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『ドラァグ・ブラック・アポロプリエーション』

これは、自分がドラァグパフォーマーとして、考えるのが必須のことであり、ドラァグのコミュニティでシェアすべきことであり、また博論で取り上げるのに相応しいテーマである。

それは、ドラァグがブラックのトランクジェンダーによって始められものであり、それを尊重するのにどのような仕方があり得るか、である。問いの形式にしておくと良いかもしれない。

ドラァグのパフォーマーの多くは白人である。インディジネスもブラックも、目に見えにくいことはあるので、全体のパーセンテージをどのように集計できるかも、なかなか難問だと思う。アイデンティティと「血」、アイデンティティとレイスのそれぞれの関係も、一筋縄ではいかない。

ポイントは、良心派の白人ほど、これちついて沈黙することにしている、という点だと思う。これは、自ら勉強し、きちんと考えた結果であり、それ自体評価すべきことであると思う。しかし、他方で、それにより、問題が深く考察されることが遠のき、また複雑さが増してしまっている側面もあると思う。なぜなら、語り手が居ない、という現実が生まれてしまっているから。

もちろん、これには、コロナイゼーションが関係している、というより、その結果である。ブラックの研究者は、なかなか難しい研究者人生を歩むことが多いだろう。それで、クイアならなおさら。だから、私には、ブラック本人たちに、どうしたらいいか任せれば良い、とするのも暴論のように思う。あるいは、間接的にそうなっているのを放置するのに対して、何かを言いたい。

ともかく、バレンタインのショーにアプライするのに、初めてキング的なやつをやりたいと思うし、それのらラップの入ったやつをやりたく、それをともかく、どうしたらいいのかなぁと思っている。




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