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え、問題解決ってこんなに難しかったっけ?


注意

  • 抽象度が非常に高いです(具体例は1つもないです)

  • 自分の中でもまだ解がないので「これが正解」と断言もできません

  • ポエム・空想だと思って読んでください

ことの始まり

最近転職をしたのですが、新しい職場の人と話したり、職場にあるドキュメントを覗いたり(優秀な方が多く、味わい深いドキュメントだらけで最高)、実際に課題解消に向けて動き始める中で「問題解決」に対する考え方が変わってきました(前職時代から薄々勘づいてはいたのですが、最近になって「やっぱりそうだったか…」みたいな気持ちになっています)

今まで思っていた問題解決

  • 問題の原因を特定できたらその時点で解決できたも同然。原因の特定こそ正義

  • 原因は分解・構造化していけば見えてくる。だから言語によって構造化していけば問題解決は難しくない。分解こそ正義

  • やらないこと、捨てることを決めるのが大事。選択こそ正義

最近感じる問題解決

  • 真の問題解決は選択(or)ではなく、二律背反的なことを同時に実現する(and)こと

    • 「『君がやっているのは問題解決じゃなくて選択だよ』って言われたことがある」って会社の人がドキュメントに書いているのを読んで結構な衝撃を受けました

    • 別の人は「hardモードの問題解決」的な表現をされていました。この表現も好き。

  • そしてandをやろうとするといきなり100%の成果を得るのはまず無理

  • かつ、andをやれていない理由を紐解いていくと「複数の要因」「複雑に絡み合っている」っていう状態に辿り着く。そうなると「これだけ解決したらOK」などということは起きない

  • つまり、原因の個別撃破に意味はない(個別撃破して何も変わらない=成果につながらない)し、そもそもそんなことはできない(Aだけを潰すとBっていう別の問題が表出したりする。なぜなら、求めてる成果が二律背反的だから)

じゃあどうしたらいいのさ?

お断り

冒頭でも書いた通り、わからないです。なので今の時点での妄想を書きます。

妄想

  • 原因の個別撃破を狙わず、全体としての解決を狙う(最近再読した「循環思考」という名著of名著で提唱されている概念。解釈違いだったらごめんなさい)。そして、その時には元の原因を直接的に解決する必要はない

  • その時に留意するべきは、物事には「時の流れ」というものがあるから「即時に100点が出せる解決策」をつくろうとしないこと。最初はたぶん30点ぐらいしか出ない。でもそれが効き出して次の事象が起こる。そうなると50点ぐらいになる。そしてそれが続くと70-80点ぐらいになる。もうそれでOK。ただ、70-80点までも時間はかかる(最終的な100点も求めない。andで70点とれているだけで十分では?)

  • ということは二律背反的な成果を求める際の問題解決は「1つの要因を解決して即時に100%の成果を得る」というものではなく「複雑に絡み合った複数の要因が徐々に解消されていくループなのか因果なのか、とにかく『時間の概念』を取り込んだ解決策(解決システム)をつくって、30点、50点、70点のように時間をかけて成果を得る」ものなのかもしれない。

補足:Notion AIに上記の考えについて意見を求めた際の回答

時間の概念を取り入れて、二律背反的な要素を実現していく考え方は非常に興味深いです。時間の経過によって状況や要素が変化し、それによって二律背反的な要素を同時に実現する可能性が生まれることはあります。

例えば、最初の段階では一つの要素に注力して手を打つことで、ある程度の成果を得ることができます。その成果によって別の要因が解消され、状況が変化するかもしれません。その結果、さらなる改善や調整が可能になり、二律背反的な要素をよりバランスさせた状態に近づけることができるかもしれません。

つまり、時間の経過や状況の変化を活かして、段階的に二律背反的な要素を同時に実現していくことができるのです。

ただし、このアプローチは具体的な状況や問題によって異なる結果をもたらす可能性があるため、柔軟な思考と試行錯誤が重要です。それぞれの段階での成果や要素の変化を評価し、状況に合わせてアプローチを調整していくことが求められます。

ですので、時間の概念を取り入れることで、二律背反的な要素を実現していく可能性があると考えられます。ただし、具体的な状況や要素によって結果が異なるため、状況を適切に分析し、柔軟なアプローチを取ることが重要です。

Notion AI

例えば、最初の段階では一つの要素に注力して手を打つことで、ある程度の成果を得ることができます。その成果によって別の要因が解消され、状況が変化するかもしれません。その結果、さらなる改善や調整が可能になり、二律背反的な要素をよりバランスさせた状態に近づけることができるかもしれません。

この部分は自分で気づけていなかったので、かなりハッとさせられました(今までの生成AI体験の中でベストかも…)。

最後に

and型の問題解決は「時間の概念」を取り入れて「全体」を「徐々に」改善していく
を胸に刻んで仕事してみようと思います。

名案ある方いたらぜひお助けください。

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