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「居酒屋JAPAN」大阪で講演! テーマは、リサーチで驚いた店10「おどろきTEN(店)」

2020年2月5日、「居酒屋JAPAN」大阪会場で講演した。今日の講演テーマは、いつもの飲食トレンドものではなく、「おどろTEN(店)」と題し、最近のリサーチで驚いた店を10店舗挙げるという内容だった。

振り返ってみよう。
10位〜300種類のハイボールを出す浅草橋の店。
9位〜100種類のお茶割りを出す店。学大からスタートし、最近一気に2店舗オープン!
これらは、TTP(徹底的にパクる)からTTF(専門分野を徹底的に深掘りする)への流れだ。

8位〜カウンターが際立つネオ大衆酒場。
7位〜クリエイティブと高い感性でつくるハイコンセプト酒場。
6位〜出会い系おでん屋台&銭湯バー。
これらは、大衆酒場がネオ化してるだけでなく、どんどん進化し、右脳的発想によるハイコンセプト酒場へと変容を見せているという動き。酒場がソーシャルネットワーク化し、新たなコミュニティの場になりつつある。あたかも昔の社交場であった”銭湯”のように。酒場は人々の心を裸にする!

さて、ベスト5は…⁉︎
5位〜ネオスナックブーム。ドミナント展開する居酒屋や焼肉店が地域顧客囲い込み(エンゲージメント)作戦のためにスナックを開業するケースが増えている。”スナ女”ブームも到来、お客さんがスタッフになる店もちらほら。
4位〜ロボット酒場。AI搭載したロボットがハイボール作ったり、お客さんに合わせて接客したり。まだ実験段階だが、3〜4年後には当たり前の風景になってるかも!

3位〜究極のエンタメ酒場。やっぱり「ももまる」(渋谷)。一度行ったら忘れない強烈なインパクト。難しい客の接待にぜひ。笑いでクロージング確定!
2位〜昆虫レストラン。私には試食は無理なので、フードスタジアム大関編集長に代わって試食体験してもらった。リニューアルした渋谷パルコ地下のカオスキッチンに入った「米とサーカス」で食べられる。
SDG's時代、食糧危機の救世主は昆虫と獣肉という説もあり、一度は体験したい。

そして、1位は…⁉︎
「佐藤こうぞう殺すにゃ刃物はいらない。痛風鍋があればいい!」
というわけで、にわかにブームになり始めた「痛風鍋」!
私は30年以上、痛風で悩んでいる。最近は慢性化し、プリン体の多い食材には気をつけている。
池袋にはその名も「痛風屋」という痛風鍋、痛風料理専門店が登場。鮟鱇や白子、牡蠣などを盛り合わせにした鍋料理が痛風鍋。新橋「炉ばたや」が3年前に始めたときに、店主の堀川さんに「絶対やめて!」と懇願したんだけど、サド的目付きでドヤ顔されたのを思い出す。元祖は仙台の「斎太郎」とか平井の「豊田屋」とか諸説あり。とにかく仇敵「痛風鍋」、大ブーム来そうな予感で、足がムズムズする…。

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