行政調査

令和5年5月15〜17日
令和5年度の市議会産業厚生委員会の行政調査が行われました。

①熊本県玉名市　　
市と地域との連携によるフードロスの取組み
・玉名市主導の企業から支援をうけるフードバンク事業と生活支援
・福祉法人が登録した子育て家庭への食糧支援「みんなのれいぞうこ」

福祉法人が運営する建物内にある
フードパントリーみんなのれいぞうこ

②長崎県五島市　
・浮体式洋上風力発電と漁業振興
・モバイルクリニック事業（医療機器を備え看護師が同乗する移動型診療所が往診し、医師がリモート診察すること）

洋上風力発電の柱を製作する臨海施設
船で運ばれ深く穏やかな湾内で組立られる

沖合5kmに設置された浮体式洋上風力発電
霞んでいたため肉眼で微かに見えました

ソフトバンクとTOYOTAの協力を受けたモバイルクリニック車両

③佐賀市　
バイオマス産業都市さがの二酸化炭素分離回収事業と企業連携の取組み
・ごみ焼却施設から排出するCO2を使った農業
・電気・温水を使ったスポーツ施設
・回収した天ぷら油から軽油を再生利用する公用車

隣接するCO2を利用する農業ハウス

産業厚生に関わる他市の取組みを、委員と市職員2名で学びました。

我が南さつま市が抱えている問題を解決するヒントをいただきましたので、議会を通じ市政に反映されるよう努めていきたいと思います。