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青春18きっぷ② 津田沼→宇都宮→川越→横浜

今回は実況形式で書いてみようと思います、お付き合い下さい。

旅の始まり

本日は2023年8月26日、津田沼駅に来ております。
青春18きっぷが今回含め残り4回分残っているので、もうこの時期になると旅行というよりは消費するために動くような形となってしまったと感じています。
そんなこんなで今は朝の6時55分です。
津田沼駅には前総理大臣の野田佳彦さんたちが毎朝立っております。その近くの座れるところでは酔い潰れた人がちらほら見受けられます。これが朝のJR津田沼駅です。

朝の津田沼駅


電車は少ししたら来るので改札を抜けちゃおうと思います。
2回目のところに本日の印を押してもらい、今回のお出かけもスタートです。

2回目のところに押してもらった


ホームに到着するとすぐ目の前にビューが止まっていました、ビューって津田沼駅に停まるんですね、初めて知りました(回送列車)。

ビュー
総武快速で東京へ

電車が来たのでまずは東京駅を目指します。
電車が来たので乗り込んだのは良いのですが、座れませんでした。朝が早くこれから長い時間移動するためには座って体力を消耗しないようにした方が良いのにこれは痛恨のミスです。かと思いきや市川駅で座れました。

東京着いた 7:25AM
駅の売店で買ったおにぎり


東京駅に着きました。乗り換えまで15分ほどあったためコンビニでおにぎりを買って、そのあとに改札を出てみました。そうです、青春18きっぷは乗り降りし放題です。

改札外に出た
打ち水は日が昇る/沈む直前にやるものだが、これは湖畔や川沿い、海沿いで「涼し〜い」というパターンなのだろう。
改札のところ、上。

さて、時間が近づいてきたためホームに向かいました。端っこの車両に乗り込めばボックス席があるためくつろげるでしょう。グリーン車を使おうか迷いました。(使えば良かったです。)

上野東京ライン(宇都宮行)


東京を出てすぐは無事座れ、1ボックスの4シートを独占していたのですが混むにつれて埋まっていきました。そんなこともありながら電車は宇都宮駅まで到着しました。

途中から、いや上野駅あたりからずっといらっしゃる方もいたのはきっと同じ18きっぷユーザーなのでしょう。「おお、我が同志、我が同志よ。」単純に旅行で18きっぷを使ってる方もいれば、見た目からして電車が好きで18きっぷを使ってる方もいました。

宇都宮編

宇都宮駅に到着すると窓口に長蛇の列ができていました。その中には高校生くらいの子から大人の方まで18きっぷを手にしてる方が見受けられました。「我が同志よ。」まさにこれである、何かわからなくなったら聞ける可能性が高いのだ。

いちご(名産品)
駅に着いた


改札外には結構な人がいました。休日はいつもこのような感じなのだろうか?とも思いつつ改札を出たらなにか「8.26この街が走り出す。」と書かれていますしグッツの列もできていました。おそらく混んでいた理由のひとつにはこれがあるのかもしれません。そういえば、駅の敷地内に高校らの盛り上げ隊がいらっしゃいました。

ヨーロッパにあるような車両


ところで、宇都宮にきた目的はなんなのかと思われたかもしれません。宇都宮といえば餃子です。餃子を食べにきたのです。ただ開店まで時間があるので駅にある餃子の像を見ることにしました。宇都宮のシンボルでしょうか?

ちなみにですが、餃子を食べている時にこの「宇都宮ライトライン」の初走行パレードが行われていたそうです。


とりあえず店の位置を確認しときましょう、歩きます。駅からの距離は1.2キロほどです。

本日のメインであるこの餃子屋さんに到着しました、「餃子のまさし」というお店です。餃子が有名な為様々なお店がありますが今回はこの黄色い看板のお店に行くことにしました。


現在の時刻は10時30分です、オープンは11時30分からなので1時間ほどあります。どうやらこの通りは餃子ストリートと呼ばれており、この近くには餃子屋さんばっかありました。

正式には「宮島通り」です

オープンまでまだ時間はあるので近くを散策してみようと思います。

しかしこの散策が過ちであるということはこの時はまだ知らずにいたのでした。

Google Mapsを開いてみると近くに神社がありましたので行ってみました。階段がずいぶんあり登り終わったところに門がありました。


次に向かったのは宇都宮タワーと呼ばれる場所です。いやぁ、それなりに歩いているため少し疲れてきています。ここ最近9時起きな怠惰な生活をしている私が朝の6時に起きて慣れない電車に乗って移動することだけで体力が消耗するというのに歩いているなんてどれだけ体力を使っていることでしょう。

宇都宮タワーに向かっている途中に栃木県庁がありました。栃木県の形をモチーフにした石碑に「栃木県庁」と書かれていました。書きやすそうです、千葉の場合だとどうなるのでしょうかね?それといちごの形をした石がありました。宇都宮駅にもありましたがいちごは栃木県の名産品でもあります。実はこの石は栃木県産の石を使っているとのとこです。県の強みであるとも言えるでしょう。

栃木県庁
デカいイシを感じた
いちご🍓


さてさて、しばらく歩いていると長い坂道がありそこを登り終えたところに宇都宮タワーがありました。色は赤と白で展望台があるため”This is the Tokyo Tower.”と伝えても3秒くらいは騙せることでしょう。いや無理があるかな。
もう少し進むと長い橋があったので渡ってみました。長く逆アーチ状になっていました。反対側から子供が歩いて来たのですがそのせいで少し揺れていました。橋を渡り終えると公園がありました。Google先生によればアスレチックがある公園とのことです。近くには駐車場もあり親子で楽しむには良い場所と感じられました。ゴーカートがあったため私は子供に戻って乗りたいなと思っちゃいました。

東京タワー(宇都宮タワー)
長い橋
橋の先にあった公園

ふと時計をみると今は11時10分前です。ここから店までは1.5キロほど、歩いて18分とのことですのでお店に向かうことしました。いやぁ、暑い。7月下旬〜8月上旬の暑さは無くなったとはいえまだ暑いです。移動手段は徒歩のみのため日陰を探しつつも向かうことにしました。

無事にお店がある餃子ストリートに到着したら、なんと店に行列ができてるではないか…。さっき来た時はまだ誰も並んでおらず、店の前に車が停まっていて準備中で1人も並んでいなかったのになんだこの列は…。と思いながら並ぶことにしました。

日陰がほしい。とにかく暑い。しかし時間は11時25分と太陽はほぼ真上にいる状態。あと5分もすれば開店だから少しは楽になるだろうと思いながらしばらく並んでいました。

“列との格闘”

…あれ?15分並んだのに全然進まないぞ…?と思いつつGoogleマップの口コミを見たところ、「土日祝に来店して1時間以上待ちました!✨」と。

待つしかない。

暑いし水もなくなって来た、並んだ。8人ほどが中に入って、15〜20分ほどするとまた8人ほどが中に入っての繰り返しで店内に入れたのが12時25分で1時間並んでいました。並んでいる途中にオーダーを取られたため店内に入ってすぐに待ちに待った餃子が出てきました。空席ができ次第案内をしているため、8人ほど入って、店が空っぽになってから次の客を案内しているという訳ではなかったです。ただ単に食べ終わる時間がみんな一緒のタイミングになるという、本当に食べるスピードがほぼ同じだけでした。

見上げると街灯がぎょうざになっていた


少し脱線したので話を戻しましょう。

待ちに待った餃子です。水餃子と焼き餃子を1つずつ注文しました。まず初めに運ばれたのは水餃子です。店主曰く「まずお酢を2周、次にラー油を1杯入れてからいただいてください、醤油はお好みでご利用ください^_^」とのことです。その後にアッツアツの焼き餃子が出て来ました。

GYOZA


肝心な味ですが、「どシンプルに美味しかった」です。1時間並んでよかったと思える味でした。

水餃子

まずは水餃子、、お酢を2周しラー油を一杯いれたスープは身体を生き返らせました。滲みるんだワ…。見事にこの暑さを吹き飛ばしてくれました。生き返りました。辛いのが苦手は私ですがこの時のラー油は本当に入れてよかったです。

あの有名な「暑いときにあついのなんてやってられねぇヨォ」という某ラーメン店主の言葉を頭の片隅に置きながら食べたのですが、食べた私はこうでした。「暑い時に暑いのがいいんじゃないですかぁ!」本当に美味しかった。
熱いお湯に餃子の旨みが少し溶け出してそこにお酢とラー油!しかも餃子の中身はキャベツのみ?でしょうか?とてもシンプルなものでクセがなかったのです。「こういうのがいいんだよォ。」本当にこういうのがいいのです。お酢のサッパリ具合はこの暑さには最高すぎました。
なお時間を置き過ぎると(スープがぬるくなると)水餃子の皮が伸びてしまう(ラーメンも同じ)ので熱いうちに食べるのが良いです。

焼餃子


焼き餃子はどうか?外はパリパリでひと口でギリギリ食べれるほどの丁度いい大きさでした。これも中がシンプルで本当に美味しかった。よくある冷凍モノのかじると油がたくさん出てくるものとか、チェーン店のラーメン屋で出てくるちっっさいものではなく本当に食べやすいサイズでした。焼き餃子だけだと2〜3皿分頼むのが大人1人にちょうど良い量とのことです。

ちょっと周りよりも胃が小さいという方は私みたいに水餃子と焼餃子を1つずつ頼むのが良いかと思います。

食べ終わったのがちょうど12時50分、本当に店内に20分ほどいました。会計を済まし外に出るとテイクアウトを頼む人々の列が出来ていました。近隣の方なのですかね?みんな大好き餃子のまさしという感じなのかもしれません。

少し進むと餃子のシンボルがありました。「YOKOHAMA」とか「ONJUKU」と同じ類いでしょう。記念写真を撮られている方がチラホラ見受けられました。


バスにのり宇都宮駅に向かいました。餃子も食べ終わり本日のミッションはほぼ終了!という訳でもなく(6割ほどは終わったのだが)、青春18きっぷを使っているから別の場所に行こう!という訳で次なる目的地を探し始めたのだ。

ライトライン

ちょっと待った、冒頭に書いた「8.26」とはなんだろうか?と思い今度は宇都宮駅東口へ向かうと本日運行を開始したばかりの路面電車がありました。

8.26
ライトライン?
貸切表示

LRTと呼ばれているそうです。私自身電車のことは何もわからないので近くを散策することに。話を聞く限りでは「車よりちょっと遅い」ということがわかった。運行開始したばかりでしょうか?「貸切」の文字と運転手が1人のワンマン車両っぽいです。

ちょっと気になったので沿線を歩いてみたのですが、移動が少し大変なことに気づきました。駅より西はバスが充実してて楽なのですが東側はそうでもない印象を感じました。せいぜい1時間に1〜3本ほどしかバスがない感じでした。信号は自動車と同じ信号で発車と停車を繰り返してるようです。LRTはこの東側を便利にしてくれることでしょう。

近くの鉄道ファンもにっこり


また宇都宮駅に戻りました。

ここで気になったのが「自分が着てる服が汗まみれ」ということです。正直自分1人で周りにも誰もいないのであればまだ良いのですが、周りに人がたくさんいる中で汚い格好をするのはいかがなものかと思い、急遽服を買いました。

無印良品で値下げされてた790円の半袖。無地で麻色を買った。シンプルです。

これは本当は書きたくなかったのですが「電車のグッツの列を通っただけで異臭がした」のです。

そう、汗やその他のモノが混ざった臭いなのだ。全ての鉄道好きの人が臭うという訳ではなく一部の人達なのだ。なので私は「もし彼らと同じ臭いを発していたら…」と思い買ったのだ。ちなみに東京ビックサイトで行われるコミックマーケット(通称:コミケ)はもっとキツいらしい。

着替えてサッパリしたので栃木県を脱出します。日光は?と尋ねられても前に車で行ったので不要です。ちなみに本を買いました。移動時間の暇つぶしに読もうと思います。読み始め3ページを過ぎた所で眠気が襲って来たので寝ました。疲れた時は寝るのが1番ですね。

中3の修学旅行は岩手でした

埼玉県編

埼玉県に来ました。大宮で乗り換えて川越に向かいます。サイキョウ線というものに乗りました。最強なのでしょうか?いいえ、最弱らしいです。埼京線です。

大宮駅



大宮駅から川越線に乗り揺られると川越駅に着きます。途中から景色が住宅街から畑になったのは想像しなかったです。奥の方に新宿の時計台が見えました。

いきなり田んぼになった

川越駅に到着した私がこれから向かうのは川越の街並みです。
ただ見ただけで特にお金は落としませんでした。食べ歩きしようにと時間が足りず店がしまって来ていました。
バスにのりしばらくすると見えて来たのは人の多さです。とにかく人、車道に人が出て来て車もバスも避けて通るのです。

東武のバス
25mmで撮ってみた。
満員ぎゅうぎゅうなバス



歩き終わった私はバスに乗り川越駅に戻りました。この乗ったばすですが案の定観光客がたくさん乗っておりぎゅうぎゅう詰めでした。駅までの1.5キロを歩いても良かったのですが何せ宇都宮で歩き疲れていますので、往復400円払って移動しました。

次の目的地である横浜に向かおうとしたのですが時間も時間なもので夜ご飯にしました。タイミングが良いことに駅に着いた瞬間に雷雨が降って来て濡れずに済みました。千葉ではほとんどないです。


横浜編

食事を済まして横浜に向かいました。目指すは横浜の夜景と赤煉瓦倉庫です、見るだけです。見るだけでも十分価値があると思います。横浜駅から乗り換えて桜木町駅下車してしばらく歩くとこんな景色が見えました。

赤煉瓦倉庫
海保?自衛隊?の船
大黒PAの方面
万国橋より


観終わったので駅まで戻り電車に乗りました。横浜駅に戻ったはいいもの混んでおり次の列車に乗り帰りました。

桜木町→横浜→津田沼


当初はホームに着いた瞬間に電車が入ってきてそれに乗り込もうとしたら下り線とのことでした。もしそれに乗っていたら折り返し乗車をしていたことでしょう。青春18きっぷでの折り返し乗車についてどなたかご存知であればご教授頂きたいです。JRからは迷惑と思われますが。

旅の終わり

電車に揺られ津田沼駅に到着しました。帰ってきた津田沼駅、やっと帰ってきた。この時点で心臓がドックドックしており疲れているのだなと思いました。これにて2回目の18きっぷはおしまいです。
お読みいただきありがとうございました。

津田沼駅

使用金額等を載せておきます。
青春18きっぷ : 2410円
その他 : 〜2500円ほど

青春18きっぷを使わなかった場合の金額
→6444円(途中下車含む)

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