新版画の潮流/小原古邨と吉田博 、渡邊庄三郎について
・小原古邨(おはらこそん)の展示を観て
日曜美術館で取り上げられていた近代木版画の作家である小原古邨の展示を観てきた。番組で取り上げられていた作品の展示の殆どは入れ替えられていたものの、版画とは思えない絵はやはりすごい。昨年茅ヶ崎の美術館で開催され、原宿の太田記念美術館にて開催されている。
明治から昭和初期の間に活躍した人物ではあるのだけれど、日本国内ではほぼ無名のまま今日に至っていて、纏まった作品が掘り起こされたことがきっかけで、日の目を見ることになった。
鮮やかな色