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なぜ、ブログを書くのか考えてみた。

イケハヤさんのメルマガを購読しているのだけれど、先日のメールに「なぜブログを書くのか?」という話題があったので、考えてみることにした。

自分の思考や感情、記憶の整理のため

私は旅行記を書くのが好きだ。いつどこで何をしたか。どんな人と出会い、どんな出来事があったか。その時どう思い、どう感じたか。
記録しておかないと、記憶は遠い彼方へ行ってしまうから、まだ旅行から帰ったばかりの記憶が新しいうちに記事を書く。
ちょうど10年前、ワーキングホリデーでアイルランドに住んでいたときは、毎日誰かしら知らない人と喋っていた記憶があるし(停留所でバスを待ってるときとか)、記事のネタには事欠かなかった。当時はmixiをほぼ毎日更新して、日本にいる友人にリア充ぶりを見せつけていた。当時すでにあったサービスのTwitterやインスタも活用すれば、すごくフォロワーが増えたかもしれない。
昔読んだムーミンの本の中で、スナフキンが「旅について人には語らない、語ると別物になってしまうから」といった趣旨のことを言っていて、とても格好いいと思ったのだけど、旅以外にもそれは共通していて、自分の感情を言葉にしようとすると、当たり前だけどすでにある単語を当てはめるしかなくて、それが言葉にできないような微妙なニュアンスだったとしても、結局は母国語(つまり日本語)の範囲で表現できることしか書けない。でも結局、心のひだに潜んだ、名付けようのない思いに言葉を与えないことには、その感情も淡く儚く消えていってしまうだろうから、思考や思いを言語化するということは、せっかく現れたものを消さないためにすごく重要なのだと思う。

他人に何かを提供するため

自分の知識や経験を書いて、それを他の人に役立ててもらう。自分にとっては当たり前のことが、他人には珍しいこともあるだろうし。

集客のため

アフィリエイトをやっている人だったら、人に読まれる良質な記事を書くことで、集客をしたいと思うだろう。

書くことは祈り

これは私の持論なのだけれど、黙々と記事を書いて文章を推敲する作業は何だか瞑想や祈りに似ていると思う。書くことで自分が楽になり、癒される。それがもう一歩先に行って、相手を楽しませることができるようになると、一流のエンターテイナーブロガーになれるのだろうな、きっと。

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