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Yellow

「睡魔から生まれる言葉は、色に例えるならまさにYellow

Yellowという言葉の色と、奇妙な自分との出会い」


Yellowから生まれる言葉

睡魔の狭間で書くYellowは、寝起きの無色な自分にいつも問いかける

ある日は「心は生態本能のように対象物から情報を得るんだよ」

ある日は「世の中の要求と自分の要求の交差点はどこでしょう」

Yellowの言葉は、実に難解

でもそれは本当の自分が無意識に伝えたい言葉

Yellowの言葉達の意味を紐解くように、景色の中にあるYellowを無意識に探す

街中にあるYellowは全て同じ色ではない、目立つ色なのに異なる色と混じり合い溶け合うように街中に存在している

街中に溶け込むYellowを目に留め、言葉と重ねる

Yellowの言葉は、この街中や人混みの中に溶け込んでいきそうな自分の思いに気づいて欲しい、一瞬Yellowになる信号のように

そして夜になり、また睡魔がやって来る

ある日色が褪せ、Yellowではなくなり、別の色または透明になる時が来るかもしれない

それでも目覚めた時、無色な自分に何かを書き留めていく限り、その色と言葉を溶け込ませ独自の色を創ってゆく

今夜の月は曇り空でよく見えないけれど、雲の隙間から薄く見えた

薄っすらと見えた今夜の月は、雲の色と混ざったBlue Moon....

もしかしたら明日はBlueの言葉が生まれるかも知れない

WONK - Blue Moon