ああ、受験生。今も昔も辛いのね。
志望校に合格できず命を絶つ人もいた時代の「受験戦争」の話。出題された問題が「バカバカしすぎる」という投書も紹介しながら、とんちのようなクイズのような問題を出すのはいかがなものか、それでいいのか大学受験と皮肉っていく。
子どもが少なくなりすぎて、どこの学校でも生徒の奪い合いという現在では考えられない話ではある。卒業すれば将来が保証されると信じられている各校は相変わらず受験戦争状態らしいが、それでもこのコラム当時に比べれば…マシ。らしい。
「ばかばかしい」と言われた入試問題や、深代さんが「別の大学の一般常識問題」にあったとしていた問題は「高校までにつけてきた知識を競う」というよりは、とんちやクイズに近いものがあった。
「こんなものまで対策しなければならなかったのか」という呆れと「合格した人はここまでの知識があったのか」という尊敬がにじんだ複雑な感情になってしまった。「もし、自分が当時の受験生だったら」と思うと眉間にしわが寄ったし、頭の中に受験生ブルースも流れた。
受験生がつらくてしんどいのは、今も昔もきっと同じ。昔と違うのは、今は「あ、失敗した」と感じたときにやり直しがききやすいっていうところだろうか。
職場の同僚にも「仕事をしていたらこっちの勉強もしたくて」と通信制の大学に入学している人がいる。大学受験に失敗したくらいで人生がつぶれないのは「よい時代になった」と言えるのかもしれない。
読んだコラム
「難問集」
思ったことを箇条書きに
自分の主張を決定
材料を書き出す
400文字程度の文章にまとめる
推敲して、ロジックを整える
使っている本の紹介
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やり方が掲載されている記事
文章を書く練習のやり方は、こちらの記事を参考にしました。
アイキャッチ画像は、wrtn を使って生成しています。
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