見出し画像

ホースコーチング回(TAKRAM RADIO #123)

TAKRAMRADIO ホースコーチング回

TAKRAMRADIOのホースコーチング回を聴く。

“ホース(に)コーチング(してもらう)”

ホースにコーチングをする、
ではなく
ホースにコーチングをしてもらう、
という意味合い。

超相対性理論のお三方が、
超相対性理論が少し前に言及していて
気になっていたホースコーチング。

ここにきてホースコーチング先の
小日向さんのゲスト回。

株式会社COASの小日向素子さん。

メディア欄を見ると、
聴き知っている番組やら
この人すごい認識している人がずらり。

立場、
教養、
批判するときは批判するという個性が見える人も多数いるので
そのお眼鏡にかなうということは
やはり学び深いということなのだろう。

そして、この前聞いたばかりの
このTAKRAMRADIOが、
もうメディア欄に掲載されている。

動きも速い。

前提が瓦解していく

そう渡邉康太郎さんが言っていた。

馬は乗るもの、
見るもの、
手なずけるものという前提がある。

ここではその前提どおりのことはせず、
馬から学ぶというアプローチをとる、
乗り方や手なずけ方は教えてもらえない。
ということなのだろう。

参加者で試行錯誤しながら触れ合っていく。
『馬は何でいいか、懐かない。』
と言っていた。

もちろん、野生動物に比べればなつくのだろうが、
犬などのなつきやすい動物に比べれば格段になつかない。

そのため、
手なずけるという部分では
決まったメソッドは無く
(それでも少しはあるのだろうが)、
自分で試行錯誤していく必要がある。

これがまさに、
“ホース(に)コーチング(してもらう)”
ということ。

馬はミラーニューロンが多い

小日向さんはミラー細胞という表現をしたが
ミラーニューロンが多い。

ミラーニューロンは人間でいうと、
相手がした動作を真似してしまう
脳の神経細胞。

相手があくびするとあくびをする、
相手が水を飲むと水を飲むという
経験を体感することは多いのではないか。

馬としても、
相手(馬から見ると相手の馬)の
動作を真似するということ。

例えば敵が現れると、
逃げるのが得意な馬が動き出し、
それに連れて他の馬も最良の方向に
真似して逃げ出すということではないか
と番組内で言っていた。

他者を理解する

理解し合えない他者を理解するという場としてみると
とても学びがありそう。

対人間とすれば、
攻撃性や意図や恣意性があり、
自分の行動に対する相手の出力が計りづらい。

何をすればこう返ってくるというのが
理解しづらい。

しかし馬の場合は、
余分な意図や恣意性がない
という利点があるのでは。

純粋な推量や推定、
そして試行錯誤を試すため、
馬は最適。

ただ、
その先には人間だったり
自己の思考を深めるという
意味合いはあるのだろう。

こういうのに
お互いを深め合える
大人の友達同士で行ける
というのは素敵だな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?