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『再生、ReBorn』

昨日、もと住んでいた島に帰る前に、シンクロヒーラーに連絡したら、しばらく旅行で出かけていることがわかった。代わりにタイマッサージに行きたい、などと思ったけれど、いつものゲイバーに行ったら、リーディングの日だと言われた。ヒーラーにやってもらう代わりと思って、かなり待ったけれど、リーディングしてもらった。私の知ってる誰かみたいなんだけど、相変わらず私は誰か分からない人。でも、とても魅力的な人。

ピンクと紫系のグラデーションで堀の深い黒毛の顔を綺麗に化粧して、しかし細めの口髭を蓄え、長髪のウェーブがかったヘアスタイルに、赤のドレスを着ていて、素晴らしく美しかった。もちろん、とても素敵だと伝えた。

そうして、過去、これまで、未来の3枚のカードでリーディングしてもらって、昨日のリリックを書いた。

彼女のカードには、人の絵が全く使われていない。タロットには、性別のハッキリしたキャラクターが書いてあるので、そうではないのを使っていると彼女は説明していた。

シンクロヒーラーは、いろいろなカードを使い分けているけれど、トランスのやつが私は好き。

午前中、シンクロヒーラーの車で連れて行ってもらった、例のコンサイメントストアに行ったら、ファンドレイジングにと50ドル渡され、抱きしめられた。彼女とヒーラーと私は、スピリチュアルな何かに呼ばれて繋がった。

なので、シンクロヒーラーが働き出した店に、行っておいた方がいいような気持ちになった。そこも私が先に呼ばれて、すでに繋がっていたから。忘れ物を取りがてら出向くと、彼が意気投合したらしい男性のウィッチに、たまたま会った。しばらく話し込んで、

「ウィッチは、ノージェンダーなの?」と聞いたら、「何だよそれ。ジェンダーにはよらない。存在それ自体」と言われて、はっとした。リーディングを彼のマムから習う予定だったけど、違う街に引っ越したんだよねと言ったら、オンラインでも習えるとのこと。

昨日の彼女は10年のキャリアだそうで、本をたくさん読んでいるけれど、基本さえおさえたら、あとは雪だるま式に知識は増えていくから、基本をやりなと。なので、やっぱりマムのクラスはとった方が良さそう。

この間、彼の「マムが、クラスが始まったところだから、次の初回まで待ってって言われ逃したのだけれど、次はいつから?」と聞いたら、「あなたの準備ができたら。そしたら連絡して」と。

彼もまた、レイキマスターだそうだ。

最後に、「それで、あなたは何と名乗っているの?」と聞かれたから、「ヒーラー。一昨日決めたんだけどね」と答えたら、「でも、もっと前からヒーリングしてたと思うよ」と返された。

忘れ物は、白いストーンのブレスレット。

「石も、全部入れ替える時みたいで、手放してるの。総入れ替えするのは2回目なんだけれど、また再生してるからかな」と言ったら、「人は人生の中で、何回も生まれ直すからね」と。

そうして、次の目的地に向かいながら、ハッとした。

自分で言ったのに、何を言っているか、自分で分かっていなかった。かなり集めていた、しかも、自分で選んだ石を組み合わせて作ったブレスレットや、他のアクセサリー類も、昨年の2月に全て手放した。それを見て、その時のルームメイトは「女の人生を清算しているんだ」と言っていた。そのことを思い出して、そうか、私は女から、クイアに生まれ直して、そうして、またヒーラーに生まれ直しているんだと、そう気がついた。

そうしてウィッチの言葉をまた思い出して、私は自分のトラウマを癒していることをヒーリングと言われたと思ったけれど、シンクロヒーラーに言われたように、人を既にヒーリングしていたと、そう彼も言ったのかと、また気がついた。

シンクロヒーラーは、ウィッチ・メンに会って、ウィッチになることにしたと言っていたから、生まれ直したのかもね。しかも、私にインスパイアされて、公にカミングアウトしたらしい。ちょっと心配しちゃったけど、まぁ、大丈夫でしょう。

昨日、リーディングしてもらって驚いたのは、言っていることが、レイキマスターが私に教えようとしたのとシンクロしてたから。リーディングした彼女にも言ったんだけれど「正しい方向に向かっている」。

シスストレート世界から、クイア世界へ、そしてヒーラーのスピリチュアルワールドへ。実は、最初から、その3つは混在してましたよ。

そもそも、世界とはそういうもの、なんだろう。

決めたのは、不思議なことが起きた時に、私を悪い方向に導こうとしているのだと、逆らわないこと。そのまま導かれる方に進むのが良い。そのことに気が付かなくて、大変な思いをしたけれど、再生のため。リ、ボーン。

今朝、レイキマスターは、私の書いた言葉の中に、蘇ることができる「かもしれない」と書いてあったけれど、「あなたの存在は認めるけど、あなたのやり方は嫌い」と人に対して思うと、蘇ると思うよ、と言っていた。だから、Phienixなのね、と。

私はそれを聞いて、確かに「蘇った」と書いたはずだと思ったけれど、クイアに生まれ変わったのでは、まだ権力の中にいたから、そこから出て、ついに、私は蘇ったんだなと、そう思った。

蘇ったと言える時が来た。

たぶん「また」来た。そうして、再び、また来るだろう。それは2年後。きっとPR取得時。これは、予言だ。

道すがら、OKANが再び公演に来るビラを電柱に見つけた。




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