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ポールダンスコンペティション

結局、substackは使い勝手が悪く。

ドラァグをしたのとの関連で、ポールダンスの競技会を見たんだけれど、素晴らしくて、思わず泣いた。特に、マスキュリンなダンサーの演技に。

ポールダンスはサーカスの影響を受けて始まったけれど、もともとストリッパーのもので、美しく力強く踊ることで、自分たちの力を信じエンパワメントする、ある種のアクティビズムとして行われている、ということがよく分かったし、ドラァグとこちらと、どちらにシンパシーがあるかというと、断然こっちにある。何しろゲイシャだったのでさ。

本気の応援のために現れたお姉様たちの掛け声は、野太い声でのヘルヤ!である。フロアの師匠のアネゴと同じ。そうゲキを飛ばしているか、こそこそ何か噂話しているかしながらガンガン酒を飲む彼女たちを見て、自分の働いていた店を思い出した。トイレで喧嘩するとか、典型的だとされているようなやり取りは本当にやってて、霰もない格好でレスリング的何かに展開する場面とか、山田詠美も書いていたけれど、本当なんである。勘弁してほしいので、全方位的に距離を取り、知らんふりして、ぼーっとして、声かけられた時には誰にでも着いていく、というやり方で乗り切っていたけれど、彼女たちとでも、複数で、つるむ人間関係は無理。

そして、たまたま、その後の別の選手権のために来ていた友だちに再会して、彼女の演技をみるために、そのまましばらく参加して、アタシもいつか出ようと心に決めました。

クラブの数がパンデミックもあって減ったのは、ジェントリフィケーションのためみたい。しかし、ポーラーは、もはやアスリート。その力強い感じが、アタシは大好きだ。マスキュリンの師匠も複数見つけたし、マスキュリンポーラー練習仲間も見つけた。ポーラーのドラァグもいるから、ドラァグでも、どんなドラァグかによる。パフォーマンスの中でのSWリスペクトを自分はその仕事はせずにやっている、というのがどういうプリビリッジか、他人を諭す道具として話す前に、自分の問題として振り返りやがれ、である。

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