インドから日本へ一時帰国して経験した悟りへの道。

3月下旬、インド政府は突如として1か月間のロックダウンを宣言。

厳粛な外出禁止令が敷かれ、買い物はおろか、マンション内のランニングすら禁止された。

ニューデリーのオフィスへ通勤する手段を失った私は、自宅でコロナ関連のニュースを読み漁った。

その時点で先行事例となったのはアメリカやヨーロッパの悲惨な状況だった。

急激に増加する感染者と重症化した人々の悲惨な声。

先進国と言われる国々での状況をこのインドに当てはめて考えたとき、貧困な医療体制や貧しい人々が多く人口過密のこの国ではもっとひどいことになる。

その時点では、欧米人とアジア人での重症化割合に関する統計はなかったので悲観シナリオ一色だった。

ロックダウン実施数日後、デリーのバスターミナルには出稼ぎ労働者達が地方の故郷へ戻ろうと数十万人単位で集まった。

当然全員を乗せるようなキャパはなく、一大ホットスポットとなった群衆が徒歩で数百キロ、数千キロ先の故郷まで歩いて向かう様子をニュースで見た。

パンデミックは不可避と判断した私は、センセーショナルなニュース記事を添付して日本本社に報告。

JALの臨時便(既に定期就航は全面禁止されていた)で帰る事を打診し無事認められた。

そして一時帰国したのが4月の上旬。

ここから暇な時間をたくさん得た私は外へ出て遊べない状況であったので、室内でできることを充実させようと思った。

この時に試みた以下の事柄が自分の人生におけるターニングポイントとなる予感がしている。

1.瞑想(マインドフルネス、ボディスキャン)

自動的に頭の中に湧いてくる思考やイメージを自覚することで、パターンが見えてきた。無意識に働いている認知のクセを知ることができた。

2.ストレッチ

瞑想のひとつの手法であるボディスキャンをしている時に自分の身体の非対称な部分、筋肉の凝り、姿勢の悪さなどに自覚的になったため、ストレッチやマッサージ、ヨガのポーズなんかをして身体の本来持っている機能改善をした。

3.ドライオーガズム

ボディスキャンによって、任意の場所へ意識を向ける事が出来るようになり、ストレッチで身体のコンディションが上がったことで、

骨盤底筋群を意識するドライオーガズムを体得。脳+カラダで感じる快感は女性の感じるそれと似ているという。

何だか女性の気持ちがすこし分かった気がした。


詳しくは次回以降書いていく。


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