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くりきんとんがゆく vol.30「地域で動くこと、地域を越えて動くこと」

「くりきんとんがゆく」は、毎月第一金曜日、FM川口が午後7時からお送りしているラジオ番組「メタリックフライデー」で、DJおやっさんが担当するコーナーです。ここには、そこでお話した内容を記録していきます。

2024年3月1日放送分より。。。

きょうのBGMは、My Boy Lollipop (Swingrowers Remix)/ミリー・スモールです。オリジナルは1964年に全英、全米でチャート2位のヒットしてます。日本でも伊東ゆかり、中尾ミエなんかがカバーしてます。今かけてるのはイタリアのスウィングロウワーズというグループがリミックスしたバージョンになります。

この曲、実は、歴史上、とても重要な曲で。というのは、ジャマイカのティーンエージャーシンガーだったミリー・スモールを見出して、イギリスで成功させたのは、アイランドレコードを設立したクリス・ブラックウェルなんです。アイランドレコードはこの成功のあと世界的なレコード会社になって、ボブ・マーリーをはじめ、レゲエを世界に広めることになるんですよ。

「地域で動くこと、地域を越えて動くこと」

早いもので、もう3月です。一昨年、去年と、この季節に開催してきた「川口まちこうば芸術祭」が今年も3月28日から31日まで、川口市立アートギャラリー・アトリアで開催となります。川口市内の企業、今年は2社増えて、7社が参加。参加アーティストもこれまで以上に、超個性派ぞろい。詳しくは川口まちこうば芸術祭のサイトを見てほしいと思います。

https://www.kawaguchicci.or.jp/kawaguchifaf/

初日の28日の午後には、オープニング交流会を開催します。司会はなんと、金谷美奈子さん。参加アーティストと町工場の皆さんでトークイベントをやります。ぜひ、ご来場いただきたいと思います。

公的機関と民間企業がいっしょに

この催しは、川口商工会議所さんと我々、川口市内の企業が企画運営している、地域に根付いたイベントです。立ち上げには、公的機関と民間企業がいっしょにっていうところに、難しい面がなかったわけじゃないですけど。結果として、見てくれた多くの市民の方の評価が高くて、行政の上の方の人の見方も変わったと思います。なにしろ、アトリアの入場者数でいちばんの記録だったわけで。

川口発世界へ

ただ、一年に一度のお祭りとして盛り上がるだけじゃ、我々、企業としては続けていくことができない。第3回目の今年の会期が終わった後は、次なるステージを目指していきます。すでに、芸術祭参加企業間でコラボして商品ブランドも立ち上がっていたり。来年には、海外への進出も計画しています。ミラノサローネですよ。夢みたいな話ですけど、ほんとにやるつもりなんです。ただ、これも、イタリア行きました、ミラノ行きました、楽しかったで終わらせずに、ヨーロッパで我々の製品がきちんと評価されて結果が出るまで継続的にやっていくと決めています。川口発世界へ。本気です。

ネット上に新しい架空の「地域」

一方でおなじみの町工場プロダクツのほうですけど。渋谷ロフトには常設の売り場もはじまって、いちばんお客さんが多い、1階ですよ。外国からのお客さん中心にたくさん買ってもらっているらしいです。こちらはもともと地域を越えたものづくり町工場の集まりなわけですけど。4月からは町工場だけじゃなく、町工場の応援してくれるファンやかかわりをもつ様々な人がいきかう「町プロタウン」という、架空の街を作ります。ここには工場地帯はもちろん、商店街や公園もある、言ってみれば、ネット上に地域ができていくんです。デザイナーさんやクリエイター、いろいろな専門家、マスコミの人や、誰でもが仕事がしやすい、暮らしやすい街を作っていくっていうのも、もう一つ、夢ですよね。

FM川口は地域のためのラジオ局だけど

FM川口は地域のためのラジオ局だけど、気がついたら、全国にファンがいるじゃないですか。もともとメタリックフライデーに関してはまったく地域関係なく番組作ってますが。地域の放送局と放送局がつながってコミュニティ化していくなんていうのも、おもしろくないですか?

箱もの作って終わりにしないために

もうひとつ、べたな地域の話では、川口市が進めている産業資料館の建設。スキップシティのあたりの再開発の一部ですけど、NHKの放送センターは既に工事が始まっているし、隣接するヤオコーもできるらしいです。実は、川口市が建設を進めようとしている施設は、予算がどうのこうので、計画の練り直しをしなくちゃいけないとか。でも、いずれは、川口市の産業の拠点となる大きなものが建設されるわけです。この施設、いわゆる箱もの作って終わりにしないために、自分たちも意見を聞いてもらわなくちゃって強く思っているんです。川口市民だけのものじゃなくて、日本のものづくりのひとつの核にならなくちゃだめだと思っているんですよ。それこそ、地域を越えたモノになってもらわないと。

地域の活動と、地域を越えた活動、もう、その境界線はなくなりますね。少なくとも、自分の中では。

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