見出し画像
Photo by haruto_miyai

「英語で伝える力」を伸ばす方法

こーざきさん

「英語で伝える」がニガテな人が多い

Twitterのフォロワーさんなんかを見ていると、英語に苦手意識のある方がとても多いと感じます。中でも

「英語でのメールやチャットはどうにかなるけど、会議はちょっとニガテ」

「相手が話していることはなんとなく分かるけど、言いたいことが口から出てこない」

という方が特に多い印象です。

普段からそんな方々を見るたびに「英語が話せるようになりたい、という思いがあるのにもったいない⋯！」と歯痒く感じ、また「何か自分に何かお手伝いできることはないだろうか」とぼんやり考えていました。

今回は、そういった方々に自分の経験が何かしらのヒントになれば、と考えて記事を書いています。また、気楽に英会話を練習してみたい方向けのお手伝いを始めたので、そちらについても書いていきます。

自分も同じように悩んでました

かく言う自分も長年同じ悩みを抱えていました。

学生時代から10年以上勉強してきたのに、いざ会話になると言葉が何も出てこない…。英語ペラペラの友人には頭が上がらず、外国人を挟んで話すときはいつも苦笑い。「とりあえず笑っとけ、アハハ」で過ごしてきました。

その後、30歳でフィリピンに留学したり、外資系メーカーに転職したり、英語を使うポジションに手を挙げるなど自分なりに試行錯誤する中で、どうにか「英語で伝える」ができるようになりました。

今では会議や社交の場でも物怖じせずに話せるようになり、20年来のコンプレックスをようやく解消することができたかな、と思っています。

そんな自分が「言いたいことが口から出てこない」というコンプレックスを解消するために効果的だったな、と思うことをまとめてみました。

「英語で伝える力」を伸ばす効果的な方法

「言いたいことが口から出てこない」を解消するために効果的なのは

「間違えてもいいからいっぱいしゃべること」

これに尽きます。ポイントを以下に挙げていきます。

①間違った英語でも、相手は耳を傾けてくれる
「正しい文法かどうか」とか「正確な発音か」とかを極力気にせず、たとえ単語が思い出せなくても身振り手振りでなんとか伝えようとすること。

文章がメチャクチャであっても、懸命に伝えようとする姿勢を見せることで誠意は必ず伝わります。
「この人は何か伝えたいことがあるんだな」と察して相手も耳を傾けてくれ、結果的にコミュニケーションも自然とうまくいくケースが多かったように思います。

②恥をかくことで学習のモチベーションになる
間違いも含め、喋った内容を振り返って「あの単語がスッと出てこなかった」「言いたいことがあったのに文章が浮かばなかった」という悔しさが自分の中に生まれ、それが学習のモチベーションに繋がっていきました。

愛想笑いでやり過ごしてしまうと「また勇気が出なかった。自分はダメだ」という感情しか残らず、次に繋がりません。

③伝わればいい。“キレイな英語で話そう”は邪魔
外資系メーカーに入って何より驚いたのは、会議の場で頻繁に飛び交う“キレイ”じゃない英語でした。
英語がネイティブじゃない人の集まりなので、そこはお互い様、ということなのだと思います。

伝わることが第一。キレイな文章・発音や小慣れた言い回しは必要ないんだ、ということを教えられました。

一番カッコよかったな、と今でも思い出すのは、とある日本人のおっちゃんがカタカナっぽい英語で堂々と話していた姿。
海外の偉い人たち相手の会議で物怖じせず、なんなら笑いも取っていて、「こんなのもアリなんだ」と目から鱗が落ちたのを覚えています。

「そうは言ってもやっぱり怖い」という人に

とはいえ、周りに流暢な人がいると躊躇してしまったり、勇気が出なくて黙ってしまう、という方は多いと思います。
「いっぱい喋った方が上達するよ」と言われたくらいで踏み出せるなら苦労しないのです。

私の経験では「勇気が出ない」のハードルを越えるには

  1. 感情を乗せてしゃべる

  2. 自分の好きな話題をしゃべる

  3. 酔っぱらってしゃべる

  4. 1対1でしゃべる

が特に有効でした。自分がどうしても伝えたいことや言わずにはいられないトピックについてしゃべることで、心理的なハードルを越える訓練になったと思います。

具体的に私がよくやっていたのは

・インド人の同僚と英語で仕事のグチを言い合う
“上司にこんなこと言われた””不本意な仕事が割り振られた“
”〇〇なユーザーの話“etc
を会社帰りにひたすら言い合う。毒吐きによるストレス発散も兼ねていました。

・ドイツ人の同僚と育児の苦労・楽しみについてしゃべる
「子育てのここが大変」「自分の時間が取れない」「でも子どもはかわいい」というような話を、仕事の合間によくしていました。

・韓国人のマネージャと居酒屋ハシゴ
お酒の好きな韓国人のマネージャに、来日するタイミングでよく居酒屋に付き合わされていました。何について話していたかはもはや覚えていません(笑)が、お酒が入ると遠慮なく何でも言えるので、語学の良い練習になったと思います。

いずれの場合も1対1で、というのが大きなポイントです。
3人以上の場になると自分が必ずしも話さなくても会話が続いてしまい、その分だけ話すチャンスが減ってしまうので、会話のトレーニングをしたいならマンツーマンがベストだと思います。

自分が語りたいことを熱を込めて話す、をやってみることで、「英語で伝える力」は格段に伸びると思います。

回数を重ねればその分、英会話に必要な筋肉もついていくので、きっとしゃべることが楽しくなるはずです。

気軽に英会話を練習してみたい方に

「そうは言っても外国人の知り合いなんて居ないし」「月額制のオンラインレッスンはハードルが高い」と言う方に

私こーざきと英語で30分くらいおしゃべりする場、の提供を始めました。
Zoomで30分、1対1で英・日本語切り替えながらおしゃべりします。
費用は1回500円（初回お試し無料です）。

※2022/8/18 諸事情により募集を止めました🙇‍♂️

英語に関する経歴：
TOEIC: 910(2021.11) ／ドイツ・オーストラリア赴任経験あり／Silliman大学(フィリピン)留学経験あり

最後までお読みいただきありがとうございました！

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？