「私より○○な人いるから…」とかいう思考

こんにちは!
この記事を開いていただきありがとうございます。
かにと申します。

普段は悪性リンパ腫の闘病記録としてnoteを書いてるんですが、今回はどちらかというとぐちゃぐちゃに絡まった思考を整理するために書こうかなと。

かなり、かな〜り読みにくいかと思われますが、最後までお付き合いいただけたら幸いです。


そもそもどんな思考がなぜぐちゃぐちゃに絡まったか。

闘病って、″しんどい″んですよ。やっぱり。
もちろん、とっっても強いお薬を体内に入れてるわけですから、副作用など肉体的にまずしんどい。

でも今私が伝えたい ”しんどさ” というのは、
「いつまでこの副作用が続くのか分からない」
「なぜ私がこんな目に遭わないといけないのか」
「もし治らなかったら、再発したら、どうしよう」
などといった、精神的な″しんどさ″。

″しんどい″から、しんどい!って言いたい。私は今こんなにもつらい!って、言いたい。

もちろん全員が全員、「しんどいって言いたい!」と思っているわけではないでしょう。
ただ私は現代っ子らしくSNS中毒者ですし、自己顕示欲だとか承認欲求だとか、そういう類のバケモノを体内に飼っておりますので。言いたい。

じゃあ言えばいいじゃん。

いや、そう。そりゃそうなんですけど。
ここで ”ヤツ” が邪魔してくるわけです。

「だって私よりもしんどい思いしてる人いるし

これ。この思考。
私よりももっと副作用がキツい治療法で闘病してる方ってたくさんいるんです。
私よりももっと症状が重くて、食事とか、排泄とか、そういう日常行為がままならない中頑張っておられる方ってきっとたくさんいらっしゃるんです。
そんな人たちがいるのに、私如きが、「しんどい!!」なんて言えない。
でも、自分の物差しでは私は″しんどい″、だからしんどいって言いたい。

これが、ぐちゃぐちゃの正体。

そもそも、私の″しんどい″は、精神的なもの。例を挙げるならば、<病気じゃなければあったはずの日常>が、<今の私>には無いこと。
大学に行って、同級生と会って、一緒に勉強して、遊んで、バイトして…。

これは、他人の″しんどさ″と比べれるものでは無いはず。というか、比べたらダメなもの。その人がどんな社会的地位にいて、どんな日常を持っていて、それにどんな価値を感じていたか、なんて他人の私にはわかりっこないから。

肉体的なしんどさと、精神的な″しんどさ″をごちゃ混ぜにしてしまっているから、言えない。
このふたつは明確に線引き出来るものではないから仕方ないところもありますが。


私は闘病中なのでそれに則して書きましたが、「私よりも○○な人いるからっていう思考、共感してくれる人そこそこいると思うんですよね。「私よりも△△が上手い人いるから私なんて…」とか。
常に比較されて生きてきた気がしますし。…ちょっと大きく出過ぎたかもしれないです。まだ社会に出てもいない小娘が、とか言わないで。

でも、自分よりも上の人がいる。それは当たり前なんです。頂点に輝く人間って、1人だけなので。その限られた1人以外は「私よりも○○な人いるから…」の立場になります。
残りの人間がみんなそうやって自分のことを卑下してたらたまったもんじゃない。

だから自信をもって「私は○○だ!」って威張り散らせばいい。…とまでは思いませんが、そこまで自分を過小評価する必要はないと思います。自分に自信を持って。あなたは1番じゃないかもしれないけど、充分に自慢できるものを持っている。胸を張れ、そなたは美しい。


と、はい、ここまで偉そうにつらつらと語りましたが、めちゃくちゃ自分に言い聞かせてます。
考え方というものはそう簡単に変わってくれないですね。
ただ、全部書き出すことで感情が整理されて自己理解が深まるのは良いことです。きっと。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
良ければまた覗きに来てくださいm(*_ _)m

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