シン・エヴァンゲリオン、感想、考察っぽいもの

ネタバレありです。
まだ観てないかたは、回れ右してください。

うっかり知っちゃってがっかりする可能性の他に、かえって混乱する可能性があるからです。

とりとめのない、思いついたことを思いつたままに書いてますので、その辺もご了承ください。

レイトショーで見て、朝方まで考察観たり、旦那としゃべったり、ひとりで考えてたことを、ほぼそのテンションで書いてますので😅




いいですか?
書きますよ?







率直な感想
「これ、何を書いてもネタバレにはならないんじゃないかしら……」
で、
「この、何を書いてもネタバレにならないんじゃないか、というのが、最大のネタバレなのでは……」
なのですよ。

今までに考察されたものが、それなりに当たっているというか。
突拍子もない妄想とか、飛躍した発想とかは除いてですよ。
そういう考察がなんかほぼほぼ合ってたことが証明されました、って感じでした。
つまりちゃんと、今までも全部、つじつまが合ってたんやなぁって。


前日に上司(オタク)と
「いやー、だって、もう、これは観ないと終われないですもん」
って話てたんだけど……

終われたか?

YESであり、NOである。

テレビ版、漫画版、旧劇版、(やっていないのでわからないけれど、ゲームも包括してるんかしら)そして新劇ときちんと、全てを網羅して、きっちり大団円で締めくくると言う、終わりとしか言いようのない内容だった。
でも、一方で、余白や新しい謎も散りばめられていて、まだまだ考察や妄想を続けてしまう内容でもあった。

25年の年月は一気に埋ったけど、これから先の道も開かれた。


「One Last Kiss」 はマリ目線だと思った。
「Beautiful World 」 は実はゲンドウの曲だったのね。


何度、泣いたかわからない。
何度、泣きたいのに涙が出てこないことがあったかわからない。
一緒に見た旦那が呆れてた。


これまでは、こう、
「アニメに現実逃避してないで、ちゃんと現実と向き合え!現実に生きろ!」
と、無理矢理現実に引き戻されて、叱咤激励される感じだった。
今回は観てる人も
「自然にアニメから現実にすぅっと戻る」
そんな優しい感じがする。
途中からの突然のファンタジー路線も、庵野監督からの、現実とフィクションを分けることへの強いメッセージじゃないかなと受け取った。
私たちは、シンジではないし、アスカでもミサトでもない。
夢小説もBLもたくさん楽しんだけど、それらはあくまで現実を生きるための推進力。

ゲンドウ、究極に中二病で、ピーターパンだったんだなぁ。

テレビ版は完全にシンジやアスカ目線で見ていたけど、
26年が過ぎると、ゲンドウ目線で見ることもできた。ミサト、リツコ目線でもある。
庵野監督がそう見せようとしていた、そう意図して描いていたフシもあるな。


エヴァに出会ったことに感謝です。
エヴァを作ってくださった、全ての人に感謝です。
私の青春にエヴァがあったことの影響は計り知れなく、これからの人生にもエヴァがあり、その影響があることに感謝です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?