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良くなっていないが、実は良くなっている?

当院にひざ痛で来られている小平市在住60代女性で

軽度認知症を併発している方が来ています。

最初のころは表情がこわばって、

うつろな感じで来院され、

同じことを何度も聞いてくるなど

認知症の特徴がみられました。

またひざの痛みもあって

外出機会も減っており

ご家族に介護保険を申請し

短時間のデイサービスでの運動を勧めました。

しかしデイサービスに行きたくないということで

介護保険すら申請はしていません。

毎回通院で来るたびに変わらず

「痛い」という訴えが聞かれました。

毎回付き添いでご主人さまが来られ、

ひざのことについて質問やどのように

今後すすめたらいいか聞かれていました。

ただ毎回話しを聞いていくと

以前は早朝に足が攣(つ)って痛みの訴えがありましたが

いまは起ることなく経過し、

外出頻度も増えていきました。

息子様や実の妹さまが外出機会を増やすきっかけを

作ってくれたことも影響しています

先日、以前通院している内科の定期受診に病院へ行き、

その方がいつもの流れで

ひざの痛みを訴えたところ

同病院の整形外科医師を紹介されました。

近くのクリニックには受診していたようですが、

勧めをうけてMRI撮影を予定しています。

しかしご家族はこの流れだと手術の方向に勧められると考え

どのようにしたらいいか悩んでいました

しかしほぼ家族全員一致で手術はしないほうが

いいという方向になっていました。

私も個人的には認知面などを

考慮するとしないほうがいいと考えました。

ご本人さまに聞くと

手術はしたくないとの意見が聞かれました。

痛みの具合についても

外出後の痛みは強く残存することなく経過しており

ご本人さまに聞いても、

「ひどい痛みではない」と言っておられました。

いままでの経験上痛みの訴えについては慎重に

聴かないとわからないことがあります

「痛い」が癖になっている方がいるからです。

経過をみて思うのは足の攣(つ)りが減っている。

外出頻度が以前より増えている

外出後痛みの増悪はない

最近、当院でしているインスタグラムでの

昼の運動を自ら参加するようになっているなど、

ご本人さまの訴えだけでは

治っていないという話しになってしまいますが

実は少しずつ変化が出ていました。

特にこの方は少しずつ表情が明るくなっており

認知面の低下が予防出来ている印象があります。

軽度認知症は運動で良くなると根拠も出ています。

そのため私はいい感触をもっています。

訴えと変化度など傾聴しなければわからないことが多いです。

ひざの痛みを家族が聞くとどうしたらいいかわからなくなります。

きっと不安になります。

しかし整形外科クリニックや病院の診療では

うまく話しを聞いてもらえなかったり、

うまく話せない方も多く身受けられます。

特にこのような方については傾聴が大事と思っています。

もしご家族でひざ痛があり、また認知症などが有る方は

傾聴とともに日々の生活の変化などを見守ってください。

またご不明な点があればご連絡ください。

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