まだ遠い「サッカーのある日常」

さっきサッカーを見たあと、やられかたにショックな事もあって、寝ちゃったが、さっき起きてニュース見て驚いた。

長谷川監督の事実上の抗議があった。
「昨日の夜に熱を出した選手がいて、遠征に同行した。その時点で全員PCRをやって陰性なら安心して選手はプレーできるが、安心を担保できない中で試合をやらせるというのは、これからちょっと考えてもらいたいと思い、あえてこういう話をしました」

今のところこのことについて、Jリーグのコメントがない。

この前、名古屋で疑いが出たとき中止なったのに、今回そうならなかったことについて、もうすでに、様々な憶測が流れている。

鳥栖の方から試合の中止を申し出たけど、認められなかかったという噂も流れている。

この問題提起は大きいと思う、このまま放置しておけば、運営への不信感、クラブ感の不信感、選手同士の不信感が広まって、行き着くところはJリーグ全体の不信感になってしまう。

試合後、森重の激しいコンタクトにやられた豊田が腰を抑えながら勝利を噛み締めている姿見て「貫禄があって、なんかいいな」って思っていたけど、こうしたものや、いろんな選手の頑張りが、壊れちゃうのは、やはり悔しい。

「コロナか試合、どっちをとるか」ということを選手に迫るようなことは絶対にやめてほしい!!

「試合を楽しみしているファンのために感染リスクがあっても我慢して試合に出てほしい」などとファンを理由にして、選手に出場を迫るようなことは絶対にやめてほしい!


ここから個人的な思いだけど
全体的に「サッカーのある日常」をやたらと訴える中継が多いし、今日も中継したアナウンサーが木村さんにそんなことをふったり、放送中に画面に表示されている(おそらく選別された)ツイートにもそんな風潮のコメントが多く流れている。

流れている噂のなかでは中継があったから、中止できなかったというものがって、それが本当なら最悪なことになる。

中継したNHKや「Jリーグ百年構想パートナー」の朝日新聞社もこのとこについて何も報道しないのも、また不信感を感じてしまう。

スポーツと放映権の問題はもうずっと前からいろいろ議論されているが、この議論をオープンで整理しないと、来年開催が予定されているオリンピックで、放映権で押し切られるような最悪の決断がなされてしまう、

「ファンが望んでいるから、やっている」
「選手がやりたがっているから、開催する」
こうした、運営や放映の判断責任を無効化するようなロジックが横行しかねない。

本当の主役は選手であり、ファンであること。
これは絶対に譲っていはいけない。


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