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2024/05/29 キンクに関する覚え書き

書いたか書いてないか分からなくなったので、書いておく。ってか、noteやめるんじゃなかったのって、アタシは気が変わることも多いんだけど、何しろ、単に好きで書いてて、ほとんどの人がただで読んでるんだから、ほっとけである。素敵なお姉様がアタシのnoteを友だちに勧めてくれたそうなので、嬉しくなっているんです。

さて、サディストが施す側(トップ)であり、支配的な振る舞いをする側(ドム、つまりドミナントの略)であることが多いわけなんですが、こちら側には、実行すると鎮静作用がある。つまりダウナー系のドラッグと同じ効き方をする。私は酒もタバコも、基本的には砂糖も含め強いドラッグは接種しない(接種するのは、コーヒーとダークチョコレートとダイエットコークくらい)ので、隣に座っていて、匂いで食らってしまった経験くらいしかないが、それらと、あとボクシングの後くらいの鎮静効果がある。基本的に常に高速回転している脳みそが、ものすごくゆっくりになる。

一方、ウケ(ボトム)ると、ものすごくハイになるようだ。つまりアッパー系のドラッグと同じ効果である。

それって、やったことない人の想像と、もしかしたら逆なんじゃないかな、と。

トップは自分のサディスティックな欲望を果たすことで快楽を得るのではなく、自分の人を殺しかねないような強烈な欲望をハンドリングして、ボトムの欲するやり方と強度に合わせる、その際の自分の欲望のドライブ感に、つまり計り知れない欲望をコントロールをしている感覚に、快楽を覚えるのだと私は分析している。これはすでに書いた。

ボトムは、してほしいことを叶えてもらうのだけれど、殺されたり怪我させられたり傷ついたりする可能性を抱えているので、自分のドムを、ドムなトップを信頼するしかない。あるいは信頼していなければウケられない。その信頼して身を委ね、自分のしてほしいことを叶えてもらう、その達成感に酔う。だから、ハイになるのだと私は分析している。

なので、事前に取り決めた以上のことをドンドンしたくなってしまうのだけれど、それはハイになった状態のせいなので、かなり危険だ。だから、危険にならないように(死んだり、回復しないような怪我をしたり、トラウマになったりしないように)ドムが見極めをする。そういう技術と、それにより強まる信頼というのも、ハードなプレイをする関係には必須である。

なので、サブ(サブミッシブ、つまり被支配側)は叩いてと言い、ドムがダメと言う、という慣用句のような状況が発生するし、象徴的な現象だからこそ、慣用句のようなもの、たりえている、のであろう。

そういうプレーは、合意と契約の下で行われる。合意なしで、自分にはコントロール不能な状況で、ひどい目にあったトラウマ持ちがBDSM者になるというのは、ロジカルに妥当そう、である。

今日はそんなところで。

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