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2月の#ご自愛WEEK③

こんばんは!今日の東京は終日曇天でした。ちょっと気分が晴れなかった方もいらっしゃるかも?いかがお過ごしでしたか。

いよいよ来週から3月、三寒四温で春へ、まさに季節の変わり目です。この季節の変わり目には体調を崩しやすい方も多いと思います。人間は自然の中で生きているからこそ(都会であっても)否が応でも季節の変化、もっというと毎日のお天気の変化の影響を受けています。

晴れていたら気分がよかったり、雨の日は関節が痛んだり、低気圧で頭痛がしたり…いまでは「お天気痛」といわれたり「気象病」と言われたりもしているほど日々の天候、気圧、気温、時差、あらゆる外環境の影響を受けています。(職場がとても熱い、寒い、などの職場環境も)

多少の体調の波はあると思いますが、それでも環境がどうあれいつも通り居られるのは、私たちの体に備わっている"ホメオスタシス(恒常性)"という働きのおかげ。

徐々に毎日少しずつ気候が変わってくれると体も順応しやすいのですが、季節の変わり目は特に近年は大きな変化が目立つようになりました。1日の寒暖差が10度以上、昼間は半袖でもいいぐらいかと思いきや夜はダウンコートを着る。先週は大雪が降ったと思いきや今週は一気に暖かくなるなど…

こうなると、カラダも対応するだけで大変です(笑)

調子を崩しても仕方がありません。無理をしないように…と言ったり言われると思いますが、さて、ではここでこの対応力、環境の変化へ対応できるカラダとは?疲れていると余計に変化が大きい時期に体がついていかない、というのはなぜでしょうか??

今日明日と、そのメカニズムを中医学(東洋医学)的にお伝えできればと思います。


1月のご自愛WEEKの中で『バランス』について多くお伝えしましたが、この環境の変化への対応力も、実は“陰陽のバランス”です。今日はこの「陰陽」についてご紹介。

陰陽とは?

・世の中のすべてのものは「陰」と「陽」に分けられる
・陰と陽は正反対の性質を持ち
 お互いに協力・影響し合いながら、物事を支え動かしている
・どちらかが単独で存在する、消えてしまうことはない
・どんなものにも陰陽両方の性質がある
とされるものです。

光と影、太陽と月がよく例に出されますが、光と影だったら光は陽、影が陰、太陽は陽で月が陰、男女だったら男性が陽で女性が陰。でも女性だからといってすべてが陰なわけではなく、体の中でも背面は陽でお腹側は陰、臓腑の中でも陽より陰より、などとそれぞれ陰陽の性質をあわせもっており、陰陽が互いにバランスよく働き合うことで成り立っています。

そのため、ざっくり一言でいうと、
健康=体の中で陰陽のバランスがとれている、という状態。

それでは、体の中での陰陽とは?
(ここでは明日に繋げるためにも、ざっくりとした捉え方をします)


陽:体を動かすちから。
・あらゆる活動の源となるエネルギー
・温める、動かす性質
・エネルギー使う立場

陰:体を癒すちから。
・潤す、修復する、養うエネルギー
・冷ます、安静にする性質
・エネルギーを貯める、回復する立場

日中活動するのは陽のチカラ、
夜に体を休めて回復するのは陰のチカラです。

2月、この陰と陽のバランスはどうでしたか?どちらか1つだけでも機能せず、どちらも必要です。そしてこの2つの要素が、環境の変化に対応するにも必要。

明日はそのお話を。

#ご自愛WEEK #BODYDIALOGUE

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