黒魔術という言葉が、日常用語になっている今日この頃である。しまいには、笑うしかない、って感じになってしまう。なぜかと言うと、私の信仰しているのは、科学だから。なので、世の中に、神々というのが必要だというのも、信じたら良いことも悪いこともあるが、多くの場合生きやすい、ということもわかる。信じることにして生きることもできる。私自身。
そうすると必然として、そういう信仰からの逸脱も同時に存在することになるから、鬼やウィッチは、神々と同様に必然的な存在なのも、わかる。ロジカルに考えても、そうなる。
なんだけれど、into itにはなれない。
私の周囲には、ウィッチが大量発生中。ってか、ウィッチ率って、そんなに高いの? そんなわけ、なくない? ジェンダーによらないのが、さすがクイアコミュニティと重なっているだけあるんだけども、ジェンダーに関係ないとしても、会う人会う人、70%くらいの確率でウィッチである。80%か。
私は意識的に、人の紹介を頼りに、次に次にと関係を作っていくので、人間関係はスノーボール式に繋がっている。雪だるまのように増えるという意味ではなく(そうなってもいるんだけれど)、問題のある言い方だと承知で言うと、「スノーボールサンプリング」式に人間関係を作っているってことね。
SNSで繋がってもそうなるのは、特にFacebookが同様の手法で人と繋がる仕組みになっているから、だと思う。(そうすると、SNSを使って質的な調査をすると、少なからず、現在の私のような状況になる。)
ウィッチにも色々いるから、プロは、いわゆる東洋医学的サービスを売っていたりする。きちんと免許や資格を取得してね。なんだけど、そういうのとは、全く違って、黒魔術派もかなりの確率でいる。経験した出来事を聞くこともあるし、使っている人がどんなかを聞くこともあるし、使ってる人に話を聞くこともあるし、クレンジングしてもらったら、他の人の言うところによると黒魔術だったってこともある。日常生活の中でね。
実際に、クレンジングも効くし、psychicな力をいい方向にも悪い方向にも使えて、他者に悪影響になるような使い方をする場合の総称として、black magicという用語を使っている、ということになり、日本語で「黒魔術」と私が頭の中で変換してしまうのも、思わず失笑してしまう原因だとは思う。そもそも、直訳可能な用語の方が少ないから。
私も実際、「もってる」ので、風がないのに、またどう考えても、誘引している自然科学的要因がないのに、ドアが開いて、そして閉まる、とか、その繰り返し、とかが起きることも多く、それを見ながら、勘弁してよと、ため息ついたりしている。
それでさ、psychicな人たちや力やなんやかんやは、私がパートナーを選ぶのに、シスストレート男性も選べる相手を、どうしても、絶対に、避けて欲しいみたいなのよ。論理的にも、その方が良いかもしれないんだけれどさ、人を好きになるのは、理屈ではないことにしておきたいの。そのこと自体が、一つの社会現象でしょうけれどもよ。
私の夢を壊さないでよ、と思って、そう思う私を、科学者の私が笑う。
周囲で起こることについて、私のコントロールが効かないのはわかるが、しかし、自分でカードリーディングを4回とかやり直しても、どうしても、相手がクイアでもシスストレート男性と関係を持てる相手を避けて欲しいみたいなのよ。どうするかの行動の一つを決めるのにも、そう。ともかく、全勢力をして、避ける方向に持って行かれています。
やれやれだけも、次にパートナーシップを結ぶのは、性的指向がABCDの人にしておくわ。っていうかさ、それが黒魔術なら、どうしろって?
そうして、5日間も二人きりで過ごしたのに、キスしたいとも言わずに帰宅するアタシです。ため息。私に言い出す役割が任されている相手をやめておけ、ということなのも分かります。男でないけど、男が廃るような気持ちになるのも、やめておきたい。
一連のカスタネダの著作を読まないといけないのは、やっぱり必然だ。