#0005 高波と運休と報道

こんにちは、オウサマペンギンです。

私の住んでいる札幌圏で、昨日から今日にかけてJRが結構運休しています。その理由は、函館本線・銭函~小樽築港間の線路内に入り込んだ高波です。

この区間、JRに乗ったことがある方ならおわかりいただけるのですが、海岸線に沿って線路が走っています。防波堤ももちろんあるのですが、昨日の高波の状況は、この防波堤を乗り越えて波が押し寄せている、という悲惨なもの。JR北海道のホームページでは、高波の様子が写真で紹介されていますし、X(旧Twitter)では高波の動画も見られます。

これほどの高波になると、小石が線路に入ってしまったりするので、線路や沿線設備の点検、復旧作業は必須です。しかし、高波がひどく、点検すら行えないので、運転再開はいつになるのかわからない、という状況になっています。

無理に列車を走らせて脱線などの2次被害を出してはいけないので、運休やむなし、と私は思うのですが、今日、ネットニュースを見ていたら、某新聞社が運休を批判する記事を見つけました。

2年前、大雪で列車が長時間駅間で運休した時は「なぜ早く運休しなかったのか」とその某新聞社が批判していたのを、私は覚えています。

運転しても批判、運休しても批判。いったい何なのか、と思わずにいられません。

JRの立場を理解したニュースももちろん見ますので、この新聞社の報道にはあきれるばかりです。名指しは控えますが、鉄道関係の仕事を以前していた私は憤りすら感じています。ネットニュースのコメントでは、記事に対する批判のコメントが多数寄せられていたのがせめてもの救いです。

それにしても、この高波、早く収束してほしいです、実は私も困った人なので(笑)。

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