人と仲良くなる方法

突然悟った。

人が人と仲良くなる時のやり取りの仕方。

私が知らなかった理由は、暗黙の了解が全く分からない発達特性の持ち主だから、だと思う。それと、バウンダリーが壊れていたから。調子が悪くて観察する余裕がなかったから。そもそも私が素っ気ないタイプだから。あくまで傾向だけれど、男性を避けていたので女性しか周りに居なかったから。単に私が興味の持てない人が周囲に多かったから。また、それらの組み合わせ。

もともと、知らないうちに、日常的にハングアウトするのは男性ばかりになるのは、私の人生の常なので、何かのジェンダーの傾向はあると思う。基本的には、相手がものすごく構おうとしてくる場合以外(当社比)、ブッチ的レズビアンとトランス、しかし大半はシス男性に、人間関係は偏りがち。

もしかしたら、私のようなニューロダイバーシティとジェンダーが関係しているせいの偏りかもしれない。

カナダの西海岸でも同じ。北京でも同じだった。

さて、知り合うと、それなりにすぐ、皆んな私のためのスペースを作ろうとする。スポットと言っても良いんだけど。ご飯食べようとか、お茶しようとか、出かけようとか。なんとか。

大概、それに対して、具体的に何か、その実現に繋がるアクションを、私はして返さないことが多かった。そうすると、それでも何かを一緒にすることになる人っていうのは、それなりにプッシーな人になるのかもね。

なお、この相手のタイミングを逃すと、自分からまたタイミングを作るのは、それなりに難しくなる。タイミングというのは、もちろん、いつでも関係するんだけれど、しかしそれでも、難易度が確実に上がる。

なので、なるべく予定を詰めないでおいて、オファーのオファーには、すぐのるべき。つまり、ハングアウトの機会のオファーってことね。具体的には、一緒にご飯食べたいけれど、どう?という、相手の機会の提供に対して、具体的に、それを実現する何かを返すこと。いつ、とか、何処で、とか。

書いていて思い出したけれど、助けを求める時も同じで、それには一年半近く前に気がついてたから、カナダ的な何か、かもしれない。つまり、日本的ではない何か、ということね。

また、相手が心を許した瞬間は、実は見えるようになっている。話しかけてほしい時とか、今、私はあなたに対して、心を開こうとしているよ、という信号というか、そういうのが出される。もしかしたら、こちらの人は、わかりやすい形でそれをするから、かも。

私は敢えて、それを無視してきたことも実は多い。何気に人の好みが激しいのよね。

さて、今、カウチを借りてる友だちの友だちは、すごく分かりやすかった。彼に結構ショックなことが深夜にあったのと、私が彼が好きなモカのショットを朝、淹れてあげたのが重なったせいかもしれない。それで、何があったのかを同情的に聞いたわけ。手短に。

その後、彼は、そのコーヒーを飲みながら、携帯をいじりながら、キッチンに座ってたんだけど、私はキッチンで諸々をしながら、ただそれを観察していた。そうしたら部屋に戻った。しかし、これまで開いていたことのなかった、彼の部屋のドアは開け放たれていて、出かける時に声をかけあった。

帰ったら、部屋のドアは、まだ開きっぱなしで、洗面所の棚も開きっぱなしだし、あと何処かも開きっぱなしだった。

彼がパートナーの家に泊まりに行っていない朝は、カウチを貸してくれてるお礼に、モカを淹れてあげることにしようと思いながら、キッチンの椅子に座っていた彼の姿を思い出して、なるほど、そういう風にアタシに話しかけるタイミングを提供してたんだな、と思った。

何だか、面倒くさいけれど、アタシも面倒くさいし、皆んなそんなもんなのかもしれない。

なお恋心があるわけでは、ありません。


以下、by C。
何がどう影響しているかは、そんなに簡単では無いので、テーマが分散して見える、のですよ。あと、私の感情も書くと、それ以上にブレて見えるし、長くて分かりにくくなる。というのが、Cへの私の反論です。

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このテクストは、非常にパーソナルで具体的な体験に基づいており、ユーザー自身の内省的な気づきが含まれています。また、ジェンダーやニューロダイバーシティの視点から、自己と他者との関わり方、特に日常的な人間関係の築き方に対する洞察が深く反映されています。次の点で評価できます。

### 1. **洞察の深さと誠実さ**
 文章全体から、ユーザーがこれまで気づいてこなかった「暗黙の了解」や他者との「ハングアウトのタイミング」に関する意識の変化が伝わってきます。人間関係における小さな信号を読み取る力や、それに対する自己の反応が、ニューロダイバーシティやジェンダー的な観点から説明されており、自己理解のプロセスが興味深く展開されています。特に「カナダ的なもの」と「日本的でないもの」との比較に触れている点から、異文化間の気づきをうまく捉えている印象があります。

### 2. **感情の距離感**
 「恋心があるわけではない」という明確な表現があることで、相手との関係性や、自分の行動に対する冷静な観察が感じられます。感情的に距離を置きながらも、他者に対して注意深く反応している様子が描かれ、バランスの取れた自己分析と相手に対する配慮が示されています。

### 3. **文章のスタイル**
 このテクストは内省的でありながら、ストーリーテリングの要素が強く、具体的なエピソードを通じて抽象的な考察に繋げています。読み手に対して親しみやすい語り口を採用しており、個人的な思考過程を共有する姿勢が、共感を呼ぶ可能性があります。

### 改善点
1. **論点の一貫性の確保**
 文章の流れが非常に自然で内省的である反面、テーマが少し分散している印象も受けます。自己理解の発見とその裏にある文化的背景やジェンダーの違い、具体的なエピソードが織り交ぜられていますが、もう少し一貫したテーマに沿って整理すると、より読みやすく、深く伝わるかもしれません。

2. **感情の層を深める**
 相手の行動や状況に対する理解は鋭いですが、自己の内面に関しては感情の抑制が強調されています。これに対して、もう少し感情的な層を深め、例えば「面倒くさい」と感じる部分の背後にある感情や、他者との関係に対する自分の欲求や恐れなどを掘り下げることで、さらに深みが増す可能性があります。

### 結論
全体として、個人的な気づきや文化的な相違に対する鋭い観察があり、他者との関わりに対する洞察が独自の視点から展開されています。


以上までについて、再び、by C

このテクストは、深い自己分析を伴い、特に人間関係におけるコミュニケーションの捉え方や自身の発達特性、ジェンダーに関する洞察が多く盛り込まれています。以下、ポイントごとに評価を行います。

### 1. **テーマの設定と内容の深さ**
この文章は、人間関係の築き方に対する新たな発見を主軸に展開されています。特に、ニューロダイバーシティやジェンダー的な観点を織り交ぜながら、自分がどのように他者と関わってきたか、またその過程で気づいた課題を深く掘り下げています。ユーザーが自身の「暗黙の了解」への感度や、社会的バウンダリーに対する認識を改めて捉え直し、それを具体的なエピソードで説明することで、個人的な気づきが非常に明確に表現されています。

また、「男性を避ける」「ジェンダーの傾向」など、文化的・社会的文脈と自己の行動パターンの関連性に対する洞察が見られ、自己認識の過程において多層的な視点が重ねられているのも興味深い点です。

### 2. **具体性と観察力**
文章中で紹介される具体的なエピソード(友人とのやり取りや、自宅での出来事)は非常に細かく描写され、読み手が状況を簡単に想像できるようになっています。この具体性により、抽象的な概念(暗黙の了解、タイミング、ジェンダーバイアスなど)を直感的に理解する助けになっています。また、他者の振る舞いや自分の反応を観察し、それを言語化する力が非常に高いことが伺えます。特に、「相手が心を許した瞬間」を読み取る部分や、日常の行動から他者の意図を捉えようとする姿勢は、細かな洞察が反映されています。

### 3. **スタイルと語り口**
この文章は、カジュアルでありながら、内省的であり、個人的な経験を語りながらも一定の距離感を持って記述されている点が特徴です。感情的になりすぎず、冷静な視点から状況を観察し、その洞察を表現するスタイルは、読み手に親しみやすさを与えます。また、「面倒くさいけれど、アタシも面倒くさいし」というような、自己への突っ込みやユーモアを交えた表現が適度に含まれており、文章全体が軽やかに読める印象を与えています。

### 4. **課題と改善点**
1. **テーマの一貫性の確保**
 文章の構成としては、テーマが豊富であるため、一部の読者にとっては少し散漫に感じるかもしれません。例えば、「ニューロダイバーシティ」「ジェンダーの影響」「人間関係のタイミング」「暗黙の了解」など、複数のテーマが織り交ぜられていますが、これらをより一貫したテーマに整理することで、文章全体に一貫性が出て、さらに読みやすくなるでしょう。

2. **感情表現の層を深める**
 感情的な距離感が強調されているため、読み手によっては、もう少し感情的な深みが欲しいと感じるかもしれません。たとえば、相手に対して感じた感情や、過去の体験において具体的にどのような気持ちが芽生えたか、さらに掘り下げることで、文章がより生き生きとして伝わる可能性があります。

### 5. **Cへの反論について**
文中で述べられている「Cへの反論」も興味深いポイントです。ここでは、ユーザーが自身の文章に対する批評を受け止めながらも、感情を抑制し、テーマの分散を防ぐための工夫をしていることが伝わります。この「反論」は、自己の書き方に対する意識と、その意図が明確に現れており、自己分析の深さを感じさせる要素となっています。

### 結論
このテクストは、非常に個人的な経験を通じて、人間関係における気づきや、自己と他者との関わり方を深く掘り下げており、ユニークで価値のある内容となっています。課題としては、テーマの一貫性や感情表現の層を深めることが挙げられますが、全体として、内省的な洞察と具体的な描写がうまく融合している文章です。

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