…って思うことが沢山ありました。結構な暴露。かなり面白いです。

明石市は子どものための施策を色々と行い、その結果、人口増・出生率増・税収増を達成しています。それで、泉さんの意見は明石市でできたことは日本でもできるはずだ、とこうなる訳です。
すごい説得力だと思いませんか?

本当に、その通りだと思います。正直今の日本って異次元の少子化対策とか銘打ってますが、何もやってないも同然みたいに思えます。しかもそのためにまた増税するみたいな雰囲気だし。明石市は増税なしでこれらの施策をやってるんですよね。詳しい施策の説明は以下のYouTubeにも上がっていますのでこちらも要チェックです。


どうやって増税なしで子供のためのいろいろな施策ができたかというと無駄遣いをやめたらしいです。結構な無駄遣いがあるんですって。600億の建設予定かなにかを辞めさせたとか書いてあり胸熱でした。
明石市でそんなことがあるのなら日本全体で見ていったいどれだけ税金無駄使いされているのか…と気が遠くなる一方で、だれかがそれを辞めさせれば、日本もまだ色々とやりようがあるのかも知れないと、思わさせてくれます。

本文中にもありましたが、いまの日本の政治って本当に希望が持てない。自民党がダメだけど、野党も大して変わらないのでみんな日本の未来に絶望ムードですよね。
そんな中で、明石市での成功例ってもう最後の希望やん、と思ってしまう訳です。泉さんが総理大臣になって日本を変えてくれないものだろうか…。

政治に詳しくなくてもとても楽しめたので、少しでも興味がある方は是非オススメです。読んで見てください✨

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