人の悪口のすゝめ(かぼちゃ編)


悪口界の巨匠であり、数多ある悪口フレーズのなかでも一際異彩を放つ言葉。
それが「どてかぼちゃ」。

なんなん、どてかぼちゃって。

土手に自生してしていたカボチャが、充分に陽も当たらず肥料も少ないので、小さく痩せていて食用に適さないというところから「役に立たない者」とか「半端者」といったような悪口として使われるようになりました。

読んで字の如くなんかえ。ダボが。
土手のかぼちゃでどてかぼちゃなんかえ。ダボが。

ほなまぁ100歩譲って、語源も分かったし意味も分かった。じゃあ使い方。

「じゃかぁしわどてかぼちゃ!」

パッと言われてすぐに
(あ!どてかぼちゃ言われた!…待てよ。どてかぼちゃってなんや?さては土手に自生していたかぼちゃは畑と違って栄養分が少なく、小さく痩せほそっている所から役立たずや半端者と言った意味を持つ言葉なのか!?)
って頭に浮かんでから、なんじゃワレコラってなる?
そもそも言われた側が頭ひねらんと答え出てこん悪口ってなに?タコを見習え。タコがタコの生き方を全うしただけで悪口にまでなったぞアイツぁ。うるせぇタコ。

アホじゃボケじゃダボじゃあるなかで、わざわざ人をバカにする時にどてかぼちゃを選んだあなた。きっと今週の占い、ラッキーアイテムは「旬のお野菜」だよ。
かぼちゃは9月から12月においしく食えるんやと。
秋はおナスもおいしいらしいぞ。このおたんこなす。


おたんこなすもなんやねん!!

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