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1年で最も●●が増える日がやってくる

ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。祝日こそお仕事の皆さまも多いと思います。働いてくださっている方がいらっしゃるからこそ休める、遊べるんだなと感じます。

さて、「1年で最も●●が増える日」と聞いて何が思い浮かびますか?
ストレス?日照時間?食欲?睡眠?運動?

うすうす感していたのですが、まさにこの記事が出た当時私はこの内容を身をもって体感したといいますか、まさにその通りの現実だったことを覚えています。

2016年の記事ですが、女性はゴールデンウィーク明け(5/8-14)が1年の中で最も体重が増えるそうです。

WM(わたしムーヴ)に蓄積された1年間(2015年11月1日から2016年10月31日まで)の体重データを集計し、週ごとの平均体重を確認したところ、1年間で最も太っていたのは、男性は正月休み明け(2016年1月3日から1月9日)の時期で72.24kg、女性はゴールデンウィーク明け(2016年5月8日から5月14日)の時期で57.62kgと判明しました。

ひえー😱
”正月太り”とはよく言いますが、正月太りと並んでこのまさに今、ゴールデンウィーク明けにもピークなるようです。
・正月太りが戻り切らないまま大型連休に入ることが多い
・連休になると、運動不足・過食気味になりやすい
からくるようです。
私の場合は確かに、平日よりも休みの日の方が意識して運動もする一方、友人や家族と外食することが多くつい食べ過ぎてしまいます。(当てはまる…)

昨年今年と都心部では特に”自粛”が求められているゴールデンウィーク。ここ1年在宅勤務が多かった方は日頃からの運動不足があるかもしれませんし、ついつい食べ過ぎてしまう、自粛期間中ということもあって家に居てあまり体を動かさない、美味しいものをテイクアウトして自宅で食べる…なんて過ごしていると、あっという間に体重は増加してしまいますね。

もちろん、「私はそんなことないよ」という方もいらっしゃると思いますが、「確実に食べ過ぎてる…」という方へ、ご自愛のヒントをお届けできればと思います。(今回は中医学/東洋医学の視点というよりも「体を調える」ポイントです。)

▼お腹を休める

食べ過ぎた体のご自愛は、これに尽きます。
もちろん栄養は食事から摂るしかありませんので、いきなり3日間断食!といった極端なことは推奨しません。

①まずは自分がどれぐらい食べているか?を意識する

特に「太ったな」「食べ過ぎているな」と感じる方は特に、普段どんな食事を摂っているでしょうか。

・1日3食、食べている
・”お腹いっぱい”に食べることが多い
・白米またはパン+おかずが基本で食べている
・外食またはテイクアウトが多い
・お酒やジュースをよく飲む(ぶっちゃけほぼ毎日飲む)
・お菓子は毎日食べている
・夜遅い時間に夕食を食べることが多い

2,3個以上思い当たるな…という方はいわゆる食べ過ぎなのですが、それが習慣になってしまうと、意識は”いつも通り食べたい”または”もっと食べたい”となり、体は”常に残業、キャパオーバーで疲労困憊”という悪循環にはまっていくのが怖いところです。

この<体は”常に残業、キャパオーバーで疲労困憊”>を解決するのがお腹を休めるということ。「食べない」というよりも「ちゃんと空腹の時間をつくる」ということです。

食べるという行為は、食べたものを口に入れてから<胃→小腸→大腸→肛門>(→便として出る)として流れていくわけですが、この間約2-3日かかっています。(食べたものによる、人により個人差はある前提です)
一度食べた食事が胃を通過しきるまでにも2-3時間はかかります。だから就寝前2-3時間前に食事を終わらせましょうと言われるわけですが、朝も昼も夜もそして間食も夜はお酒も摂っているとすれば…どうでしょう。

体は”常に残業、キャパオーバーで疲労困憊”>なわけです。自分の意識としては夜は寝ているわけですが、消化器官はずーっと食べ物の”消化・吸収・排泄”するために動かざるを得ない状況。寝る暇もなく泊まり込みで残業させられる日が続いているようなものです。

だからこそ、お腹を休ませてあげる=

②ちゃんと空腹になるまで待ってあげること

が大切です。

1日3食食べている方は、本当に空腹を感じて食べていますか?時間が来たから、付き合いだから、用意してくれたから、なんとなく…で食べていないでしょうか。もちろん子どもの頃や、普段から活動量が多い方はしっかり食べることも必要ですが、特に30代以降は男女ともに少しずつ代謝は落ちていきますので、食べる量は20代の頃と比べて少なくてOKなのです。これまで食べ過ぎていたならなおさら、”なんとなく1日3食習慣で食べている”ことがあればちょっと見直してみましょう。

前日食べ過ぎたら、翌朝の朝食はナシor軽めにする。
今日は動いていないし、そんなにお腹すいてないなと感じたら晩ごはんはなしにしてみる。
繰り返しますが「3日間断食!」という極端なことはオススメしません。特に朝食・夕食はどちらか1食抜くだけで、就寝時間の前後を合わせると12時間~16時間の間、お腹を休ませてあげる時間ができます。そうすると、消化器官にかかる負担が減り、消化器官が吸収・排泄に集中でき、そしてちゃんと”空腹”を感じるとまたエネルギーを欲するように自然となっていきます。

③空腹の後の食事のおいしさ、バランスよく食べる美味しさを楽しむ

お腹を休ませて、ちゃんと空腹を感じてからの食事は本当においしく感じます。せっかくお腹を休ませたのだから、ジャンクフードではなくて素材を活かした食事を摂りたいと、自然と体が感じるようになっていきます。決してオーガニックなものがいい、きちんと一汁三菜で…と張り切るわけではなく、できれば外食やテイクアウトではなく、少し自炊をしてごはん、主菜、副菜と食べることができればベスト、なるべく添加物や加工物ばかりでなく自然な食材からのごはんを摂れるとより一層おいしく食べることができます。

▼それって信憑性あるの?

ここまで「私個人の体験談」のようにも捉えられる書き方をしました。もしここまで読んで「いやいや、そうはいっても、空腹ってなによ。16時間空けるって何よ」と疑いを持った方、「なになに、もっと詳しく知りたい」と思った方は、こちらでも触れていますので読んでみていただけたらと思います。

上記の記事でも紹介していますが、この本で紹介されている”オートファジー”というノーベル賞をとっている理論です。

▼連休明けいいスタートを切るために

ゴールデンウィーク明けの5月、”五月病”とも言われるように調子を崩すことが多くなります。食生活が乱れていると、体は疲れているわけなので、頑張りたくても頑張れなくなってしまいます。
”食べ過ぎ”自体は病気ではありませんが、”疲れ”となって体に蓄積します。連休明けに調子を崩しそう、崩したくないな~と思ったらぜひ少し食事を見つめ直してみてください。

#ご自愛 #ご自愛WEEK #BODYDIALOGUE

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