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52番街のサミー がどれだけかっこいい男なのかについて羅列するだけのnote -人狼TLPT #45:MISSION IV 観劇感想-

はじめに

  • タイトルどおり、人狼TLPT #45:MISSION IVにおける「52番街のサミー」という男が如何にかっこいい男なのかについて書き連ねているだけです。

  • 今回全ステージ配信のおかげで視聴できたため全ステージの中でかっこいいと思ったポイントを列挙していくだけの文章になります。

  • かっこいいだけじゃなくておちゃめなところも書くかもしれません。

  • これを書いている人はとにかく52番街のサミーのオタクなんだなって思ってもらえればOKです。

  • ネタバレが含まれる(各回の役職など)ため、ネタバレNGな方は各回の配信タイムシフトを是非見てから御覧ください。

  • あわよくばこれを読んで気になるステージが見つかったら、タイムシフト見てほしいなと思っているし、52番街のサミーのかっこよさを知ってほしいとも思っています。

配信URLなどがまとまっているページ

個人的な思い入れや経緯など

諸君、私は、悪党が大好きだ。
と、言うほど強いこだわりがあるわけじゃないんですけど、海外の映画「オーシャンズ11」が元々好きでして。だからまさにそういったシチュエーションな舞台であるMISSIONという公演自体がとても好きなんです。
その上で、マフィア・ヤクザものとか、犯罪者が活躍するというような作品も好きです。「龍が如く」とか「ハンニバル」とか「BLACK LAGOON」とかとかとか。時間が無くてそういう系気になっている洋画や作品をブクマしては積んでいく日々を過ごしています。「ゴッドファーザー」シリーズとか見たくてしかたない。
映像などで拝見したことがあるのはMISSION,MISSION2。実際に劇場で見たことがあるのはMISSION3からという私なのですが、MISSION3で52番街のサミーかっけえな!?ってなり、今に至っております。

かっこいいところ ~OP編~

  • 登場してから数分の間の空気感がまじでかっこいい。52番街のサミーという人間があの舞台に出てきた瞬間に空気が変わるんですよ。街の雑踏などのSEの効果も相まってかとは思うんですが、呼び出された場所に一番乗りで来て、ソファに座るまでのたった数分で、劇場の舞台がアメリカの、悪党たちが集まるのにうってつけの部屋に様変わりするっていうところが、もう本当に52番街のサミーこと加藤靖久さんは最高だなって思ってます。

  • ロレンツォが銃を抜きそうになってユリウスが制止したとき、サミーも懐に手をいれていたわけなんですが、あれが、銃じゃなくてシガーケースっていうところがほんっっっっとかっこいいんですよね……。相手は銃を向けようとしていたときでさえ、自分は銃は取らないという意志表示が見て取れるというか、52番外のサミーの器の大きさを見せつけているというか。あるいは、本当は銃を同じ仕草でとれる位置に置いていて、いざとなったらそれを抜く予定だったのかもしれない、とか。そう考えるとあのシーンの深堀りって結構楽しいんですよね……。

  • 私は悪党を演じている推しのシガーキスを見ることができる世界線に生まれてほんとうに幸せですありがとうございます。いやもうなんですかあれえっっっっっっっっっっっっちじゃん!?!?!?!ジッポ出すのがめんどくさかったのかもしれないけど、言葉無く、髪かき上げて、気だるげに、ちょっと焦らすように時間かけて、火がついた自分の煙草をユリウスに差し出すサミーはほんと…いや私サミーはすっごいセクシーな男性だと思ってるので!!!女性(第三者であって当事者ではないなんだったらただのオタクだけども)としてドキドキしています!!!!テンションもあがっています!!!楽しい!!演出家様ありがとうございます!!!!

  • 銃撃戦をやめとけっていうサミーがですね、各回微妙に違うんですよ……声を荒げる場合もあれば、静かに言うときもある。メリハリをつけているときもある。とはいえここも、軽率に銃を抜かないっていう52番街のサミーっていう存在が見えてて非常に良いんですよね……。

かっこいいところ ~アドリブ部分編~

1st

  • 「俺の言葉?……必要か…?」パトリックの対抗の投票相手にあげられて、パトリックの弁明を一通り聞き終えた後、サミーの話も聞くべきだという段階になったときに仁王立ちしているサミーから発せられた言葉なんですけどいやほんとこれまじでかっこよくないですか???????声を荒げるでもなく、静かに言葉を発しているわけなんですけど、凄みがやばい。し、このサミーに投票出来ねえよなああああってなりました。パトリックの話をひたすら聞いていて、自分から話し出すことは一切なく、微動だにせず、堂々とした仁王立ち。からのこのセリフ。はーかっこいい。

  • ハイラムの遺言でのやりとり。ニューヨークとボストンに住む者としてのベースボールの話とかはねーほんと好きなんだよなーーーーーー。いや今公演ハイラムほんと良いんだよな……。その話をしつつ、ハイラムのことをいい男だって言いつつ、最後の「…じゃあな…」がねーーーいいんですよサミーはさーーーーーーかすれ声っていいですよね……

  • 「改めてだが、ここはニューヨークだ!」「派手に行こうぜ!ニューヨークでー!?」っていう前フリが最高に笑ったんですけどサミーwwwwwそれwwwww日本語ベースのジョークだからwwwwwwwwwwwそこで思い切りよく飛び込むソーヤーも、窓枠の外に風呂を用意したメイソンもほんと最高でした

2st

  • 全員で撃ち殺すかーみたいな流れだったけど、バロウズの遺言でぷっつん来たんだかなんだかなサミーが階段登っていって、1人でバロウズを撃ち殺すところは、あれ怖かっこいいいいいいってなりました。俺の腹を狙って殺せと、命令だ。みたいなことをね、バロウズが言うんですよね。敗者なバロウズからの命令っていう部分とか、リスペクトの無いその死に様とかにぷっつん来たんじゃねえかなって私は邪推しています。52番街のサミーがそう呼ばれるほどにのし上がった所以が垣間見えるので、こういう怖いシーンはもっとやってもっとやってって思ってます。

  • テイラーの遺言でのやりとり。自分が予言者で多分守られてるから死ぬことがわかっているが故の、ちょっとしっとりした、悪党同士の粗暴なそれとは違う、来世での約束を交わすやりとりっていうのがねー、これまた良いんですよ……来世があるかどうかもわからないけど、そういうものを信じたいロマンチストなんだなぁサミーは…いいんですよねぇ……テイラーも今回ほんと良いんですよね……

3st

  • ハイラムの遺言でのやりとり。なんか、52番街のサミーという人物は、自分が認めた熱い男に対してのリスペクトを持っていて、だからこそ、そんな人物が最期を迎えるとなったときには、心の底からの言葉を送る。そういう姿勢がめちゃくちゃかっこいいんですよね……。(それによる役職の真偽は度外視です)

  • ハイラムを信じたがゆえに熱く声を張り上げるサミーも見ることができますし、そこから冷静になって落ち着いて話をするサミーも見れます。あと最後の最後で大の字に倒れるサミーも見れます。一粒でいっぱい美味しい公演なので3stもおすすめです。

4st

  • ポン酢サワーにはまっちゃう52番街のサミーは、面白いしめちゃくちゃ笑ったけど!!!!確かにポン酢サワー美味しいけど!!!!!でも!!!!!ウイスキー、バーボンあのあたりのごつい洋酒ハマっててくれ!!!!!!wwwwwwってなりました。後から聞き返したらちゃんと「日本の友達からすすめられた」って言ってて、くっ、く…っ、世界観壊してない…!!!!ともなりました。ポン酢サワーが気になる人はローソンに売ってるから試しに飲んでみてください。

  • 普段強い、男の中の男って感じの人が、自信を喪失してる様っていうのは、かっこいいとはちょっと違うんですけど、でも、ぐっとくるんですよね……EDはそんなサミーが見れるし、それに対してポジティブな言葉をかけてくれるハイラムやルーサーはほんといい芝居をするやつらだぜ……!ってなっています。

5st

  • カタギになったバイロンに対してのリスペクトが熱い。処刑の最後銃で撃つところで、じゃあな!ではなく、さよならだ…。って言っているあたりとかも、同業者とカタギとでの使い分けがあったりしたのかなーなんて妄想をするととてもとても楽しい。あと、シンプルに黒スーツで傅くサミーはかっこいい。

  • サミー処刑シーン。この回は、ジャスパーが、「9年前に自分が人身売買されそうになっていたとき、そのマフィアを潰して助けてくれたのがサミーだ」っていう設定をいれてくれていたんですけど、サミーは内訳としては人狼で。予言者COしたけど処刑されてしまうことになったんですがー、ここのね…ジャスパーが「俺はあんたのことを忘れねぇよ!」って言ってくれてるのも複数回見返してすごくぐっと来てるんですけど、それに対しての返しが、ほんとかっこいいというか……地に堕ちた男の凄み、みたいなのが出てて、もう泣きそうになるくらいにしんどいんですよね……。来世生まれ変わったら不死鳥になりたいって言っていたサミーは、処刑時の投票、メイソンから「地に堕ちたお前に来世なんてねぇよ!」って言われてたりもして、そこが余計にしんどいというか…。マフィアを潰したことは、きっとサミーにとっては人助けじゃなかったんだろうけど、結果ジャスパーのように救われる命があったわけで。義賊じゃないけど、悪党としての流儀や信念を通すタイプの男だろう"52番街のサミー"が、どうして人狼ドラッグに手を出したのか。ジャスパーを助けてから今までの9年間の間に、一体何があったのか。何かに絶望してしまったが故なのかとか、なんかもう深堀り妄想したくなるくらいには、私はこの処刑シーン、かっこよかったと思っております。

6st

  • ロレンツォの提案、狩人にも自分と同じリスクを背負ってほしいっていうくだりで、さらっとCOするサミーはほんとかっこいいんですよな……。そのうえで、ロレンツォが、自分と同じリスクを負ってくれたサミーに対して感銘を受けて、最終的に自分を食えって人狼に呼びかけるのもまた…いいんですよね……男同士の熱い友情、絆、のようななにか。そんなものが芽生える一瞬というか……こういうのほんといいんですよね……。

  • たった1人だし、しかも結果から見れば間違えてるんですけど、それでも、自分が人間だと信じた、人狼だと思えなかった人物に対する義理立てがほんっっっっっっっっとかっこいいんですよな……熱い男だよ"52番街のサミー"という男は……。あのバイロンが人間にしか見えないのはほんとうにそうなんすよな……。こういうこととか、役職とかを超えて芝居で相手を騙し合うみたいな部分が人狼TLPTの醍醐味だと思うんですが、こういう部分を物語として楽しむには、フルクローズドじゃないと楽しめないよなって思いつつある昨今です。今回劇場に観劇に行くときは正体当てをせずにセルフフルクローズドして見てみたんですけど、1stも10stもすごく満足度高かったです。

7st

  • サミーのホットなニュースが聞けてめちゃくちゃ嬉しかったぞー!!!!!!!!本物だーー!!!!!ってなったぞー!!!!!!!!

  • 予言者COのときのサミーが堂々としすぎててめちゃくちゃかっこいいんですよね……。あと狩人を出させないように促したりしてたときとか、男気~~~!!!!!って感じあるし、その次の日に狩人のソーヤーに「絶対に人狼を見つけるぞ」って言ってたくだりとかも好きで、ほんと最高なんですよね…しかも人狼見つけてるし…生存ED迎えてるし……。

8st

  • コードネームSTELLAの話はじーんとしました…。100stっていうのもあったんだろうけど、そういう話をちゃんと事前に用意してきてる加藤さんはほんとわかってるなーーーーー!!!!ってなって、ソーヤーとのやりとりの中で静かに、俺たちを裏切っていないよな?って確かめるときのソーヤー視点の表情が見たくて見たくてしょうがない人生でした……というか、凄んだりしたときもそうですけど、1対1でサミーと向き合ったときの相手側の視点を見たい……サミーの下手したら鬼気迫るというか、迫力というか、マジな表情が見たいです……。

  • デスイレイザーダンカンに笑い殺されかかっているサミーさんはとてもおちゃめかわいいのでぜひ皆様ソーヤー100stこと8stをタイムシフトで御覧ください。多くは語りません。何回見てもあそこはこっちも笑うから元気をもらえます。二つ名をつけて覚えているジャスパーほんとありがとう。

  • 狩人のタイマンに名乗りですサミーの威勢の良さがめちゃくちゃかっこいいし、タイマン相手のパトリックに対する煽りがやばいwwwwガラが悪いwwwwwそして弁明時間そんなに無かったのに、圧倒的真をとって勝つ堂々っぷりがほんとに……(だからこそ最終的に陣営負けちゃってるのがしんどいんですけどね…ぐぐぐ…)

9st

  • 52番街のサミーはきれいだよーーーー!!!!!!!!プリンセスステージ出た過ぎて自分でやりたくなっちゃったんですか加藤さあああああん!!

  • 処刑決定後、それまではちゃんとサミー(女)として言葉を交わして、イーゴリに花を託してたりしたんですが、メイソンから「男のサミーに惚れてた」にお仕事中というか"52番街のサミー"に戻って、全員から銃を向けられる展開になったんですけど、「俺の女ども」って言っちゃうサミーさんほんと欲張りなんだからーーーーーてか性別女性だけどそこはちゃんと相手は対女性になるんですねーーーーーつまり……????(深読しちゃだめです)

10st

  • 10stの”52番街のサミー"はなんか、THE 王道、っていうか。あーこれ、これです。私が見たい"52番街のサミー"はこれです!!!が濃縮されてました。一回注意した後に、複数人が同時に喋る状況が発生して、そこでイスばあん!って倒して全員を黙らせるガラの悪さがくそかっこいいんすよ……こえええええええ!!!!

  • 真予言ロレンツォと真霊媒サミーのやりとりがすごく熱いんですよ……サミーがムサシを信じていて、ムサシが人狼だったと。サミーはムサシに投票しないとまで言い切っていたから、それを間違っているんだと、あんたを説得したかったんだと訴えかける様と、最終的にサミーがロレンツォを信じる票を投じたときの、カタルシスというか。信じ合えたーー!!!!よかったーーー!!!って思えたところがとてもとても良い…って感じです。

  • 狂陣イーゴリのせいで人間のライナスが初日に死んだ。ライナスの敵を取るために真でしか無い立ち回りをする姿勢が熱いんですよな。義理堅いというか。終始かっこよかったなって感じなので、千秋楽10stはおすすめです。

最後に

気になることがありまして

  • あのMISSIONにおけるボスって、どういう立ち位置なの…??4stのテイラーに対しての遺言でサミーが言ってたんですけど。

    • ファミリーって言っていたりもしましたが、アメリカ裏社会で名を馳せる悪党たちが集まったっていう認識だったんですけど、別に自分の、マフィアとしてのファミリーとかそういうものじゃない、よね…???

    • ……あれかな、仕事の上司をボスっていうから、あのお仕事中の司令塔・管理者みたいな立場だったっていう、そういうことかな…?いやでも、OPで、「ナナに雇われたアライアンスだ。今の元締めはあんただぜ?ハッカー」っていうセリフがあるから、ハッカーが居たあの時点ではどちらかといえばハッカーがそれにあたるはずなんだよな…。ハッカーがいなくなったから、みたいな?うーん

  • 52番街のサミーって既婚者なの…???(震え声)

    • いやたしかにね、表向きは平凡な仕事してますとか。家庭持ってますとか、そういう裏社会の人間もいますよ確かに。45なんだから、そういう意味ではいい人がいたっていいんですよ。逆に虫除けというか、面倒な裏社会側の女を避けるためにあえてつけてたりとかしてるのかもしれないし。でもそれならいっそ、その設定を表に出してくれえええええ!!!52番街のサミーが既婚者っぽい(左手薬指にシンプルな指輪)っていうのがね……いや別に悪くないんですけど、超個人的にnot for meだったなって……裏社会で孤高に堂々と生きてるみたいなイメージがあったから……

それはそれとして総括

全部配信にしていただいたおかげで、悪党たちの紡ぐ物語を堪能することができました。本当にありがとうございます。MISSION3 にて、サミーのLWEDを見損ねた私が多少なりとも浮かばれた気がしますがそれはそれとしてMISSION3のサミーのLWEDはとてもとても見たいのでいつかどこかのタイミングで形にしていただけると全私が喜びます。よろしくおねがいします。

話題にあげてないところで言えば、私は勝手ながら、アメリカ各地で活躍する悪党たちが集まってのMISSION。だと思っています。そのうえで、MISSION公演での、サミーとダンカンの何気ないやりとりが好きだったりしています。なんなんすかね…ボスとインテリNo.2みたいな関係性がMISSIONに限らず好きというのもあるんですけど、そうじゃないのに、それっぽく見えるというか、ぴったりというか。MISSION2とか1とかを引きずって補正が入ってるのかもしれないですけど。そういう人には、10stや7stは割とおすすめです。そんなツーショットがたくさん見れたことも、私にとってはすごく大きくて、観劇期間中はとても充実してました。ありがとうございました。

これを読んで、52番街のサミーが気になったそこのあなた。
まだ間に合うので、ぜひMISSION公演をタイムシフト配信で見てください!!

オタクの散文にここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。


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