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神戸青木の町洋食「洋食の赤ちゃん」 【サンプルケース遺産15】

強烈なインパクトの店名

なんといっても「洋食の赤ちゃん」という店名のインパクトが半端ない。神戸周辺に何店舗かあるチェーンのようです。
「赤ちゃん」の意味が想像力を掻き立てます。
その名の通り赤ちゃんのように可愛いとか愛おしいとかの意味なのか、赤間さんとか赤楚さんとか赤のつく方の名前の愛称なのか・・
謎です。

チェーンといっても親族の暖簾分けで広がっていった店のようです。

調べると昭和24年に神戸元町で開業したのが1号店で、8店舗ほどに広がり、今はすでに2店ほど閉店してしまっているようで残念です。

さて店構えですが、ファサードの赤いテントがレトロ感を演出しています。

赤ちゃんだからテントが赤いのか

店名ロゴのRESTAURANTの英文字がかっこいいです。この文字が、ただものではない雰囲気を醸し出しています。

左奥に「じまんのとんかつ」と看板があり、とんかつが売りのようです。

一方サンプルケースですが、ガラスケースの安物感がなんとも町洋食らしさを演出しています。
そして、メニューサンプル以外は余計な置物も無く、シンプルで好感が持てます。こういう店は美味しいはずです。

トンカツの横にビフカツがあり、関西の牛肉文化が垣間見えます。そしてトンカツとビフカツの値段が同じ!文化ですね。

ランチ、定食が1,000円以上からと意外に高い

しかし・・

結構値段がしっかりしています。実は大衆ではなく老舗のプライドが垣間見えてきますね。

出張で通りかかった店で、時間がなく食べる事ができなくて残念でした。

また、神戸に行ったらいつか食べてみたい店です。


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