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「政治家の発信」について

地方ではなかなか政治的なことに関してSNSではアップしづらい。
例えばいま観音寺市では市長選候補の保守二人がガチで戦いを始めた。一人は毎日Facebookにドブ板回り活動をアップしている。もう一方はSNSを使わず一軒一軒を歩いて回っている。
前者が目立つように見えるが、「あそこに先に行ってウチはまだ挨拶に来ない」というようなやっかみを買うこともあるかもしれない。
だから、難しいのだ。
私は大のSNS発信派だし、政治活動の報告はSNSを通じて市民の皆さんにリアルに、正直に、わかりやすく伝えたい。リーフレットにも記述したが、地盤も看板もない私はが「伝える」ためにはFacebookやTwitter、そしてこのブログを使って発信することが「政治活動そのもの」だと思っている。
でも、私を支持してくれる近い人たちからも「言葉に十分注意して、アップは自制してほしい」と言われている。書いたことは正しくても、裏を読まれたり、ほんの些細な言質でも誤解されて批判の材料にされることがあるというわけだ。
確かに難しい。政治活動は“情報戦”でもある。私もここ数日いろんな方々と会い、政治に出る思いや考えている政策について伝えたが、公開は控えている。お会いした方々も他の政治家との関係があり、名前を出すことで迷惑をかけてしまう可能性があるからだ。

さて、私の問題意識を一つ書いておく。
この街では数十億円の予算規模の大きな新学校給食センター建設問題が持ち上がっている。内容をヒアリングすると、ハコモノ公共事業的で、子どもたちへの目線や思いやりがあまり感じられないプロジェクトだ。昨年の2〜3月に市の建設方針が決まり、今期の9月の議会での最終決議に向けて“既定路線”で進んでいる。
自校方式に拘ってきた地域では反対署名活動が起こっているが、それが大きな波にはまだなっていない。
さっそく、給食問題について調査を始めた。まず「学校給食のあり方」について私なりに考えてみたい。給食センター方式と自校方式にはそれぞれメリットとデメリットがある。
観音寺の子どもたちにとって、市内の学校すべてに一括配送する5000食規模の大量生産型の給食センター建設ははたして必要なのかどうか?
新しい市長、新しい市議会議員が決まるまで議会での最終決議は保留すべきだと私は思う。
※観音寺市長選&市議会議員選挙まであと119日

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