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ラジ鬱投稿

今週の投稿
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田中さん、こんにちは!2周続けての隔週放送、禁断症状が出て大変です笑
放送のなかった日曜日は、タイムフリーの期限が切れるぎりぎり、9時半くらいから前週の放送を聞いて、なんとか乗り越えました!

ところで今月の初め2月1日に、少し不思議ない出会いがありました。

朝いつものようにランチの準備をしていると、突然お店の前に托鉢姿のお坊さんが現れたのです。力強く鳴らされる鈴の音に、窓からそっとのぞくと、目深に被った笠、体格のいいお坊さんが、うつむき加減に鈴を鳴らして立っています。なんだかこの世のものと思えず、ただものじゃない感が、半端ではありません。

あたふたしながら、作法もよくわからないながらに、お布施をさせていただくと、お坊さんは深々と頭を下げ、短いお経を唱えてくださいました。そして
「私はこのお寺の“オバラソウカン”というものでございます」
と、小さな紙片をくれました。お寺の紹介が書かれたその紙を見ると、なんと岩手県のお寺でした。

「まあ、遠くからわざわざ…」と絶句していると、お坊さんは少し微笑んだように見えましたが、踵を返してスタスタと力強い足取りで去っていかれました。一瞬の夢のような出来事でした。

ところでこのお坊さんのお名前、ひょっとして気づかれたリスナーさんはいらっしゃるでしょうか?
東北の震災の時、瓦礫の山の中で一心にお経を唱えていたひとりの僧侶が、ニュースで取り上げられたことがありました。石雲禅寺(いしくもぜんじ)の小原宗鑑(おばらそうかん)さんです。後で気がついて驚きました。

今なお、何を感じながら遠い鹿児島まで来たのか、今年初めに起こった能登地震をどう感じられたか、もっとお話を伺えば良かったと思いました。

リクエストはデビットボウイ の「ゴッド・オンリイ・ノーズ」をお願いします。

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