大会データから環境について考えてみた~罠カードを軸に~
どーもこんちは。切間撻器ことひでです。
今回も俺が開いてるXCSという大会から得られたデータを使って、環境に関する雑な考察をしていきたいと思います!
今回は罠カード・ランキングを切り口に見ていきます。
※前回の記事では魔法カードを取り上げています。興味のある方はここをクリック♪
まずは大会宣伝をさせてください。
X-Championship (XCS/エクシス)
この記事で利用しているデータは、毎週
火曜日0:05
と
金曜日0:05
に定期開催しているX-Championship(以下、XCS)という深夜帯大会から得られたものですん。アイコンはこんな感じ。
大会の基本的なルールは、
①シングルイリミネーション形式トーナメント(1回負けたら終わり)
②マッチ戦(3本勝負2本先取)
③デッキ固定、サイドデッキ6枚(1枚の代わりにスキル1つを選択可)
になります。眠れない夜は出てみてね♥
申し込み方法は、
(1)大会専用Discordサーバーに入室:リンク
(2)エントリーというチャンネルからLobiに登録
以上です!あとは決められた時間までにデッキを提出してください。
XCSでは、みんなの血と汗と涙の結晶である魂のデッキを教えていただいているので、(ほぼ)毎回、
①デッキ分布
②サイドカード・ランキング
③採用率の高い汎用魔法ランキング
④採用率の高い汎用罠ランキング
をデータとして後日Discord内に掲示しています。
今のところ特に反響はありませんが、せっかくいただいているデッキ情報なので、雑にはなりますが今後ともデータの公開は継続していきたいと思います。
ということで、今回はXCS 22と23から得られたデータ、特に汎用罠カードランキングを見ながら環境について考えてみましょう(*'▽')
罠ランキングから環境を考えてみる
では前回同様、まずは2つのグラフを見ていただきましょう(*'▽')
上がKC前の汎用罠ランキングで下がKC後になります。
↑KC前。
↑KC後。
KC直後に天岩戸デッキが規制を喰らったので、KC前に多かったパーミッション系のカードが軒並み減ってるのがわかりますね!代わって上位を占めるようになったのは、
底なし落とし穴
バージェストマ・カナディア
といった裏向かせ系のカードです。
ま じ で
嫌いです笑 コンセントとかカイトロイドの比じゃないくらい個人的には嫌いな環境ですわ。
堕天使のフィニッシャーになるディザイアを止めたり、シンクロを妨害したり、うっとうしい召喚獣系のモンスターを寝かせたり、いろんなデッキに対して有効なので多くの人が採用しているように思われます。特に、新弾で強化されたBFが、思ったより局所的ハリケーンを積まない傾向があるので、こういった裏向かせ系陰キャカードの有効性が高まっているのでしょう。
はぁ・・・また底なし・カナディア環境か。。。
実際の採用数は?
とはいうものの、上のデータはあくまで「採用している人数」を示しているだけです。各々が何枚これらのカードをデッキに入れているのかという点は無視した数字なんです。そこらへんもうちょっと掘り下げてみていきましょうか。
XCSに出てくれている参加者のレシピを見ていて、底なし・カナディア採用の特徴として指摘できるのは、
①エレメント召喚獣以外の多くのデッキが採用
②3積みデッキはほとんど皆無
ということです。エレメントではそもそもモーレフにカナディア機能が備わってるので、汎用枠には裏向かせ系カードよりも狡猾な落とし穴が多く採用されています。上のデータで狡猾の採用率が高いのは、デッキ分布的にエレメント召喚獣がトップシェアだからです。
②は、言い換えると「1-2積みのデッキが圧倒的多数」ということですね。
では実際これらの裏返し系どインキャカードに我々はどれくらい怯えなければいけないのでしょう?ちと確率計算をしてみましょう😉
基本的に陽キャデッキは「初動を止められる」と嫌なので、陰キャデッキが先攻だった場合の確率を計算してみましょうか。
(1)20枚デッキで2枚投入した場合
初手で最低1枚持たれている確率-->>>>>
37%
この数字をマッチ戦単位に換算すると、だいたい3回中1回引かれているかどうかというレベルの確率です。
(2)20枚デッキで1枚投入した場合
初手で最低1枚持たれている確率-->>>>>
20%
マッチ戦ならば3回中1回も引かれていないレベルです。ちなみに、こないだとあるリーグ戦に出た時、お相手は30枚デッキだったんですが必ず初手に底なし引いていて俺のBFは涙目でした。なんおれ。
以上の数字をどう解釈するかはプレイヤーの性格の問題でしょう。俺は大雑把な性格なので、マッチ形式の大会であればそんなに底なし・カナディアにおびえる必要はないかな?といった印象です。乱戦形式なら話は別ですが。当然、デッキ枚数が増えれば初手に持たれている確率も下がりますので、バック処理札をこちらが搭載していれば、大会ではあんまり気にしないでいいんじゃないですかね??
ちゅうわけで、今回の記事は以上になります!相変わらずの雑な分析をここまで読んでいただきいつもありがとです🙇
ちょうどこの記事を書いているのが12/5なんですが、日付がかわったらXCS 24thがありますので、また新しいデータが提供できるかもしれません。しかも、ついに!!リミットが来ましたので、新レギュ環境のデータをお届けできると思います。
では、また次の記事でお会いしましょう(*^^*)ぱかぱか~(※またね、という意味)
以下、あとがきになります。毎度のごとく下ネタ中心の雑談がメインです。1枚だけ大会レシピを見ていて面白いと思ったカードをご紹介します笑
あとがき
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