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(第1回)TwiceやBTSのボイストレーナへのインタビューから英語読解を学ぶ。

今日は前回紹介したKorea Timesの記事から英文読解のちょっとしたポイントになりそうな2文をピックアップしてみました。

記事の内容はタイトルにあるようにTWICEのジヒョやBTSのJin、VやJongkookのボイストレーナであるキムカンミンへのインタビューです。

早速ですが1文目

文脈は、数多くの歌手のトレーニングをして来てどんな人がより成長しやすいかという質問に対してのキムさんの答えです。

Flexibility in attitude and core muscle matters the most.

(和訳例)(指摘された事を受け止める)素直さや体幹が一番重要です。

どうですか?一読で意味が取れましたか?
ここでのポイントはmatterです。matterは大学入試でも超頻出です。matterは名詞で問題という意味が有名ですが実は、matterは動詞としても機能します。基本的のどの単語も2つ3つ品詞を持っていてそれぞれ意味が異なると思っておいた方がいいですね。

しかし、いくら意味が違うと言っても同じ単語ですから全く違う意味になることは少ないです。例えばこのmatterも名詞で「問題」という意味がありますが動詞で「〜が重要である」という意味が辞書に載っています。少し関連が見えませんか?

重要でもないことは問題にならないですよね?

このように1つの単語が複数の意味を持っているように見えて実はなんらかの関係がある事がほとんどです。

しかしこの関係性を見つけるのが難しいという声が聞こえてきそうなので1つアドバイスです。辞書の中にはこの関係性(専門的には語源と言います)があらかじめ載っている優秀な辞書があります。もしくはそれが面倒であれば「調べたい単語、語源」でググっちゃえば即解決ですね。

長くなっちゃいそうですね。飽きてきたら2文目は時間を空けて読んでみてくださいね。

それでは2文目

特に文脈はなかったのですが、あえて言うならトレーナーとしての彼女を説明している部分です。

I couldn’t escape from the sense of vanity, as I should hand down what I have to the others to earn my recognition.

(和訳例)昔は自分の持っているものを他人に伝える事でしか知名度を得られない自分に呆れていた。

どうでしたか?1読で理解できるのが理想ですね。ここでのポイントは後半のwhat I have to のとことです。have toを見た瞬間に「〜しなくてはならない」と反応するのは素晴らしい事ですが、後ろにthe othersと名詞がきているのでこれはhand down (言い渡す、伝える)の目的語である関係代名詞what節がwhat I haveで一息ついてto othersとhand downの相手だと読み直せるかがポイントでした。

どうでしたか?難しいと感じた方は是非フォローしていただき、これからも少しずつポイント解説していくので読んでいただけると嬉しいです。疑問等があればコメント等もお待ちしています。

簡単過ぎだと感じた方もこれからもっと噛み応えのある英文もやっていくつもりなのでよければフォロー、コメント等宜しくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

記事全て読みたいという方の為にリンク貼っておきますね。

http://m.koreatimes.co.kr/pages/article.asp?newsIdx=288428

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