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読書ノート630「銃弾の庭」(上)(下)を読んだ

スティーブン・ハンターによる、ご存じ、ボブ・リー・スワガーのサーガ。
と言っても、本書は父のアールの話で、時は第二次世界大戦のさなか、イギリス軍を悩ますドイツ軍のスナイパーをあぶりだす役割を、自身スナイパーであり、既に太平洋戦線でスナイパーとしての勇名をはせた、ボブ・リーの父、アール・スワガーがおおせつかるという話。
これまでにも、父、アールを主人公とした作品はあったし、ボブ・リー・スワガーのサーガにほれこんだファンとしては、どんな作品でも面白いと感じてしまうのだが、本書は、ちょっといつもとはテンポが違っていて、珍しく、いつものような興奮は得られなかった。
時代的な背景のせいなのか、イギリスが舞台になっている場面が多いせいなのかは定かではないのだが、でも、あばたも笑窪、ファンとしては、いいんだこれで!というところ。
とあれ、次の作品を早くお願いします!!!

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