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「要件」の前に「前提条件」をつける!


この記事では上記を使った場合とそうでない場合を比較しながら「前提条件」について説明します。



ChatGPTは、文章で指示を出したことにチャットで回答してくれるAIです。
こちらの「要件」(指示)の出し方次第で回答の精度もかわります。

なお、こちらの「要件」(指示)を『プロンプト』と言います。

プロンプトの書き方のコツの一つとして、

「前提条件」+「要件」  の形で プロンプトを作ることが大変効果的です。

そしてそれぞれおさえる事柄がありますが、この記事では「前提条件」についてを中心に書きます。


今回は、

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「スキューバダイビングを日本の海外でやってみたいのですが
 おすすめの人気スポットを教えてください。」 
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以上を「要件」として、

●「要件」のみ  の場合

●「前提条件」 + 「要件」  の場合

以上で比較してみます。


最初に、「要件」のみのバージョンです。



次に「前提条件」 + 「要件」 の場合。

「前提条件」を含むプロンプトとそれに対する回答(前半)


「前提条件」を含むプロンプトとそれに対する回答(後半)


このように、プロンプトの書き方により、回答がかわります!!


今回使った「前提条件」の書き方(コツ)を紹介します。

今回は上記の書き方を使って、以下のように書いてみました。

## Instructions
**タイトル** 日本の海外のスキューバダイビング人気スポットを初心者向けに紹介するためのガイド
**依頼者条件** スキューバダイビングに興味を持つ初心者や経験者。海外でのダイビング体験に関心を持ち、安全かつ魅力的なスポットを知りたいという意欲があること。
**制作者条件** スキューバダイビングの経験があり、海外の人気スポットに精通した制作者。分かりやすく魅力的なガイドを作成する能力を持ち、安全なダイビング情報を提供することができること。
**目的と目標** 初心者向けのスキューバダイビングガイドを作成し、日本人に海外の魅力的なスポットを紹介すること。安全なダイビング体験を保証するための情報を提供し、読者に興味と信頼を与えること。
## End Instructions


これにより、この後の要件に対して、どのような立場として、何をどのような形で答えるのか回答する側のChatGPTに示すことができるのです。

今回はこの「前提条件」+「要件」で出た回答に対して、

次はそれを「表形式」にしてください。 などチャットを繰り返してみたところ、上記の回答を出せました。

ChatGPTの得意として、前の会話(はじめから)を加味することができますので、自分の求めるものが出るまでチャットを繰り返すことも効果的です。







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