脳卒中になってしまったら。 ~理学療法士が伝える現状
こんにちわ。理学療法士の栗原です。私は、病院で3年働き、現在は訪問リハビリをしています。そこで今まで脳卒中になってしまった方の病院での様子やご自宅での様子を書いていきたいと思います。
なぜ記事にしようと思ったのか?
現在は超高齢社会であり、高齢率は29.1%であり約3人に1人は65歳以上です。また、食の欧米化などにより高血圧・糖尿病なども病気も増えています。
それに伴い、脳卒中(脳出血・脳梗塞)が増えてきました。
なぜ脳卒中なってしまうのか?
なってしまう方の特徴として ※私の経験上
タバコを吸う 生活リズムが一定でない(夜勤) こってりしている食べ物をよく食べる(外食:ラーメン・丼もの)
血圧が高いかったが放置していた 血糖値が高い 運動嫌い お酒が好き
身体に悪いと言われていることをしている人が多い印象です。
血圧や血糖値が高く、動脈硬化が進み脳卒中になってしまうということは、よくテレビなどで放送されています。
なってしまったら。。。
代表的な症状として、片麻痺(身体の半分が動きにくくなる)、手足の感覚が鈍くなる、失語(言葉が出なくなる・呂律が回らなくなる)、半側空間無視(左側が見えづらくなる・認識しなくなる)、失行(物の使い方が分からくなる・服が着れなくなる)、歩けなくなる(装具をする・杖をつく・車いすで移動する)
など脳の出血した・詰まってしまう場所や量によって症状は異なるため、一概には言えませんがだいたい上記のような症状が見られます。
あまりイメージが湧かないと思いますが、大変な病気です。脳卒中は、要介護になる要因となる率が高いです。
要介護とは、簡単に言うと日常生活で介護が必要になることです。
特にお風呂やトイレ・着替えが一人で出来なくなります。
片方の手足が使えなくなったらと考えてください。
一日片手で生活してみてください。 かなり不便です。 要介護→https://ansinkaigo.jp/knowledge/764
脳卒中になっても最近の医療は進んでいるから、入院してすぐにリハビリを開始しますが、実際完璧に治すということは難しいです。
もう一度、生活習慣を見直していきましょう!
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