【小説】韓流物語#5~チャジャン麺~

これまで韓国の「か」の字も知らなかった私にとって、何もかも新鮮だった。

まずは、食事。いわゆる韓国料理だ。

これまで海外旅行もしたこともなければ、外国人と触れ合ったこともなかったし、外国の文化に触れたこともない。外国料理もあまり食べたことがなかった。

そんな私にとって、韓国料理はとても新鮮で面白かったし、何よりとても美味しい。すっかりファンになってしまった。

このように韓国のお仕事を始めてから、韓国のエンターテイメントを勉強しようと手当たり次第様々なものを見始めていた。

まず一番ハマったのは映画だった。

おばさまに人気なペ・ヨンジュンやイ・ビョンホンなどの韓流スターは男の私にとっては勿論何にもピンとこなかったが、ソンガンホやチェミンシクやソルギョングなど渋いおじさん男性俳優は、男の私から見ても見応えのある演技に引き込まれ魅力的ですっかりファンになり、出演作を片っ端から観ていった。

そんな映画の中によく出てくる光景。真っ黒いソースの麺をお酢につけたたくわんや玉ねぎを漬物に食べる姿。何とも美味しそうで自分も食べたくなったものだった。

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・赤坂の韓国風中華料理屋に初めていってみた
・チャジャン麺を本格的に自分で作ってみた

という内容を書いております。
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